2019-9/28に特急南風号の新型車2700系がデビューするというので乗りに行ってきました。
以前に特急うずしおの新型車2600系に乗ってきた記事を出しましたが、その2600系を改良した形式といえる2700系、今回は比較する形で2700系をご紹介しようと思います。
事前に時刻表の特集ページで初日の便ではセレモニーを行う旨が書かれていたので楽しみにやってきました。
その関係で、この日のみは岡山駅ののりばを5番のりばに変更していました。
メインのホームから少し離れた位置にあり少々不便な場所であるため普段はラ・マル・ド・ボァ(La Malle de Bois)やアンパンマントロッコなどの専用ホームとなっています。
今回南風号に充てられるにあたり、グリーン車が連結されるようになったのが特徴です。
4両編成で先頭車両が半室グリーン車の合造車、気動車らしくすべてに運転台がある組成です。
置き換え対象となる2000系は中間車がありますがこの2700系はすべて運転台付きで製造されているみたいです。
2600形と外観のデザインで大きな差はありませんが、黄緑色のラインが1本追加されているところで判別できます。
また、2600系で採用された空気ばね傾斜をやめて2000系と同じ振り子気動車となったため車体裾の絞りがややきつくなっています。
ホーム上ではよさこい踊りで歓迎ムード、といった感じでした。
そんな雰囲気の中後ろのホームにはアンパンマントロッコがやってきました。この南風号が出たあと5番のりばを使用し折り返す列車です。
特急南風 高知行と交互に表示がされていました。やっぱり新車なだけあって各部綺麗です。
黄緑のラインがいいアクセントになっています。かっこいい。
その後、JR四国とJR西日本岡山支社のお偉い方と岡山駅長さんの3名でテープカットが行われました。
出発合図の様子も見たかったのですが今回は外からではなく車内から楽しむこととします。
ホームのたくさんの人に手を振り返すという体験もなかなかありません。これはこれで面白かったです。
んまい!
座席はこんな感じ。あれ…2600系よりダウングレードしたのでは…?
全席コンセント装備でもちろん快適なのですが、2600系の座席(上画像)にあった可動式の枕がなくなっています。
あれ結構好きだったのですが、座席間隔を詰めるだとか保守の面から考えると厄介なのかもしれません。
北陸新幹線のE7/W7と似たグレードの座席だったのが素敵だったのですが、まあ仕方ないですね。
また、車両の途中で指定席区画と自由席区画が変わるうずしお号などに充てるために2600形に採用されていた座席上ランプ(上2枚画像)ですが、これも2700系では省略されています。
結局は枕カバーの交換で対応したほうが安いという判断でしょうか。座席未指定券のランプと異なり頻繁に変動するものでもないですし。
瀬戸大橋を渡りうどん県に入国。
琴平駅で下車しました。振子装置の本領発揮はこの先だと思いますが今回はうどんを食べに来たので。
多度津を出て少しの間は振子を使っていたように感じました。そこで速く走っても金蔵寺駅の交換待ちで待つんですよね。
琴平駅。正月ぶりにやってきました。
今回もこんぴらさん参り。
琴平参道のお店が並ぶあたりに、見たことのない風格のある建物を発見。
今年8月に復活したことひら温泉御宿敷島館。
足湯は無料開放されているのが大変ありがたいところです。階段を上り下りした後の足湯は最高っす。
タオルもタダで貸してくれるとは、太っ腹です。
琴電で高松市内へ向かいました。
ばんめしは駅前のめりけんや。美味しかった。
高松駅のお土産屋さんを覗いてみたら、面白い新商品が出ていました。
サンライズエクスプレスにちなんで出雲そばと讃岐うどんをセットにした商品です、面白いこと考えますね。
パッケージもオタクホイホイなデザイン。即購入しました。
<翌日>
HELLOCYCLINGを借りてうどんを食べに行くことにしました。
全然歩ける距離ですが30分200円ならいいですね。
自転車で普通に走れば15分100円で行けましたが、電車を撮ったりしていたら時間を過ぎて200円となってしまいました。
今回やってきたのはうどん屋さんは「手打ち十段 うどんバカ一代」
土曜日の朝9:30頃にきましたが既に20名ほどの行列ができていました。
有名店とのことで店内に多くの色紙が並んでいます。
このお店は釡玉バターが売りのお店。元祖釡玉は鳥越製麺所というところで確定しているそうですが釡玉バターの発祥は定かではないみたいですね。
発症なのかどうなのかはよくわかりませんが、このお店一番の推しが釡玉バターうどん。
今まで丸亀などのチェーン店でも釡玉バターって食べたことなかったんですよね、なんというか邪道な感じがして。
食べてみましたが、バターとペッパーが効いてカルボナーラな感じの味わいになるんですね。うまい。
初めからこんな感じの釡玉ですが生卵とだし醤油が1つづつついてくるので、味わいを変えて楽しむことができます。
追い卵の後醤油を注ぐと、急に和風な感じが強くなってこれもまたおいしい。すごいですねこれ。
麺も程よいこしがあって美味しかったです。ごちそうさまでした。
長尾線の留置車両を見ながら瓦町へ向かいます。
また今回も仏生山温泉へ。
レトロ電車の運転日ではありませんでしたが、貸切運行があるようで仏生山駅に止まっていました。
冷房装置がない関係か、窓が開け放たれており運転台が観察できました。ごつごつしとる。
元々京急で600系としてアクロバティックしていた1070系と並ぶレトロ電車。
そんなわけでいい湯でした。
高松駅へ戻ります。
特急うずしお号にも新型車2700系が投入されているんですね。
となるとN2000の置き換えも意外と早いのでしょうか。
キハ185形の置き換えの方が先でしょうか、今後の動向に注目ですね。
本日二杯目のうどんは高松駅の連絡船うどん。鶏天うどんにしましたが意外とでかくてボリューミーでした。
うどんを食べたのち、現代に残る連絡船に乗り神戸三宮へ。
ジャンボフェリーで4時間半、三宮へ。
昼の航路だと比較的すいているので、ゆったりカーペットでくつろぎながら読書するのに向いています。
今回高松駅で購入して船内で読んだ本についてはまた後日記事にしようと思います。面白い本でした。
霞みがかっていて面白い景色が撮れて楽しかったです。
ジャンボフェリー名物、船内うどん。今回もシンプルなかやくうどんにしました。
出汁がうまいんですよね。高松市内のうどん屋さんと比べても一切劣ることのない、というかこれ食べるために乗るのありだなと思える美味しさです。
夕陽時の明石海峡大橋がこの航路のハイライトですね。
この景色を見るためにうどん14:00→神戸18:35の便を何度も選んで乗っていますがやっぱいいですねこれは。
船内はにゃんこフェリー仕様になっており、猫がたくさん。
夜の三宮の景色もいいですねぇ。また来てみたいです。
駅周辺には明石海峡大橋を渡って運行する本四海峡バスやフットバスなどが盛んに行き来していました。
フットバスの特徴は行先表記がうどん県(高松駅)なこと。公式にうどん県表記が定着しているのが面白いところです。
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