本日は3/16、ダイヤ改正の日です。
ということで、おおさか東線の新規開業区間に乗ってきました。
本日より開業ということで見慣れない駅名が並びます。
新快速に乗っている限りは出会うことがなかった緑色の201系。
さておおさか東線に乗って南下しまーすと行きたいところですが…
今回のダイヤ改正でおおさか東線と同じく目玉の一つであるAシートを連結した新快速が運転されている時間帯であったためそちらを待ちます。
表示器でもAシートの書体が再現されているのがすごいなぁと感じました。
新快速野洲行がやってきました。
この列車の前から4両目にAシートが連結されているのですが、これもうわかんねぇな?
連結位置に行ってみるとこんな感じ、青色の帯を纏った姿に改造されています。
初日ということもあってデッキ部分には空席待ちの人がたくさん。
リクライニング対応の有料座席を装備する際に中間ドアを埋める改造がなされており、125形みたいなサイドビューをしています。
さて、おおさか東線ですが…
記念式典の時間が近づいてきたのもあってどんどん混雑が激しくなっていきました。
おおさか東線の開業に合わせ、下り関西空港方面の特急列車の発着ホームは3番のりばとなっています。
この移動は休止ホーム使用再開に伴うのりば改番の際に先行してなされていましたが、やっぱり違和感が…
はるか号は新大阪11番のりばからって感覚が未だにありまして。
記念式典の会場横を抜ける久宝寺行。
記念列車としてヘッドマークを掲げた編成が充てられていました。
こちらはおおさか東線北部区間開業に伴い新大阪発着に切り替えられた直通快速。
今までは北新地経由尼崎へ向かっていましたが、そちらの経路は廃止となりました。
新大阪駅ではスマイコちゃんがお出迎えをしていました。かわいい。
ただ、背景になかなかマニアックな車両を持ってきますね…
新規開業区間に乗車します。
まずはなんとなく気になったのでJR野江で下車。
通過列車の案内があったので待ってみましたが、改装の207系でした。
直通快速の送り込みか何かでしょうか?
元貨物線を旅客化した路線という事情もあってやはり駅前広場はなく、急に道路っていう構造になっています。
周辺が既に宅地化されている状況で駅を新設しようとするとこうなることがやっぱり多いですよね。
新規開業区間をとりあえず全部乗るために鴫野へ。
おおさか東線自体は昔から城東貨物線として存在していたので、そこに新たにホームをつけ足した格好になります。
そのため、外側からホームを見てみると昔からあるコンクリ高架橋にホームが後付けされている様子が分かるかと思います。なかなか面白い。
再度新大阪方面の列車に乗車します。
初日のうちに各駅行ってみてもいいと思ったのですが、なんというか…
各駅じっくり見る時間もないし疲れるだけじゃないですか
おまけに風が冷たいし花粉は飛んでるしあんまりお外に出ていたくない。
非常に意識の低いマニアな気はしますが、とりあえず初日のうちに乗っておきたいとは思いましたが全駅降りるのは今度でもいいかなぁと。
折角なら改札出て駅舎撮ってとんぼ返りじゃなくて周辺を散歩する余裕が欲しい人なので。
ということでどこで降りるかという話なのですが、おなかが減ったのでJR淡路で下車することにしました。
ここは阪急淡路駅が徒歩圏内なので阪急の駅を中心とした商店街が発展している駅です。
腹が減っては戦はできぬ、ですからね。
ここの駅は昔から駅設置計画があったんでしょうか?
駅前には比較的広い用地が確保されていました。
お昼は前から気になっていたけど一度も行ったことなかった大阪王将にしてみました。
餃子定食を注文。餃子が2皿のダブルも選べるようですが1皿にしておきました。
いやぁ、おいしかったとスープを飲み干そうとしたところ「遅くなってすいません」とレバニラが。
ご飯はなくなっちゃったので単品で食べました。これもうまい。
値段的に最初の内容だけでも十分だと思っていたのでまだ来るかとは思っていませんでしたw
どうしても餃子の王将と比べがちですが、食レポ下手な私からしたらどっちもうまいと思いました。
ただ、今回の大阪王将で出てきたキムチが辛すぎず程よい味変になってくれてよかったなと思いました。
淡路は今までやっぱり阪急でしか来れない町って感じがあったので、新大阪からJRで来れるってのはでかいなと感じました。
さて、駅巡りは疲れるしはよ梅小路京都西だけ寄って帰ろうかと考えながら駅へ向かうと、こんな看板を発見。
おおさか東線開業記念ということで淡路の商店街でイベントをやっているみたいです。
お?機関車公開と書いてあるではないですか…!
