1982年10月23日付ビルボード All American Top40、4週目の1位の大ヒットはJohn Cougarの"Jack & Diane"。最高位2位を記録した"Hurts So Good "に続く大ヒットで、もちろん初めてのNo.1ヒットです。
前週の2位と変わらずはMen at Workの"Who Can It Be Now?"。オーストラリア出身の彼ら、初めてのワールド発売アルバムからのファーストシングルで大ヒットとなりました。
3位も前週と変わらずAlan Parsons Projectの"Eye in the Sky"。これまでの最大のヒットが1981年に15位を記録した"Time"ですので、初めてのTop3ヒット、初めての大ヒットになりました。
4位は6位からアップ、Michael McDonaldの"I Keep Forgettin' (Every Time You're Near)"。Michael McDonald、The Doobie Brothers活動停止中に出した初のソロアルバムからのシングルで、もちろんソロとしては初めてのTop5ヒットです。
5位は11位からジャンプアップ、Joe Cocker and Jennifer Warnesの"Up Where We Belong"。映画『愛と青春の旅だち』主題歌。60年代から活躍しているJoe Cockerですが、Top5ヒットは初めてです。Jennifer Warnesもこれまでの最高が6位を記録した"Right Time Of The Night"ですので彼女にとっても初めてのTop5ヒットです。
この週7位がJackson Browneの"Somebody's Baby (Fast Times At Ridgemont High)"。最高位は10月16日から4週続けた7位。年間チャートは68位の大ヒットでした。
この曲、曲名にもありますが、映画『初体験/リッジモント・ハイ(Fast Times At Ridgemont High)』主題歌。邦題は「誰かが彼女を見つめてる」。
ジャクソン・ブラウン、ご存知ウエストコーストを代表するシンガーソングライターです。
デビューは1972年で、デビューアルバムからシングルカットされた"Doctor My Eyes"がいきなり8位を記録する大ヒット。
アルバムでは1976年の4枚目のアルバム「The Pretender」が5位、「Running On Empty」が3位、そして1980年に発表した「Hold Out」がついにNo.1を記録します。
「Running On Empty孤独のランナー」は名盤中の名盤でした。
映画『初体験/リッジモント・ハイ(Fast Times At Ridgemont High)』ですが、アメリカの高校生が主役の青春映画。全米で大ヒットしました。
そのサントラ盤はJoe WalshやDon Henley、 Timothy B. SchmitのイーグルスメンバーをはじめSammy HagarやThe Go-Go's、Stevie Nicksも参加している超豪華版でした。
"Somebody's Baby"ですが、作者はJackson BrowneとDanny Kortchmar。Danny Kortchmarといえば、こちらもウエストコーストを代表するセッションギタリスト兼ソングライターです。Don Henleyとも一緒に曲作りを行っていますね。名曲"Running on Empty"でのギターは素晴らしかったです。
この曲でも朴訥としたジャクソン・ブラウンのボーカルとともにダニー・コーチマのギターもいい味出してます。
今週 先週 song / artist
1 1 JACK & DIANE / JOHN COUGAR
2 2 WHO CAN IT BE NOW? / MEN AT WORK
3 3 EYE IN THE SKY / ALAN PARSONS PROJECT
4 6 I KEEP FORGETTIN' / MICHAEL MCDONALD
5 11 UP WHERE WE BELONG / JOE COCKER & JENNIFER WARNES
6 9 HEART ATTACK / OLIVIA NEWTON-JOHN
7 7 SOMEBODY'S BABY / JACKSON BROWNE
8 8 YOU CAN DO MAGIC / AMERICA
9 10 I RAN (SO FAR AWAY) / FLOCK OF SEAGULLS
10 5 ABRACADABRA / STEVE MILLER BAND
11 13 BREAK IT TO ME GENTLY / JUICE NEWTON
12 15 GYPSY / FLEETWOOD MAC
13 18 HEARTLIGHT / NEIL DIAMOND
14 17 GLORIA / LAURA BRANIGAN
15 16 HOLD ON / SANTANA
16 4 HARD TO SAY I'M SORRY / CHICAGO
17 20 DON'T FIGHT IT / KENNY LOGGINS WITH STEVE PERRY
18 14 EYE OF THE TIGER / SURVIVOR
19 19 WHAT'S FOREVER FOR / MICHAEL MARTIN MURPHEY
20 22 THE ONE YOU LOVE / GLENN FREY
21 21 BIG FUN / KOOL & THE GANG
22 30 LOVE COME DOWN / EVELYN "CHAMPAGNE" KING
23 27 NEW WORLD MAN / RUSH
