1981年7月25日付ビルボード All American Top40、遂に1位交代がありました。3位から上がっての1位はAir Supplyの"The One That You Love"。Air Supplyですが、これでシングル4曲連続のTop5ヒット、Top3入りも3曲目ですが、初めてのNo.1獲得です。
通算9週間の1位からダウンして2位、1981年度年間チャート1位、Kim Carnesの"Bette Davis Eyes"。10位を記録した"More Love"以来のTop10ヒットでもちろん初めてのNo.1です。
3位は4位からアップ、Rick Springfieldの"Jessie's Girl"。Rick Springfield、1972年に14位まで上がった"Speak to the Sky"という曲がこれまでの唯一のTop40ヒットで久しぶりのヒット、もちろん初めてのTop5ヒットです。
4位は7位からアップ、Joey Scarburyの"The Theme From Greatest American Hero(Believe It Or Not)"、アメリカABCテレビ放送のドラマ「グレイテスト・アメリカン・ヒーロー」の主題歌です。Joey Scarburyとしては初めてにして唯一のTop40ヒットです。
5位は6位からアップ、The Oak Ridge Boysの"Elvira"。The Oak Ridge Boys、カントリー界では数々のヒットを持っていますが、Top40では初めてのエントリーでTop5入りです。
この週2位からダウンして11位はGeorge Harrisonの"All Those Years Ago"。邦題は「過ぎ去りし日々」。2位を7月4日から3週間続けましたが、"Bette Davis Eyes"に阻まれて1位なりませんでした。
年間チャートは74位、George Harrison、何曲かTop40ヒットはありましたが、年間チャートエントリー級の大ヒットはずいぶん久しぶり、遡ること1973年6月30日に1位を記録した"Give Me Love"以来となります。
この"All Those Years Ago"、ご存知の方は多いと思いますが、当初この曲はジョージがリンゴ・スターに提供するために作った曲。しかし、1980年12月のジョン・レノンの訃報に接し、急遽この曲をジョンへの追悼曲にするため、大幅に歌詞を書き換えた曲なのです。
そしてこの曲は、リンゴ・スターはもちろんポール・マッカートニー率いるウイングスも協力して作成され、ビートルズ解散後初めて3人が共演した作品となりました。
今週 先週 song / artist
1 3 THE ONE THAT YOU LOVE / AIR SUPPLY
2 1 BETTE DAVIS EYES / KIM CARNES
3 4 JESSIE'S GIRL / RICK SPRINGFIELD
4 7 THEME FROM "Greatest American Hero" (Believe It Or Not) / JOEY SCARBURY
5 6 ELVIRA / OAK RIDGE BOYS
6 8 I DON'T NEED YOU / KENNY ROGERS
7 9 SLOW HAND / POINTER SISTERS
8 5 YOU MAKE MY DREAMS / DARYL HALL & JOHN OATES
9 10 BOY FROM NEW YORK CITY / MANHATTAN TRANSFER
10 11 HEARTS / MARTY BALIN
11 2 ALL THOSE YEARS AGO / GEORGE HARRISON
12 12 STARS ON 45 / STARS ON 45
13 13 GEMINI DREAM / MOODY BLUES
14 16 QUEEN OF HEARTS / JUICE NEWTON
15 14 A WOMAN NEEDS LOVE / RAY PARKER JR. & RAYDIO
16 26 NO GETTIN' OVER ME / RONNIE MILSAP
17 19 TIME / ALAN PARSONS PROJECT
18 18 MODERN GIRL / SHEENA EASTON
19 23 TOUCH ME WHEN WE'RE DANCING / CARPENTERS
20 25 THE STROKE / BILLY SQUIER
21 24 SWEET BABY / STANLEY CLARKE & GEORGE DUKE
22 22 SEVEN YEAR ACHE / ROSANNE CASH
23 27 IT'S NOW OR NEVER / JOHN SCHNEIDER
24 38 ENDLESS LOVE / DIANA ROSS & LIONEL RICHIE
25 29 LADY (YOU BRING ME UP) / COMMODORES
