雨が強くなってきて非常にコンディションがよろしくないですが、定番観光地の宮島へ行ってきました。
宮島へ渡るときの究極の二択ですが、今回は宮島フェリー込みの広電乗り放題パスを持っているので迷わず松代汽船に乗船。
営業妨害もお手の物、シカさんが堂々と道を歩いていました。
宮島はあくまでついでで来ただけなのですが、折角なので牡蠣のどて串を食べることにしました。
写真で分かると思うんですけど、牡蠣ってやっぱめっちゃうまいんすよね。買って正解でした。
宮島名物のあなご飯も食べたかったんですが、値段がけっこうするのでためらってしまいまして…
帰りのフェリーの車内でもみじ饅頭は食べました。おいしい。
JRの宮島口駅に到着。期間によっては瑞風の立ち寄り地にもなるため綺麗に改装されていました。
ここで帰りの新幹線を含めてきっぷを購入。
宮島口駅みたいな観光客が多そうな駅でもみどりの窓口が廃止され、遠隔オペレーター機能の付いたみどりの券売機プラスに置き換わっているんですね、予想外でした。
そんなみどりの券売機プラスの角に貼ってあったこちらの掲示。
「自由席特急券の有効期限を平成26年4月1日から当日限りに変更します。」というご案内。
今回も1987年当時の復刻版時刻表より引用。
たしかに、当時は自由席特急券は2日間有効だったようです。
こうなっていたのには絶対理由があると思うのですが、そこまではよくわかりませんでした。
恐らくですが、夜通し走る自由席連結の特急列車が設定されていたことが要因だったのではないかなぁと思います。
私が予想する原因は以下の2点になります。あくまで予想となってしまいますが…
1.実質的に後続列車扱いとなっている翌日未明の列車に乗車
ただ、指定席での乗り遅れに関する規定は今も昔も当日の後続列車の自由席、と書かれています。
2日間の根拠が、最終のにちりんに乗り遅れたため後続のドリームにちりんに乗車するといったパターンについてなのかなぁと思っていましたが、そうじゃなさそうです。
あくまで時刻表ピンクのページで見る限りの話なので、もっと詳しい約款を読めば変わるのかもですが…
2.日付が変わる特急列車の途中駅から乗車
もう一つの予想がこちらです。乗車券類は有効期限が失効しても途中下車しない限り着駅まで使用できる継続乗車の規定があります。
このため、乗車中に日付が変わってしまう場合は特急券の着駅まで問題なく使用できるのですが、乗る前に日付が変わってしまう場合その時点で無効となってしまうはずです。
例えば、小倉23:52発 宮崎㋵6:25着のドリームにちりんに乗る場合、この通り乗車すれば乗車中に日付が変わったところで継続乗車の扱いを受けられます。
それに対し、何らかの都合で行橋(㋵0:11発)から乗車することになったとすると、有効期限1日であれば規則上はそのままのきっぷでは乗車できないことになるはずです。
乗車変更をしていないきっぷであれば変更すれば済む話ですが、窓口が閉まっていたり結局同額だったりと煩雑になる気がします。
現在でもこういった列車は存在しています。例えば最終の特急やくも29号は安来23:57発 松江㋵0:13発 出雲市㋵0:37着です。
しかし、日付が変わってからの停車駅はごく僅かと思われること(但し、このやくもは米子・松江→出雲市の最終を兼ねる)及び乗り継ぎ割引の日数が裏技的に1日増えてしまう制度の欠陥からか不要と判断されたものと思われます。
調べるうえで、自由席特急券のみ2日間有効であったため乗り継ぎ割引の恩恵が1日後でも受けられるなどといったそういう内容についての記述は多く見られたのですが、ぞの大元の理由について全然書かれていないのが不思議に感じてしまいました。
宮島口駅から西へ、まずは岩国行きの列車に乗車。
今ではこの駅に黄色い電車は来なくなったんですよね。全部227系RedWingっていうのが未だに慣れないです。
岩国から先、なんだかんだ乗る機会がなかった岩徳線に乗車。
非電化ローカル線の定番、キハ40系です。
途中の欽明路駅で途中下車。
旧山陽本線の名残を感じられる長い有効長を持つホーム…などは一切ありません。
柳井線の複線化で山陽本線から切り離され岩徳線になった後に追加で開業した駅であるため、長くて4両程度の簡素なホームが設けられているのみの無人駅になっています。
欽明路駅から徒歩10分程度、山口県の名物レストラン(?)のいろり山賊玖珂店が見えてきました。
山の中で一か所だけ光量がおかしいぞ…
あいにくの雨だったので屋外で食事されている方は居ませんでしたが、いろんなところにテーブルが置かれていて不思議なお店でした。
人気のお店なので混んでいる&一人で入れる雰囲気のお店ではないことを察知。
しかし、お持ち帰りのお弁当などを売っているということなので助かりました。
山賊弁当を注文しましたが売切れだったので、山賊焼きと山賊むすびをそれぞれ単品で購入しました。
すっかり日の落ちた欽明路駅へ戻り、徳山まで乗車します。
さて、ホテルに帰って開封しました。
めっちゃでかい肉とめっちゃでかいおむすび。
開けてみると、この大きさ。やばい。
骨付き肉は正直食べづらいですが、難しいこと考えず、食え!って感じでワイルドでした。流石山賊。
山賊むすびは普通のおにぎり4個分くらいの大きさに鮭、昆布、梅の3種の具材が入っています。でかい。
2品だけですがめちゃくちゃでかいのでこれだけでおなかが膨れてしまいました。
コンビニで味噌汁と小さめのお弁当を購入していたのですがそちらも追加で食べたらえらいことになりました。
満腹なので翌日の朝昼に食べたのですが、セブンイレブンで買ってきた山賊むすび、及び姉妹品といえる海賊むすびのご紹介もしておきます。
過去に何度か取り上げたセブンの山賊むすびですが、やっぱうまいですね。
本家を食べた後の食べ比べとなりますが、本家よりこっちの方が個人的には好きでした。
大きさはセブンイレブンの方が小さめで普通のおにぎり3つ分程度、山賊むすびの具材は同じものが使用されていますが牡蠣醤油だしが効いたごはんが美味しかったです。
本家は多分標準の白ご飯だとおもいます、また握りが強めなので大きさに加え密度が高くかなりボリューミーといった印象でした。
食べなれた味に近いということで美味しく感じている点もあるかと思いますが、基本的にはセブンイレブンの地域限定品としての山賊むすびの方がおいしいかなぁと思いました。
ただ、本家の具材は外側に寄って配置されているのに対し、セブンイレブンのものは他のおにぎりと製造工程が共通なのか中央部にまとめて配置されています。
そのため、3つの味を個別に楽しむといった意味では不利かなぁと思います。
全体的には、買いやすさとか含めてセブンの地域限定品で十分かなぁと感じちゃいました。
海賊むすびもおいしかったです。
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