さて、今年も薬王寺参りをしてきました。
こんぴらさんの翌日に特急やくおうじに乗って薬王寺に行くという流れは昨年とほぼ同じなので正直記事を書く気が薄かったりします。
厄落としに効果のある四国八十八か所のお寺、各段に硬貨が撒かれているのが特徴的です
ということであまり変わり映えはしないので昨年の記事をこちらに置いておきますね。
ただ、何度来てもいいところではあります。
瑜祇塔から牟岐線の列車を撮影。薬王寺に来ていることを表現しようと幟を入れてみましたが、引きすぎて存在感が薄くなってしまいました…
また、今回は時間があったので周辺の散策などもしてみました。
行き帰りとも特急やくおうじ号を利用。
去年は国鉄色のキハ185系に乗車できましたが、今年の1/2は四国色+剣山色でした。
2020年でも1/1は国鉄色で運転されたようなので特に決まっている感じではなさそうです。
車両こそ昨年と同じキハ185系2両ですが、実は去年と運行形態が大きく変わっています。
こちらは去年の写真。高松~徳島で定期の特急うずしお9号に連結し、下り方向のみですが高松から日和佐まで乗り換えなしで行けることが売りでした。
前2両にやくおうじ号を連結し、後ろ3両が徳島到着後特急剣山に回されるゆうゆうアンパンマンカー組み込みのうずしお号という堂々5両編成。結構かっこいい編成でした。
しかし、今年は高松発ではなく徳島発の単独運転。行先も日和佐行から(日和佐経由)牟岐行に改められました。いやそれって特急むろとというのでは…?
これに関してですが、おそらく2019年3月ダイヤ改正で牟岐線がパターンダイヤ化されたことによるものかと思われます。
それまでの"汽車ダイヤ"を改め、徳島駅を毎時0分30分に出る分かりやすいダイヤにして使いやすくしたのですが、高徳線のダイヤは大きく変わっていないので特急がそのまま直通することが難しくなったようです。
パターンダイヤは確かにわかりやすくて使いやすいのですが、パターン化されていない路線との接続が取りにくく、そちらに合わせてしまうと見事にパターンが崩れてしまうという難点があります。
米子と境港を結ぶ境線もかなり早い時期にパターンダイヤを導入したものの、岡山方面からの特急やくもの数分前に逃げるように発車してしまうなど不便な点が目立ち改称されてしまったはずです。
そのあたりが今後どうなっていくのか気になるところですが、こちらは境線と違って阿南までは毎時2本が確保されているのでそこまで深刻なことにはなっていないのかもしれません。
また、今年から大きく変わった点として全車自由席から一部指定席に変更された点が挙げられます。
車内の混雑率を見る限り全体で7割程度の乗車なので、満席御礼の指定席より自由席の方が快適な気もしましたが…
四国の特急ではおなじみの、前4列16席のみを指定席区画とするやり方で運行されました。折角なので行きだけ指定席を確保。
なにがいいって、券面に列車名が残ることなんですよね。これ大事。
これを目当てに指定席を押さえた方も一定数おられたのではないでしょうか?
昨年の徳島行やくおうじは快調に走ってくれていましたが、今年はパターンダイヤの間を縫って走る必要があるため交換待ちが数回発生します。
途中の桑野駅では15分の停車、えぇ…(呆然)
半ば撮影会と化していたのでオタク的にはよかったのですが、これで特急というのはちょっと厳しい設定だなぁとも感じました。
桑野駅は四国八十八箇所の1つ、太龍寺の最寄り駅。
ここからバスかタクシーで10kmほど進んだ先にあります、ちょっと遠い。
到着の際に揺れ止めに当たってずっこけるロープウェイ、どうでしょう藩士的には乗ってみたいんですよねぇ。
そんなわけで徳島へ帰ってきました。
お昼には徳島ラーメンを。昨日夜に行った麺王は結構な行列ができていました、おいしいもんね分かる。
今回は駅から眉山の王へ少し歩いたところの徳島ラーメン大孫(だいそん)さんへ。吸引力の変わらないやつを期待。
徳島ラーメンとライスを注文しました。おなか減った。
ラーメン1杯600円というお安さが徳島流。醤油ベースの濃ゆいスープに麺が絡んでおいしいんですよねぇ。
濃ゆい味なので一緒に頼んだライスも進みます。嬉しいのがライスお代わり自由なところ。
加えて、卵も使い放題でかなり満足度が高かったです。
徳島ラーメンは個人的には麺王が一番よく行くのですが、卵サービスは東大と同じサービスですね。
お気づきかと思いますが、ライスお代わり自由で卵使い放題ということは無限に卵かけごはんができるバグが発生するわけです。
まずはそのままラーメンを、白ライスとともに。
次にラーメンに卵を割ってマイルドに。これも白ライスが進む。
満足したところで〆の卵かけごはん。スープをお供にする贅沢。
おいしかったです。ごちそうさまでした。
こちらのお店はラーメン以外のメニューも豊富で、単品で中華料理があるだけでなくハンバーグの定食など割といろいろ提供しているみたいでそのあたりも驚きでした。
その後、折角フリーきっぷを持っているんだからと意味もなく特急剣山で吉野川を見つつ阿波池田へ。
新型2700系の特急南風で高知へ向かいました。
がっかりスポットとして有名なはりまや橋ですが、鉄道ファン的には楽しい場所ですよね。
夜なので撮影には苦戦しましたが、見ていて飽きない交差点でした。
豊橋鉄道や富山地方鉄道などと同じ低床車に乗って高知駅へ。
2,020円で乗り放題のきっぷは1日と2日の分しか購入していないので、2日のうちに本州に近いところまで戻っておこうと思い特急しまんとで高松へ向かいました。
つづく。
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