26 28 DON'T LET HIM GO / REO SPEEDWAGON
27 32 URGENT / FOREIGNER
28 31 IN THE AIR TONIGHT / PHIL COLLINS
29 33 THE BREAKUP SONG / GREG KIHN BAND
30 15 THIS LITTLE GIRL / GARY "U.S." BONDS
31 17 WINNING / SANTANA
32 20 AMERICA / NEIL DIAMOND
33 35 DOUBLE DUTCH BUS / FRANKIE SMITH
34 41 COOL LOVE / PABLO CRUISE
35 36 I LOVE YOU / CLIMAX BLUES BAND
36 21 SUKIYAKI / A TASTE OF HONEY
37 39 ROCK AND ROLL DREAMS COME THROUGH / JIM STEINMAN
38 30 STRONGER THAN BEFORE / CAROLE BAYER SAGER
39 44 FEELS SO RIGHT / ALABAMA
40 40 GIVE IT TO ME BABY / RICK JAMES
通算9週間の1位からダウンして2位、1981年度年間チャート1位、Kim Carnesの"Bette Davis Eyes"。10位を記録した"More Love"以来のTop10ヒットでもちろん初めてのNo.1です。
3位は4位からアップ、Rick Springfieldの"Jessie's Girl"。Rick Springfield、1972年に14位まで上がった"Speak to the Sky"という曲がこれまでの唯一のTop40ヒットで久しぶりのヒット、もちろん初めてのTop5ヒットです。
4位は7位からアップ、Joey Scarburyの"The Theme From Greatest American Hero(Believe It Or Not)"、アメリカABCテレビ放送のドラマ「グレイテスト・アメリカン・ヒーロー」の主題歌です。Joey Scarburyとしては初めてにして唯一のTop40ヒットです。
5位は6位からアップ、The Oak Ridge Boysの"Elvira"。The Oak Ridge Boys、カントリー界では数々のヒットを持っていますが、Top40では初めてのエントリーでTop5入りです。
この週2位からダウンして11位はGeorge Harrisonの"All Those Years Ago"。邦題は「過ぎ去りし日々」。2位を7月4日から3週間続けましたが、"Bette Davis Eyes"に阻まれて1位なりませんでした。
年間チャートは74位、George Harrison、何曲かTop40ヒットはありましたが、年間チャートエントリー級の大ヒットはずいぶん久しぶり、遡ること1973年6月30日に1位を記録した"Give Me Love"以来となります。
この"All Those Years Ago"、ご存知の方は多いと思いますが、当初この曲はジョージがリンゴ・スターに提供するために作った曲。しかし、1980年12月のジョン・レノンの訃報に接し、急遽この曲をジョンへの追悼曲にするため、大幅に歌詞を書き換えた曲なのです。
そしてこの曲は、リンゴ・スターはもちろんポール・マッカートニー率いるウイングスも協力して作成され、ビートルズ解散後初めて3人が共演した作品となりました。
今週 先週 song / artist
1 3 THE ONE THAT YOU LOVE / AIR SUPPLY
2 1 BETTE DAVIS EYES / KIM CARNES
3 4 JESSIE'S GIRL / RICK SPRINGFIELD
4 7 THEME FROM "Greatest American Hero" (Believe It Or Not) / JOEY SCARBURY
5 6 ELVIRA / OAK RIDGE BOYS
6 8 I DON'T NEED YOU / KENNY ROGERS
7 9 SLOW HAND / POINTER SISTERS
8 5 YOU MAKE MY DREAMS / DARYL HALL & JOHN OATES
9 10 BOY FROM NEW YORK CITY / MANHATTAN TRANSFER
10 11 HEARTS / MARTY BALIN
11 2 ALL THOSE YEARS AGO / GEORGE HARRISON
12 12 STARS ON 45 / STARS ON 45
13 13 GEMINI DREAM / MOODY BLUES
14 16 QUEEN OF HEARTS / JUICE NEWTON
15 14 A WOMAN NEEDS LOVE / RAY PARKER JR. & RAYDIO
