1981年8月1日付ビルボード All American Top40、3位から上がって1位はRick Springfieldの"Jessie's Girl"。Rick Springfield、1972年に14位まで上がった"Speak to the Sky"という曲がこれまでの唯一のTop40ヒットで久しぶりのヒット、もちろん初めてのNo.1です。
2位は1週のみの1位からダウン、Air Supplyの"The One That You Love"。Air Supplyですが、これでシングル4曲連続のTop5ヒット、Top3入りも3曲目ですが、初めてのNo.1獲得です。
3位は4位からアップ、Joey Scarburyの"The Theme From Greatest American Hero(Believe It Or Not)"、アメリカABCテレビ放送のドラマ「グレイテスト・アメリカン・ヒーロー」の主題歌です。Joey Scarburyとしては初めてにして唯一のTop40ヒットです。
4位は6位からアップ、Kenny Rogersの"I Don't Need You"。大ヒットメーカーのKenny Rogers、この頃が最も人気のあった時期で数多くのTop40ヒットを持っています。カントリータッチのバラードでTop5入りです。
5位は前週と変わらず、The Oak Ridge Boysの"Elvira"。The Oak Ridge Boys、カントリー界では数々のヒットを持っていますが、Top40では初めてのエントリーでTop5入りです。
この週2位は1週のみの1位からダウン、Air Supplyの"The One That You Love"。
彼ら初めてで唯一のNo.1ヒットで年間チャートは28位、最高位5位だった前シングル"Every Woman in The World"が27位でしたので、その曲に次ぐヒットでした。
Air Supplyですが洋楽ファンならだれでも知っている日本でも絶大な人気を持っていたバンド。当時ブームだったAORのバンドの中でも全世界で最も人気のあったバンドです。
オーストラリア出身の彼ら、デビューが大ヒット"Lost In Love"だと思っていらっしゃる方も多いかと思いますが、デビューは1976年、アルバム「 Air Supply」を発売してから地道に活動を続け、通算5枚目のアルバム「Lost In Love」で初めての大ヒットとなりました。
このバンドの魅力はやっぱりグラハム・ラッセルの優しい声と、ラッセル・ヒッチコックの澄んだハイトーンボイスの声質の違う2人のボーカルの掛け合い、そしてもう一つ、グラハム・ラッセルのソングライターとしての才能です。
この曲"The One That You Love"ももちろんグラハム・ラッセルの作によるもので、ボーカルはほとんどラッセル・ヒッチコックがとっています。
1 3 JESSIE'S GIRL / RICK SPRINGFIELD
2 1 THE ONE THAT YOU LOVE / AIR SUPPLY
3 4 THEME FROM "Greatest American Hero" (Believe It Or Not) / JOEY SCARBURY
4 6 I DON'T NEED YOU / KENNY ROGERS
5 5 ELVIRA / OAK RIDGE BOYS
6 7 SLOW HAND / POINTER SISTERS
7 2 BETTE DAVIS EYES / KIM CARNES
8 9 BOY FROM NEW YORK CITY / MANHATTAN TRANSFER
9 10 HEARTS / MARTY BALIN
10 14 QUEEN OF HEARTS / JUICE NEWTON
11 8 YOU MAKE MY DREAMS / DARYL HALL & JOHN OATES
12 13 GEMINI DREAM / MOODY BLUES
13 16 NO GETTIN' OVER ME / RONNIE MILSAP
14 24 ENDLESS LOVE / DIANA ROSS & LIONEL RICHIE
15 17 TIME / ALAN PARSONS PROJECT
16 19 TOUCH ME WHEN WE'RE DANCING / CARPENTERS
17 25 LADY (YOU BRING ME UP) / COMMODORES
18 20 THE STROKE / BILLY SQUIER
19 21 SWEET BABY / STANLEY CLARKE & GEORGE DUKE
20 23 IT'S NOW OR NEVER / JOHN SCHNEIDER
21 11 ALL THOSE YEARS AGO / GEORGE HARRISON
22 27 URGENT / FOREIGNER
23 28 IN THE AIR TONIGHT / PHIL COLLINS
24 26 DON'T LET HIM GO / REO SPEEDWAGON
25 12 STARS ON 45 / STARS ON 45
26 18 MODERN GIRL / SHEENA EASTON
27 29 THE BREAKUP SONG / GREG KIHN BAND
28 34 COOL LOVE / PABLO CRUISE
29 15 A WOMAN NEEDS LOVE / RAY PARKER JR. & RAYDIO
