5月10日(火) いちじ のち
花畑 畝マルチ、3畝。ゴボウ用に、砂地の強い所に畝を立てる。
秀畑 ジャガイモ追肥。消石灰を散布。雨が降るので、雨肥として、カルシウム(Ca)の追肥。
話を続けます。
昼過ぎ、見たこともない叔母さん(お祖母さん?)がやってきました。先生や、奥さんとは、旧知の用で、親しそうに話し合っていました。その話によると、私のこれからの、猫生は、この叔母さんの所で、生きてゆくことになるらしい。移動用のバスケットに入れられ、慣れるまで、これを使って、と、奥さんが言い、叔母さんは、しばらく借りておくね、といっていた。そこで、三人の話を聞いていると、私の、猫生は、このように決まったらしい。
大家さんは、猫は大好きだが、自分で飼うことはできないらしい。せいぜい、母のノラに、毎日の餌をやるだけで、精いっぱいだという。生まれたばかりの、私をかわいがってくれたが、独り立ちできるようになったら、これ以上一緒にいると、情が移り離れられなくなると、先生の所に連れてきた。猫好きの里親を、探してほしいと。そして、後ろ髪を引かれる思いで、帰って行ったのだという。
一方、私を引き取り、一緒に暮らしてくれる、新しい里親は、先生に、猫の子供を、探してほしいと、頼んでいたのだそうだ。その家には、猫もいるし、犬もいるのだそうだ。犬は3匹、猫は2匹もいるそうだ。それでいて、どうして、また新しい猫を探しているのだろう。話によると、今まで、多い時は、20数匹の猫を飼っていたという。しかし、今では、病気などで、長く生きれない猫が、多くなり、新しい「血」を入れたいのだそうだ。それで、私が選ばれることになった。
少しばかりの、不安はあったが、どんなところだろうと、期待に胸を膨らませて、バスケットのまま、車中の猫となった。