motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

中秋節の台湾旅(1日目後半)

2018-09-27 17:19:13 | 旅行

台北駅前からの後半です。
駅前には過去に活躍した機関車と気動車が保存されています。





日本統治時代に762mmゲージの路線で活躍した車両です。
気動車の方はロッド駆動式。時代を感じる。


台北駅から捷運{MRT}に乗ります。
桃園機場捷運もそうなのですが、捷運(MRT)っていうのは日本で言う地下鉄、またはそれに類する都市型の交通機関をまとめて言う言葉になります。
必ずしも地下を走るものだけではなく、BRTや新交通システムなんかもこれに含まれます。
日暮里舎人ライナーやゆとりーとライン、ニュートラムみたいな感じの地下鉄と一体にネットワークを形成するのりものまで含めて捷運(MRT)と呼ばれるわけですね。


捷運に乗るにあたってきっぷを購入。
ICカードを買うか迷いましたが今日はフリーパスを買ってみることにしました。
地下にある捷運淡水信義線の有人窓口で購入できます。
種類は1日券、24時間券、48時間券、72時間券と用意されているのでそこさえ伝われば言葉に自信がなくても購入できます。

「Hello!I want to buy 24h Pass!」とか喋れれば多分大丈夫です。スマホでホームページ画面見せながらってのも間違いがなくていいと思いました。

24時間券もICカード製です。日本では磁気カードが主流ですがここは1回乗車でもきっぷではなくICトークンの購入となり、全ての乗車券はタッチで通ります。




トークンは出場時に改札に回収されてしまうので手元には残りません。それならばと乗らないけど収集用に買ってみました。
紫のが桃園捷運、グレーのほうが台北捷運のものです。桃園捷運は車両がデザインされていていいですね。






それでは、淡水信義線で1駅、台大醫院駅で下車。たった1駅なので地上に出れば台北駅が見える範囲です。


駅から歩いて5分ほどすると、教科書にも載ってる有名な建物、台湾総督府が現れます。
現在は中華民国総統府として使われているそうです。


周辺には歴史的な建物が多く残されています。
こちらは台北府城の門の一つであった東門。ロータリーの中央に残されています。


こちらは中正紀念堂と自由広場。中華民国初代総統の陵墓をはじめとした施設とのことです。
今回は外からちらっと見るだけ。行きたいところが多いのです。




1駅分歩いていました。中正紀念堂駅から淡水信義線で今度は北上。






北投駅で乗り換え、新北投支線で1駅の新北投へ向かいます。


新北投駅。かなり立派な駅。


台北捷運や台鉄の駅の改札付近にはだいたいこれが設置されていて驚きました。無料の充電スポット。




駅前の風景はというと…なんだこれは日本じゃないか。
大戸屋まで進出しているとは…


少し進んで、今回のお宿へ向かいます。
ここは、日本統治時代に開かれた温泉地である北投温泉。硫黄のにおいが充満していました。


歩いていると、加賀屋を発見。
日本の加賀屋がやってるちゃんとした旅館で、お値段は日本同様にどっひゃーするそうです。


温泉街には天主堂もありました。なんかすげぇ。




今回宿泊したのはこちら、鳳凰閣温泉會舘。


フロントでは全然喋れず、Google翻訳とパスポートを提示。
英語は喋れるか?みたいに聞かれたので「English,so-so…」とか言ってなんとなくチェックインを済ませました。
ガバガバ英語でも親切に説明していただきフロントの方々には感謝しかありません。




ここは比較的安かったって言う理由で選んだのですが、部屋の個別のお風呂でも蛇口をひねれば温泉という最高な設備でした。
やや濁った温泉、硫黄臭がすごくて効いてる感があります。


さっとお風呂浴びてから、荷物を置いて再度街へ。
この旅館、チェックインの時にシャトルバスサービスがあるから使うんやったら言うてやという感じの説明をされたのですが、新北投まで15分くらいで歩けるし駅から公衆電話かけるのもよくわからないし…
駅まで歩いていこうとしたのですが、追っかけてきてシャトルを出してやるから乗ってけよって感じで乗せてくださいました。
公式案内では新北投駅前のこの辺でシャトル待機してるからな~と地図が描かれているのですが、支線に乗り換えて1駅行くのあれやろってことなのか北投駅まで送ってくれました。
「Return,Call this number,Public phone.This Place!」とかいう感じの文法破綻英語で、帰るときは公衆電話でかけてや~場所は今いるここなって相互確認をしました。
何度も言いますが旅館の方々ありがとうございます。謝謝。