24 26 YOU DON'T WANT ME ANYMORE / STEEL BREEZE
25 25 NOBODY / SYLVIA
26 28 SWEET TIME / REO SPEEDWAGON
27 34 AMERICAN HEARTBEAT / SURVIVOR
28 32 SOUTHERN CROSS / CROSBY STILLS & NASH
29 40 MUSCLES / DIANA ROSS
30 33 ATHENA / WHO
31 31 YOU DROPPED A BOMB ON ME / GAP BAND
32 35 STEPPIN' OUT / JOE JACKSON
33 37 PRESSURE / BILLY JOEL
34 38 MICKEY / TONI BASIL
35 36 I GET EXCITED / RICK SPRINGFIELD
36 50 TRULY / LIONEL RICHIE
37 42 LOVE ME TOMORROW / CHICAGO
38 41 YOUNG LOVE / AIR SUPPLY
39 43 ROCK THIS TOWN / STRAY CATS
40 47 GET CLOSER / LINDA RONSTADT
前週の2位と変わらずはMen at Workの"Who Can It Be Now?"。オーストラリア出身の彼ら、初めてのワールド発売アルバムからのファーストシングルで大ヒットとなりました。
3位も前週と変わらずAlan Parsons Projectの"Eye in the Sky"。これまでの最大のヒットが1981年に15位を記録した"Time"ですので、初めてのTop3ヒット、初めての大ヒットになりました。
4位は6位からアップ、Michael McDonaldの"I Keep Forgettin' (Every Time You're Near)"。Michael McDonald、The Doobie Brothers活動停止中に出した初のソロアルバムからのシングルで、もちろんソロとしては初めてのTop5ヒットです。
5位は11位からジャンプアップ、Joe Cocker and Jennifer Warnesの"Up Where We Belong"。映画『愛と青春の旅だち』主題歌。60年代から活躍しているJoe Cockerですが、Top5ヒットは初めてです。Jennifer Warnesもこれまでの最高が6位を記録した"Right Time Of The Night"ですので彼女にとっても初めてのTop5ヒットです。
この週7位がJackson Browneの"Somebody's Baby (Fast Times At Ridgemont High)"。最高位は10月16日から4週続けた7位。年間チャートは68位の大ヒットでした。
この曲、曲名にもありますが、映画『初体験/リッジモント・ハイ(Fast Times At Ridgemont High)』主題歌。邦題は「誰かが彼女を見つめてる」。
ジャクソン・ブラウン、ご存知ウエストコーストを代表するシンガーソングライターです。
デビューは1972年で、デビューアルバムからシングルカットされた"Doctor My Eyes"がいきなり8位を記録する大ヒット。
アルバムでは1976年の4枚目のアルバム「The Pretender」が5位、「Running On Empty」が3位、そして1980年に発表した「Hold Out」がついにNo.1を記録します。
「Running On Empty孤独のランナー」は名盤中の名盤でした。
映画『初体験/リッジモント・ハイ(Fast Times At Ridgemont High)』ですが、アメリカの高校生が主役の青春映画。全米で大ヒットしました。
そのサントラ盤はJoe WalshやDon Henley、 Timothy B. SchmitのイーグルスメンバーをはじめSammy HagarやThe Go-Go's、Stevie Nicksも参加している超豪華版でした。
"Somebody's Baby"ですが、作者はJackson BrowneとDanny Kortchmar。Danny Kortchmarといえば、こちらもウエストコーストを代表するセッションギタリスト兼ソングライターです。Don Henleyとも一緒に曲作りを行っていますね。名曲"Running on Empty"でのギターは素晴らしかったです。
この曲でも朴訥としたジャクソン・ブラウンのボーカルとともにダニー・コーチマのギターもいい味出してます。
今週 先週 song / artist
1 1 JACK & DIANE / JOHN COUGAR
2 2 WHO CAN IT BE NOW? / MEN AT WORK
3 3 EYE IN THE SKY / ALAN PARSONS PROJECT
4 6 I KEEP FORGETTIN' / MICHAEL MCDONALD
5 11 UP WHERE WE BELONG / JOE COCKER & JENNIFER WARNES
6 9 HEART ATTACK / OLIVIA NEWTON-JOHN
7 7 SOMEBODY'S BABY / JACKSON BROWNE
8 8 YOU CAN DO MAGIC / AMERICA
9 10 I RAN (SO FAR AWAY) / FLOCK OF SEAGULLS
10 5 ABRACADABRA / STEVE MILLER BAND
11 13 BREAK IT TO ME GENTLY / JUICE NEWTON
12 15 GYPSY / FLEETWOOD MAC
13 18 HEARTLIGHT / NEIL DIAMOND
