HELLOSCOOTERで浦和美園に抜けてから南北線経由で東京へ戻ってきました。
20時を過ぎてしまったため飯屋もろくに開いておらず、悲しいなぁ…
東京駅丸の内駅舎の明かりは消されていました。代わりに光り輝いているのはこのオブジェ。なんの皮肉かな?
東京の高速バス乗り場として知名度が高い鍜治橋バスターミナルにやってきました。実は来るの初めて。
ここも規制がかかっており出発20分前まで立ち入れないようにする措置が取られていました。
そのため門の前の歩道にたむろする人々。これは逆効果なのでは…と思ったり。
乗車するのはこちら。海部観光のマイフローラ号です。
わずか12席のみという超豪華仕様の夜行バス。高級夜行バス界のキングと言っていい存在です。
東京から徳島へ向かう路線ということで、徳島に住んでいるものとしては便利な存在です。
ちなみに、3列シート21人定員と標準的な配席のマイリピート号が同じ区間を10分先行で走っています。
これでも十分快適だとは思いますが、やっぱり「一番いいのを頼む」ですよ。
車内へは靴を脱いで上がります。個室区画になっていて確かに異質な雰囲気を感じます。
ちょっとわかりにくいですが、座席はこんな感じ。かなり快適に倒れます。
座席の背後にはバックシェルが設けられているので後ろに気を使わず全開で倒せるというのはいいですね。
お手洗いも贅沢三昧という感じ。確かに全般に綺麗な作りですね。
ただ、ちょっと気になったのがこのあたり。
完全個室かと思っていましたが、上は開いているんですね。そのためいびき等は普通に聞こえてきます。
あと、各座席にモニタがついているのですが個人的にこれは無くてもいいんじゃないかなぁと思ったり。
電波状況を考慮してかテレビではなくDVDが垂れ流しとなっている状況でしたし、電源ボタンが分かりにくく説明もなかったため前の席の方は消灯時刻後も消せなかったようで明かりが漏れてきました。
あと、座席下は足を伸ばせるようにか空洞になっています。ただ、ここも仕切りが無いため自分の座席の下に荷物を置こうとしたら後ろの人の足が伸びてたなんてことが考えられます。
意外と座席に座っちゃうと物を置く場所に困るので、一旦床に置いておいたペットボトルが転がってどっか行っちゃったのが悲しかったです。
乗り込む際に靴を預け車内はカーペット敷きというのは確かに豪華なんですが、深夜のSA休憩の際にいちいち部屋番号を申告して靴を保管場所から出してもらって…とやっている間通路で立って待つというのを考えると「もういいよ靴のまま上がらせてくれ…」と思ってしまいました。
ちょっと気になる箇所もありますが、座席の倒れ具合は満足でした。
徳島駅のバスターミナルには乗り入れず、少し離れた場所の海部観光バスオアシス前に到着となります。
ここはバスの利用者向けの待合室。到着後にも利用が可能です。
快活CLUB並みの設備とはいえ、夜行バスで到着後にシャワーを浴びることが出来る設備というのはかなりいいなと思いました。しかも無料。
到着時にシャワー設備のあるネットカフェの割引券を配る、みたいな例はありますがあれ行くのめんどくさくて使わないんですよね。
こういう設備面では頑張っているなぁと思いました。
さて、初の高級夜行バスということで期待して乗ってみたわけですが正直思ってたよりは夜行バス感が強いのりものでしたね。
また乗るかと言われたら、値段も考えるとマイリピートでいいかなぁという気がします。
靴を脱いで上がるのとか、モニターがついているのとか言いなぁと思っていたのですが、乗ってみるとどちらも私にとってはないほうがいいと思う結果でした。
まあ、乗ってみないとわからないですからね。乗らずにブーブーいうのは嫌いですし。
そんな合わけで、自販機フェリーに始まり日光街道サイクリング、FOMM ONE、ジャイロキャノピーと回った関東のりもの企画はこれにて終了です。
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