向かった先は士林夜市。台湾のナイトマーケットの中でもとくに有名な場所です。
士林駅で降りましたが、夜市最寄り駅は隣の剣譚駅だったんですね。歩ける距離なのでいいですが。
大須商店街に行こうと思ったけど大須観音駅より上前津駅の方が近かったのかよーって感じの立地ですね。


とにかくでかい唐揚げを購入。顔の大きさよりでかいくらいなのに値段は70元。日本円で256円ほど。やっす!
でかいだけでなく、味付けが日本と若干違うハーブ系の味わいでおいしかったです。

ただ、これで満腹になってしまいました。計画性がない。


少しあたりをうろうろしてから、唐揚げ味の口に飲み物が欲しくなりました。
本場のタピオカミルクティーを購入。アレンジなしの一番普通のやつ。

普段タピオカってあんまり飲んだことがないんですが、なかなかおいしいもんですねこれ。
実が甘くてもちもちしてておいしかったです。


そんな士林夜市、なかなか楽しめました。大して食べてませんが。


帰りは剣譚駅から乗車、北投からはシャトルバスサービスを呼んで宿に戻りました。

ここからは買ってきたものやらのご紹介。


台北捷運で見つけた駅スタンプ。
日本のJRのものよりだいぶ小さめです。


こちらはコンビニで買ってきたお菓子。
本家ポッキーと並べて売られていたこちらはCITY城市一族というお菓子。
比べちゃうとポッキーの方がチョコがおいしいなぁと思う程度で、普通に食べれる味でした。
アジア近隣はいいですがちょっと遠くの国だとチョコの油が違って無理だわってなることありますよね、その点は大丈夫でした。




もう一つ面白いと思ったのがこちら。牛乳売り場においてありました。
コーンフレークと牛乳を一緒に販売するとは、日本じゃあんま見たことがない販売形態です。

食べてみると、普通においしい。
ただ、浸して食べることを前提に作られているらしく、コーンフレークはそのままではやや硬め。
また、牛乳はあらかじめたっぷり加糖されています。シスコーンに牛乳かけて食べた後に残った牛乳の味って感じです。
それぞれ単品だとうーんって感じですが合わせるといける味でした。

一つ補足情報。
台湾のコンビニは基本的に袋をくれません。欲しい場合は有料です。
逆に、毎回タダでもらえる日本が異常なのかもしれないですが…


こんなのを食べながら、どうせわかるわけねぇやと思いつつテレビをつけてみるとチャンネル数が100を越えてて驚きました。
どうやら、無料放送が5つほどしかなくどれも大して面白くない(らしい)のでかなりの率でケーブルテレビ的なのに加入しているとのことです。
その放送局数の多さから、ザッピングしてみると5つほど日本の放送に字幕を付けたチャンネルを発見。
NHKも映りますし、アニマックスでは暗殺教室を放送していました。


丁度面白いのがやっていたのでこれにしました。
台湾の北投温泉にいながらHTBで大泉さんが見られるとは!
水曜どうでしょう…ではなく、「おにぎりあたためますか」という番組の「オクラホマの北海道完全制覇の旅」というやつでした。面白かった。

台湾ではこういった形で日本のテレビを視聴する方が多く、それ故日本に親しみを持っている層が多くいるとも聞きます。なるほどなぁ。

そんな感じでHTBの大泉さんのボヤキを見ながらおやつを食べ、再度温泉に入ってから寝ました。




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中秋節の台湾旅(1日目前半)

2018-09-27 01:55:35 | 旅行

5連休がもらえたので前々から行きたかった台湾に行ってきました。

しかし、先日の台風で"タンカーがぶつかったんかー"事象発生により関西空港が孤立。
旅行開始日数日前に関西空港線再開しましたが、飛行機予約時にはもっと影響は長引くと思っていましたし直前の変更ってのもなかなか厳しい。