30 56 WHO'S CRYING NOW / JOURNEY
31 44 FIRE AND ICE / PAT BENATAR
32 33 DOUBLE DUTCH BUS / FRANKIE SMITH
33 37 ROCK AND ROLL DREAMS COME THROUGH / JIM STEINMAN
34 45 DON'T GIVE IT UP / ROBBIE PATTON
35 39 FEELS SO RIGHT / ALABAMA
36 42 LOVE ON A TWO WAY STREET / STACY LATTISAW
37 41 DON'T WANT TO WAIT ANYMORE / TUBES
38 57 STOP DRAGGIN' MY HEART AROUND / TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS/STEVIE NICKS
39 49 REALLY WANNA KNOW YOU / GARY WRIGHT
40 50 YOU'RE MY GIRL / FRANKE & THE KNOCKOUTS
2位は1週のみの1位からダウン、Air Supplyの"The One That You Love"。Air Supplyですが、これでシングル4曲連続のTop5ヒット、Top3入りも3曲目ですが、初めてのNo.1獲得です。
3位は4位からアップ、Joey Scarburyの"The Theme From Greatest American Hero(Believe It Or Not)"、アメリカABCテレビ放送のドラマ「グレイテスト・アメリカン・ヒーロー」の主題歌です。Joey Scarburyとしては初めてにして唯一のTop40ヒットです。
4位は6位からアップ、Kenny Rogersの"I Don't Need You"。大ヒットメーカーのKenny Rogers、この頃が最も人気のあった時期で数多くのTop40ヒットを持っています。カントリータッチのバラードでTop5入りです。
5位は前週と変わらず、The Oak Ridge Boysの"Elvira"。The Oak Ridge Boys、カントリー界では数々のヒットを持っていますが、Top40では初めてのエントリーでTop5入りです。
この週2位は1週のみの1位からダウン、Air Supplyの"The One That You Love"。
彼ら初めてで唯一のNo.1ヒットで年間チャートは28位、最高位5位だった前シングル"Every Woman in The World"が27位でしたので、その曲に次ぐヒットでした。
Air Supplyですが洋楽ファンならだれでも知っている日本でも絶大な人気を持っていたバンド。当時ブームだったAORのバンドの中でも全世界で最も人気のあったバンドです。
オーストラリア出身の彼ら、デビューが大ヒット"Lost In Love"だと思っていらっしゃる方も多いかと思いますが、デビューは1976年、アルバム「 Air Supply」を発売してから地道に活動を続け、通算5枚目のアルバム「Lost In Love」で初めての大ヒットとなりました。
このバンドの魅力はやっぱりグラハム・ラッセルの優しい声と、ラッセル・ヒッチコックの澄んだハイトーンボイスの声質の違う2人のボーカルの掛け合い、そしてもう一つ、グラハム・ラッセルのソングライターとしての才能です。
この曲"The One That You Love"ももちろんグラハム・ラッセルの作によるもので、ボーカルはほとんどラッセル・ヒッチコックがとっています。
1 3 JESSIE'S GIRL / RICK SPRINGFIELD
2 1 THE ONE THAT YOU LOVE / AIR SUPPLY
3 4 THEME FROM "Greatest American Hero" (Believe It Or Not) / JOEY SCARBURY
4 6 I DON'T NEED YOU / KENNY ROGERS
5 5 ELVIRA / OAK RIDGE BOYS
6 7 SLOW HAND / POINTER SISTERS
7 2 BETTE DAVIS EYES / KIM CARNES
8 9 BOY FROM NEW YORK CITY / MANHATTAN TRANSFER
9 10 HEARTS / MARTY BALIN
10 14 QUEEN OF HEARTS / JUICE NEWTON
11 8 YOU MAKE MY DREAMS / DARYL HALL & JOHN OATES
12 13 GEMINI DREAM / MOODY BLUES
13 16 NO GETTIN' OVER ME / RONNIE MILSAP
14 24 ENDLESS LOVE / DIANA ROSS & LIONEL RICHIE
15 17 TIME / ALAN PARSONS PROJECT
16 19 TOUCH ME WHEN WE'RE DANCING / CARPENTERS
17 25 LADY (YOU BRING ME UP) / COMMODORES
18 20 THE STROKE / BILLY SQUIER
19 21 SWEET BABY / STANLEY CLARKE & GEORGE DUKE
20 23 IT'S NOW OR NEVER / JOHN SCHNEIDER
21 11 ALL THOSE YEARS AGO / GEORGE HARRISON
