小豆島の美しい景色を見ながらのサイクリング、後編です。
道の駅小豆島ふるさと村を過ぎると、再度山道に。
イノシシの標識って初めて見ました、かわいい。
鹿とか猿は見たことありますが、これは珍しそう。
このまま東へ進んで草壁港へ向かおうかなぁと山を越えたころ、またしても道の駅の看板に遭遇。
折角斜面を降りてきたのに90度向きを変え再度斜面を上り、高台にある道の駅小豆島オリーブ公園にやってきました。
ほんとになんも下調べせずに小豆島に来てしまったので知らなかったのですが、小豆島といえばここというくらい有名なスポットだったみたいですね。
メインの道路からここまでは山の斜面を上って来るような感じで、アシスト機能を借りても勾配きっついなと思いました。
ただ、少し上から見るこの海の感じ、最高ですね。
オリーブ記念館の建物に入るといきなり現れるこの彫刻、いきなりのヨーロピアンにびっくり。
オリーブの女神、アテナ像だそうです。
瀬戸内の温暖な気候を生かして柑橘類の栽培が咲かんって小学校の頃に倣った気がしますが、そんな感じの展示がなされていました。
ただ、西洋から頂いたオリーブをいざ育ててみるとなんか木がボロボロになって枯れていく謎の被害が多発。
本場でもわからなかったその原因。実は日本だけに生息するオリーブアナアキゾウムシの仕業だったのだ!
といった感じの奮闘記が学べる場となっていました。なるほどなぁ。
この建物の入り口入ってすぐ、アテナ像の前にはこんなオシャレなお店が入っています。
前回も触れましたがこの日の気温は5月なのに異例の猛暑で32度。そんな中自転車を漕いでいるわけでめっちゃ暑いのです。
折角なのでオリーブソフトを頂きました。オリーブ記念館に来ているわけですしね。
味なんですが、抹茶ソフトにもう少し甘みを足した感じかなぁと思いました。おいしかったです。
オリーブ記念館の中には、ご自由にどうぞとレンタル用箒がたくさん置かれていました。
そんなに皆さんお掃除が好きなのか、いやそうではありません。
どうやら、実写版「魔女の宅急便」のロケに使われた場所がこのオリーブ公園内にあるみたいです。
こちらがその有名なギリシャ風車。この前で多くの人が箒に跨ってピョンピョンしたり連写パシャパシャしていました。
私は箒で飛ぶこともなく風景としてとっていましたが、それにしてもなんだこの急な西洋感は。
美しい景色がありすぎて困る小豆島の中でもこのギリシャ風車はエンジェルロードと並んで有名インスタ映えスポットみたいです。知らんかった…
周辺にはオリーブの畑が広がります。ここが小豆島で初めてオリーブの栽培に成功した場所ってのもあるのかもですがかなりたくさん植わっています。
海のほうを見ると、丁度高松港へ向けて船が出ていくところでした。
草壁港を16:15に出る内海(うちのうみ)フェリー最終便です。
え、待って最終…?
実はこの後19:00にも高松行があるのですがそちらは車両の乗船のみで徒歩客の乗船不可。うーん…
とはいえ小豆島から脱出する港はほかにもあります。
東に4.8km進むとジャンボフェリーが寄港する坂手港、西に8.1km戻るとさっき通ってきた池田港があります。
ジャンボフェリーの高松東港行き最終は16:50。時間的にはギリ間に合いそうな気がしますが結構な賭けになっちゃいます。
池田港の最終は18:00。時間的にはこっちのほうが余裕があったので戻る格好にはなりますが池田港へ向かうこととしました。
なお、島内から高松への最終脱出は土庄港20:10のフェリーの後にある20:50の高速艇みたいです。
あとは坂手港20:30→神戸港24:00のジャンボフェリーというのもあるんですが、宿に困りそうですね…
そんなわけで残りあと1時間半程度、ちょっと余裕をもって池田港へと向かいます。
なあに、逃したら土庄港へ向かえばいいだけさ(約15km)
改めて自転車を見ていて気付いたのですが、こいつ埼玉県で自転車登録されているんですね、なんで?
HALLOCYCLING自体は全国規模で展開されているのでもしかしたらそっちから移ってきたのかもしれません。
なお、この時点ですでに1日上限の1500円を突破しているのであとは借りた時間の24時間後までは実質無料です。つよい。
それを生かして高松市内へ航走して市内のステーションに返却したらダメなのかなぁとか一瞬思いましたが多分島内限定ですよね。
一日上限があるものの別個体を借りた時点で清算は分けられます。朝のうどん屋までのちゃりだいと合算出来たらなぁとは思いますが仕方がないわけです。
そんなわけで30分ほど前に池田港に到着。わあいポンチョ。
ここから乗船するのは国際フェリー高松行。
残念ながら由来はわかりませんでしたが、なぜ「国際」フェリーなんですかね?
この船はキリンさんが目立つ第32こくさい丸。相棒にパンダさんの船もいるみたいですが前回記事で紹介したようにこの日は検査入りしてたみたいです。
どういうわけがあってキリンなのかと思いデッキに上がってみると、解説の看板を発見しました。
ふむふむ。読んでみましたが本格的にキリンとはどういう生き物なのかの開設しかしていませんね。
船内はいたってシンプルな配置。まあ言うて1時間程度の単距離航路ですからね。
ただ、短い距離でもうどんを湯がく設備を標準装備しているのが瀬戸内航路の特徴。
四国フェリーやジャンボフェリーと同じくこの国際フェリーでもうどんが食べられます。
一番シンプルなおうどんにしました。おいしい。
うどんを食べるのに適した立ち席区画には明らかに後付ですがコンセントが用意されていました。
コンセントの重要性が高まる現代、こういう設備はありがたいなぁと感じました。
うどんを食べて満足。あとはつくまでぼけーっとするだけです。
景色が大きく変わるわけでもなく、何もやることがない船移動の贅沢な時間、結構好きです。
もうすぐ高松港というあたりで日が暮れてきました。
船の上から眺める夕焼けっていいですねぇ。
1時間ほどで無事高松港に帰ってきました。ただいま。
かわいらしいキリンさんをもう一度撮っておこうとみてみると、仲間のキリンさんと並んでいました。
夕日でシルエットになっている海上自衛隊のごっついやつ。よさみでした。
さーて高松市内へと思っていたのですが、海上自衛隊の船を撮る人がかなり多いことに気がつきました。
ガチなカメラを構えている方や、なんか普段見ないものがいるからとスマホで撮影する方が。
珍しそうなのでついでに撮っていくことにしました。
掃海母艦うらが、というらしいです。浦賀というとこは横須賀とかその辺の基地が本拠地なんでしょうか。知らんけど。
船の上では何やら楽しそうにパーティーが開かれているみたいです。
海面にライトを反射させやってくるのは四国フェリー宇高航路。
狭いスペースでぐるっと旋回していたのには驚きました。結構小回り効くんですねこいつ。
薄暗くなっていく空とのこの感じ、いいですなぁ。
まったく詳しくないのでわかりませんが、なんかごつごつしててかっこいい。
「うらが」の後方には掃海艇「つのしま」というのがとまっていました。
そんな感じでいろいろ見てきました。わからんけどたしかにかっこいい。
船内の一般公開は明日からみたいです。外から見られただけでも良さは伝わってきました。
この日は高松駅近くのホテルに泊まりました。
小豆島、とてもいい島、ぜひどうぞ。
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