14 17 GLORIA / LAURA BRANIGAN
15 16 HOLD ON / SANTANA
16 4 HARD TO SAY I'M SORRY / CHICAGO
17 20 DON'T FIGHT IT / KENNY LOGGINS WITH STEVE PERRY
18 14 EYE OF THE TIGER / SURVIVOR
19 19 WHAT'S FOREVER FOR / MICHAEL MARTIN MURPHEY
20 22 THE ONE YOU LOVE / GLENN FREY
21 21 BIG FUN / KOOL & THE GANG
22 30 LOVE COME DOWN / EVELYN "CHAMPAGNE" KING
23 27 NEW WORLD MAN / RUSH
24 26 YOU DON'T WANT ME ANYMORE / STEEL BREEZE
25 25 NOBODY / SYLVIA
26 28 SWEET TIME / REO SPEEDWAGON
27 34 AMERICAN HEARTBEAT / SURVIVOR
28 32 SOUTHERN CROSS / CROSBY STILLS & NASH
29 40 MUSCLES / DIANA ROSS
30 33 ATHENA / WHO
31 31 YOU DROPPED A BOMB ON ME / GAP BAND
32 35 STEPPIN' OUT / JOE JACKSON
33 37 PRESSURE / BILLY JOEL
34 38 MICKEY / TONI BASIL
35 36 I GET EXCITED / RICK SPRINGFIELD
36 50 TRULY / LIONEL RICHIE
37 42 LOVE ME TOMORROW / CHICAGO
38 41 YOUNG LOVE / AIR SUPPLY
39 43 ROCK THIS TOWN / STRAY CATS
40 47 GET CLOSER / LINDA RONSTADT
彼の曲としては、ポップ感がすごくあります。
ウエストコーストサウンドの明るい部分が
ピックアップされた感じがあります。
基本的に歌い方はどの曲も同じで、
まさに朴訥という表現は当たっていると思います。
それにしても、日本の浜田省吾は
雰囲気が似てるなあ。
そっくりではないのですが、
一般調子の歌唱スタイルなのに、
色んな曲があるというところが似てます。
J,BrowneはEagles、Lindaとともに70'sのWest Coast、Asylumレコードを代表するアーティストですね。もちろん僕も大好きなアーティストで髪型を真似ようとしたこともあります。星船さんが仰るように♪Running On Empty♪はライブのオリジナルアルバムというユニークさに加えて、名作中の名作です。「太陽に向かってむなしく走り続ける」という歌詞も素晴らしいですね。
前置きが長くなりましたが、この曲青春映画の曲だけあって、これまでの彼の曲になくポップな曲です。
最高位7位と彼最大のヒット曲になったのは何とも皮肉です。
今更ですが、ビルボード・チャートの紹介はちゃんと日付を合わせていたのですね。ようやく気づきましたw
この映画に出ていたフィービー・ケイツも当時ちょっと好きでしたが(笑)、今はどんな感じになっているんでしょうねぇ。
特筆すべきは、やはり「ライオネル・リッチー」でしょう。ソロでの初シングルが36位に上昇の”TRULY” です。改めて見ると、意外にもスローアップ?な感じがしますね。そして1位を獲得。その後の活躍は説明不要でしょう。
基本的にバラード曲が好きなので、ライオネル・リッチーの曲は大好きでよく聴きました。ルックスとのgapが、これまた・・・ね(笑。
80年のアルバム♪Hold Out♪が最高位2位を記録し、シングルはこの曲が最大のヒットに。映画も当時売り出し中のフィービ・ケイツ主演でちょっとした話題になりました。僕も♪Here Comes Those Tears Again♪は好きな曲です。自殺した妻のことを歌った歌詞でしたね。
そうですよね。この曲は彼の曲の中では明るい曲ですし、最もポップな曲でしょうか。映画の雰囲気とぴったりなところが大ヒットした秘密なのかもしれません。
浜田省吾は昔はよく聴いていましたが、そういわれてみれば、曲の感じというか歌い方が似ていますか。ぶれないところが良いのかもしれませんね。
70年代に私が少ない小遣いを使って購入したレコードにはAsylumレコードがたくさんありました。ウエストコースト系のロックは大好きなのです。
やっぱり「Running On Empty」素晴らしい名作アルバムですよね。今でも「孤独なランナー」が流れてくるととゾクゾクします。
この曲"Somebody's Baby"はそこまでってところまで行ってないですが、でもヒットしたのがわかる明るい良い歌ですよね。
すみません記事を見逃していました^^;
1位が「Late for the Sky」ですか、渋いところをついてきますね。主題曲は胸にグッとくる名曲だと思います。
このブログですが、そうなんですよ気が付いていただけました^^
ちょうど36年前のその週のチャートというコンセプトで7年目に入りました。年末には年間チャートも紹介しますのでまたみてくださいね。
"Here come those tears again"も良い曲でした。私も彼の歌を聞いたのはこの曲からだと思います。変わらない温かみのある彼の歌が私も大好きです。
フィービー・ケイツのトップレスで有名ななったとか、私は見ていないのでわかりませんが、当時話題になりました。