22 27 URGENT / FOREIGNER
23 28 IN THE AIR TONIGHT / PHIL COLLINS
24 26 DON'T LET HIM GO / REO SPEEDWAGON
25 12 STARS ON 45 / STARS ON 45
26 18 MODERN GIRL / SHEENA EASTON
27 29 THE BREAKUP SONG / GREG KIHN BAND
28 34 COOL LOVE / PABLO CRUISE
29 15 A WOMAN NEEDS LOVE / RAY PARKER JR. & RAYDIO
30 56 WHO'S CRYING NOW / JOURNEY
31 44 FIRE AND ICE / PAT BENATAR
32 33 DOUBLE DUTCH BUS / FRANKIE SMITH
33 37 ROCK AND ROLL DREAMS COME THROUGH / JIM STEINMAN
34 45 DON'T GIVE IT UP / ROBBIE PATTON
35 39 FEELS SO RIGHT / ALABAMA
36 42 LOVE ON A TWO WAY STREET / STACY LATTISAW
37 41 DON'T WANT TO WAIT ANYMORE / TUBES
38 57 STOP DRAGGIN' MY HEART AROUND / TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS/STEVIE NICKS
39 49 REALLY WANNA KNOW YOU / GARY WRIGHT
40 50 YOU'RE MY GIRL / FRANKE & THE KNOCKOUTS
"The One That You Love"は邦題にすると"シーサイド・ラヴ"という夏の海辺の恋?って感じですが、「きみの愛する男がいまここにいるよ」と純愛な歌ですね~。ラッセルのハイトーンボイスが全開の展開ではあるんですが、グレアムが1パートのみ、ファルセットで"The night has gone, a part of yesturday.... "と挟んで、それを受けたラッセルが一気にサビまで持ってくあたりがとても迫力があります。エアサプライのこのくらいまでの曲は二人の掛け合い、ボーカルパートの重なり合いもいろんなパターンがあって面白いですよね。
(PS)なんといってもこの曲の入ったLPが、僕のセイシュン時代の一枚ですね~(^▽^;)
僕もこの年の秋の彼らのコンサートのチケットを買ってましたが、R.ヒッチコックが喉が思わしくなく、翌年4月に延期になりました。
そして、今週ついにランクインしてきました!
30位Journeyの♪Who's Crying Now♪。
38位S.Nicksの♪Stop Draggin' My Heart Around♪
改めてめったさんの"The One That You Love"の和訳を読んで、う~ん、やっぱり「シーサイド・ラヴ」はないなぁ、とは思いましたが、この頃私も青春時代であり、おしゃれなペパーミントサウンドをバックに流して楽しんでいました^^;
それでもロック大好きマニアの友人には非常に評判悪かったですね。
グラハムがファルセットで歌ってるっていうのは、最近動画を見て初めて知りました。今になって動画で「そうだったのか~」と、知ることって結構多いです。
アルバム「Lost In Love」からも3曲のTop5ヒット、そして「The One That You Love」からもNo.1を含む3曲のTop5ヒットと、なんとたった2年で6曲のTop5ヒットを出すという当時最も人気があったバンドといっていいですよね。
良い曲満載の当時のビルボードTop40でした。
70年代中盤から後半にかけてはカントリーがあまりヒットしていない時代で、時々思い出したようにポツポツとヒットが出ていました、が、80年代に入ると急にカントリーヒットが増えて、結構カントリー好きだったので応援していました。カントリーとはいっても、ポップス系メロディのカントリーソングが増えてきたからなのでしょうか?
Air Supplyは前作の3曲Top5入りに続いて、このAlbumからも3曲Top5入りで、この頃のAORの本流として絶好調でしたね。
確かにバンドなどをやってる友人からは、「軟弱」とかで評判よくなかったですが。
Air Supply人気、この時期絶好調でしたが、さらにこの後も、ジム・スタインマンプロデュースの"Making Love Out of Nothing"が2位になるなど、まだまだその人気は続きました。単なるブームだけでなく、ソングライターとしての才能など実力も十分なグループでしたね。
♪Making Love~♪は1983年のGreatest Hitsでしたね。
その年J.Steinmanは、B.Taylorの♪Total Eclipse Of The Heart♪や、B.Mannilowの♪Read'em And Weep♪も提供して、ちょっとした話題になりました。
ジム・スタインマンがプロデュースした曲は、ドラマティックなアレンジで、聞くとすぐにわかります。
ちょうど今紹介中の1981年8月1日付のチャートで33位に入っているのが彼自身の曲で唯一のTop40ヒット"Rock And Roll Dreams Come Through"です。後日この曲も紹介しますのでよろしくお願いします。