ということで、まずは新幹線で博多へ移動し、福岡空港から飛ぶこととなりました。
空港内では「関空以外使うの初めてやわ~」「ほんまそれな」といった声がちらほらと聞こえてきたので同じ状況の人もそこそこ居たみたいです。




福岡空港といえば博多駅から地下鉄でたった2駅。国際空港としては非常に市街地に近い立地と聞いていましたが、駅から直結なのは国内線ターミナルだけなんですね。
国際線ターミナルは滑走路を挟んで向かい側、無料シャトルバスに乗りかえる必要があります。


チェックインカウンターへ向かうと、なんともかわいらしいディスプレイ表示が。
サンリオデザインジェットを数多く飛ばしているエバー航空らしい素敵な計らいです。


台湾に飛ぶには、Peachなどの格安航空ももちろん選択肢にあったのですが、以前関空でこれを目撃していたので折角ならエバー航空を選んでみようと思いまして。
台湾を拠点とする航空会社ですし、なによりかわいい。


ただ、スケジュールを見てみると、直近1週間のうち私の乗る9/20の便のみ一般機材…
とはいえこれだけの率でサンリオデザインジェットが充てられているなら帰りは乗れるでしょう。


チェックインカウンターで手続きを終、搭乗券(という名称であってますかね?)をゲット。

なんだこのかわいさは、やばい。




一般機材ではありますが案内表示や搭乗券にサンリオキャラが多用されてて素敵でした。これは人気出ますわ。


制限区域内の待合ベンチ。かなりの席に充電コンセントが供えられているのは画期的だなと感じました。


飛行機に乗り込みます。
今まで飛行機に乗ったことがあるのが、修学旅行で沖縄往復と半年前に韓国から帰国する際のみ。
その韓国旅行が初の一人飛行機だったわけですが、大韓航空系の格安航空会社ジンエアーを利用したことや路線距離の短さなどから機内食はありませんでした。
ただ、今回の福岡→台北桃園は機内食あり。
人生初機内食にちょっとテンションが上がっていました。




提供されたのはこちら。
メインはカレーライスですね。温かくておいしい。からめ。
上段の真ん中のお皿は、リンゴ(衝撃!)とポテトと結構辛いチキンのなにか、サラダかな?うまい。
リンゴ入ってるの見えてたからデザートなのか…?
いやでもチキンのってるしなぁって迷いました。
左上のやつは多分デザート。甘い系。
パウンドケーキに半分ジャム化したレーズン的なのがかかってて美味しかったです。

機内食って噂だけ聞いてる分にはもっと犬の餌みたいな扱いかと思ってましたが、ごはんは温かいし肉も柔らかくて美味しかったのがちょっと驚きました。
美味しかったです。ごちそうさまでした。

機内食おいしいランキングとか検索してみると、毎年上位10社には入るくらいにエバー航空は高い評価を得ているようです。
また、食文化が比較的近い国なので日本人でも受け入れやすい味というのはあるのかもしれません。




残念ながら見たい映像コンテンツはなかったのでスカイコンパスを表示させつつガイドブックやらを読んで時間を過ごします。


あと、やっぱり窓側が確保できるといいですね。この眺め。
隣が空席ってのもあってゆったりできました。



2時間20分ほどで台北桃園空港に到着。
隣にはサンリオデザインジェットのサンリオファミリージェットがとまっていました。

あと、時差を体験するのも初めてでした。韓国は時差ないので。








機場第二航廈から桃園機場捷運に乗って台北駅へ出ます。
先頭車の乗車位置で待っていたのですが前面展望はできませんでした。
空港から台北まで早く行く「直達車」の台北方先頭車は台北駅でのインタウンチェックインの受託手荷物をそのまま運ぶ荷物車となっているからです。

日本で言うと、関空特快ウイングがなんばOCATで、特急はるかがK-CATで受託手荷物を積み込んでいたのと同じ感じですね。今はないですが。


台北駅から先は次回記事にしたいと思います。
書きたいことが多くて時間かかるかもですが…




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