淡路で機関車といえば、以前来たことがあります。
国鉄の生み出したマンモス機関車EH10が淡路に保存されているんですよね。
あれの車内公開をやっているだと…!行かねば!
やっぱり柵が迫っていて撮りづらいですが、おおさか東線開業記念ヘッドマークを掲げたマンモスがいました。
公開イベントは13:00からということですがついたのがちょうど5分前くらい。
並んで待っている間にも解説文が掲げられていてとてもよかったです。
名物?の「気かん車」表記…
大きな二枚窓の運転台の内側へ。
ダイヤは流石に当時に物ではないようで、奈良電車区佐保入出庫ダイヤのようでした。
この無数に並ぶ機器類、めっちゃかっこいいですよね。
運転台のこのギラリと輝くマスコン、惚れ惚れします。
綺麗に整備していただいて「EH10マンモス保存委員会」さんには感謝の限りです。
とてもいいものを見せていただきました。
お礼といってはあれですが、オリジナルグッズを購入させていただきました。
おおさか東線開業記念のこのデザイン、めっちゃかっこいい。
収益は機関車の修繕費に充てられるそうです。
今後も綺麗な姿で保存していただきたいのでこういった形ですが僅かながら貢献できたらいいなぁと思いました。
全国で活躍したものの保存されているのはこの1機のみという希少な存在ですし。
修繕費にしてもらう目的もですが、純粋にグッズのクオリティがとても高いんですよね。
このクリアファイルのデザインやばいですよ。
偶然降りた駅で偶然知った訳ですが、これはとてもよかったです。
その後駅へ戻り、再度新大阪へ。
おおさか東線の0キロポストは新大阪駅に設置されているんですね。知らなかった。
最後に、嵯峨野線に開業した新駅「梅小路京都西」駅へ。
京都鉄道博物館の最寄り駅であり、小さな子供やベビーカー利用の家族連れが多い事情が考慮されている
…のかは分かりませんが、嵯峨野線では初のホームドア設置駅となっています。
また、この駅特有かなと思ったのが子供用のトイレ。
イオンとかで見たことはありますが駅で見ることってあんまりないですよね。
改札を抜けると鉄道博物館が目の前に。
こちらが駅の看板。
どう見ても梅のマークが取り付けられそうな空白があるんですが、これはいつ着けるんでしょうか?
この駅の開業に合わせて、丹波口駅から梅小路貨物駅方面へ伸びていた山陰連絡線跡が遊歩道として一部整備されました。
意外と線路や標識類はそのまま残っているんですね。
遊歩道になった区間でも勾配標などが意図的に残されており面白いなぁと感じました。
この遊歩道から嵯峨野線を見ると、うまい具合に背後に東寺が入るのはびっくり。
高架の塀で床下は隠れてしまいますが、京都らしさを感じられる撮影地としてはよさげだと感じました。
梅小路京都西駅のホームですが、昔ながらの木製長椅子が設置されているのは流石だなと感じました。
京都鉄道博物館最寄り駅であることを意識してそうなこのこだわり、私はとても好きです。
清掃の手間とかを考えて実は木目調のシートが張られているとかかと思っていたのですが、本物の木を使っていたのが驚きでした。
絶対これこだわって作られてる品ですよね。すごいなぁ…
そんな感じで帰宅しました。
正直、ただ新しく変わったところを回るだけなら判で押したように他の方々と同じ記事になっちゃいますし…
記事にするほどでもない内容になっちゃうなぁと思っていましたが、予定外にマンモスの見学ができて変化球が投げられたのではないかなぁと思っています。
いやぁ、かっこいい。満足。
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