16 26 NO GETTIN' OVER ME / RONNIE MILSAP
17 19 TIME / ALAN PARSONS PROJECT
18 18 MODERN GIRL / SHEENA EASTON
19 23 TOUCH ME WHEN WE'RE DANCING / CARPENTERS
20 25 THE STROKE / BILLY SQUIER
21 24 SWEET BABY / STANLEY CLARKE & GEORGE DUKE
22 22 SEVEN YEAR ACHE / ROSANNE CASH
23 27 IT'S NOW OR NEVER / JOHN SCHNEIDER
24 38 ENDLESS LOVE / DIANA ROSS & LIONEL RICHIE
25 29 LADY (YOU BRING ME UP) / COMMODORES
26 28 DON'T LET HIM GO / REO SPEEDWAGON
27 32 URGENT / FOREIGNER
28 31 IN THE AIR TONIGHT / PHIL COLLINS
29 33 THE BREAKUP SONG / GREG KIHN BAND
30 15 THIS LITTLE GIRL / GARY "U.S." BONDS
31 17 WINNING / SANTANA
32 20 AMERICA / NEIL DIAMOND
33 35 DOUBLE DUTCH BUS / FRANKIE SMITH
34 41 COOL LOVE / PABLO CRUISE
35 36 I LOVE YOU / CLIMAX BLUES BAND
36 21 SUKIYAKI / A TASTE OF HONEY
37 39 ROCK AND ROLL DREAMS COME THROUGH / JIM STEINMAN
38 30 STRONGER THAN BEFORE / CAROLE BAYER SAGER
39 44 FEELS SO RIGHT / ALABAMA
40 40 GIVE IT TO ME BABY / RICK JAMES
ところで、今週29位のG.Khin Bandの♪The Break Up Song♪。 当時アイドルだった沖田浩二の曲がそっくりで、G.Khinのパクリだと全米Top40で話題になっていました。ホントにそっくり!
この曲、ジョージのジョンへの想いがあふれ出てくるような優しい曲ですよね。良い歌です。
そのジョージも亡くなりましたが、二人の名曲の数々はこれからも永遠に全世界で聴かれていくことでしょう。
"All Those Years Ago"優しいメロディの良い曲です。私も同感です。エピソードがなくってもヒットしたことでしょう。
この頃、洋楽をパクリというか、今だとサンプリングというのでしょうか、参考にしたとしか思えない歌謡曲が時々ありました。あの頃は著作権も今ほど厳しくはなかったのでしょうか。
エアサプライ、この頃大人気でした。
"Lost In Love"が大ヒットして、その後も2パターンくらいしかない(失礼!)と思われるのにヒットが続きました。曲が良かったですし、ラッセル・ヒッチコックとグラハム・ラッセルの2枚看板っていうのも大きかったのでは。「シーサイド・ラブ」の邦題はいけない!ですよね。
Air Supplyはローリングウエストさんがおっしゃるように「ペパーミントサウンド」と言われ、ハマトラ、ニュートラファッションに身を包んだミーハー女子大生にもてはやされていました。
前作♪Lost In Love♪のAlbumジャケットはオリジナルの輸入盤と日本盤では異なってました。
今週34位の♪Cool Love♪。最高位17位までいったでしょうか。Pablo Cruiseのなかなかいいバラードです。78年の♪Love Will Find A Way♪もカッコイイ曲でした。
日本では、カラパナやセシリオ&カポノと同類のサーフロックとして扱われ彼らほど人気が上がらなかったのは不運ですが、West Coastを代表するグループでした。
サーフロックのカラパナやセシリオ&カポノ、懐かし~。久しぶりに名前を聞きました。
Pablo Cruiseは明るく楽しい曲を何曲も持っているグループでした。中でもLove Will Find A Way"(邦題は「恋の水平線」でした)は特に好みの曲です。最高位は6位、年間チャートは44位の大ヒットでしたね。
僕も彼らの曲では♪Love Will Find A Way♪が一番好きでした。
♪Endless Lone♪は間もなく№1になりますね。
Lionel Richieはとてつもない記録の真っただ中でした。
1978年から1986年まで9年連続で自分が書いた曲を№1に送り込んでいました。その曲名は次回に。
Lionel Richieはコモドアーズとしても、ソロとしても、ソングライターとしても当時大人気でしたね。9年連続とは知りませんでしたので次回期待しています。