1987年のビルボード All American Top40の2回目は1987年1月17日付、1位の交代がありました、3位から上がって1位はGregory Abbottの"Shake You Down"。Gregory Abbottですが、この曲がデビューアルバムからのファーストシングル。デビューシングルで、ついにNo.1獲得です。
2位は5位からアップ、Robbie Nevilの"C'est La Vie"。Robbie Nevilですが、アメリカのシンガー・ソングライター。この曲がデビューアルバムからのファーストシングル。デビューシングルで2位まで上がってきました。この週は珍しく新人二人のワン・ツーフィニッシュとなりました。
3位は1週のみの2位からダウン、Duran Duranの"Notorious"。アメリカでの初めてのヒット"Hungry Like the Wolf"がいきなり最高位3位を記録、その後は大ヒットを連発し、"The Reflex"と"A View to a Kill"の2曲のNo.1ヒットを含め、この曲で通算10曲目のTop40ヒットでうち8曲がTop10ヒット、この曲で6曲目のTop3ヒットです。
4位は4週間の1位からダウン、87年を代表する大ヒット、The Banglesの"Walk Like an Egyptian"。The Banglesの初のヒット"Manic Monday"が最高位2位を記録、続く"If She Knew What She Wants"は29位止まりでしたが、この曲が3曲目のTop40ヒットで、ついにNo.1獲得です。
5位は9位からジャンプアップ、Billy Vera & The Beatersの"At this moment"。Billy Veraですが、60年代後半から活動を開始した大ベテラン。これまでのTop40ヒットは60年代に30位台が1曲、70年代後半からバックバンドThe Beatersとともに活動し、81年にはBilly Vera & The Beatersとして"I Can Take Care of Myself"が最高位39位の2曲目のTop40ヒット。この曲が3曲目のTop40ヒットで、もちろん初めてのTop5ヒットです。
この週初めてのNo.1は、Gregory Abbottの"Shake You Down"。1位はこの1週のみでしたが、最終的にはTop40に16週間滞在するロングヒットで、年間チャートはなんと第3位、年度を代表する大ヒットになりました。
この曲の"Shake You Down"のNo.1ヒットには驚きました。Gregory Abbottって誰?という新人です。
Gregory Abbottですが、アメリカニューヨーク出身のシンガーソングライター。WikiPediaによると歌手になる前は、大学で教鞭をとっていたそうです。
ファーストアルバムは『Shake You Down』、1986年にリリースされ、このアルバムからのシングル"Shake You Down"が、チャートをゆっくりと上昇して大ヒットシングルとなり、アルバムも、シングルとともにヒットアルバムとなりました。
"Shake You Down"ですが、曲の作者はGregory Abbott自身。プロデュースもGregory Abbottです。
この"Shake You Down"、良質なソウルバラードです。もちろん文句なく素晴らしいボーカルですね。時々、こういったソウルバラードが突然大ヒットすることがあります。
Gregory Abbottですが、残念ながらこの曲のみの一発屋で終わってしまいましたが、今でも活動を続けているようです。
今週 先週 song / artist
1 3 SHAKE YOU DOWN / GREGORY ABBOTT
2 5 C'EST LA VIE / ROBBIE NEVIL
3 2 NOTORIOUS / DURAN DURAN
4 1 WALK LIKE AN EGYPTIAN / BANGLES
5 9 AT THIS MOMENT / BILLY VERA & THE BEATERS
6 6 CONTROL / JANET JACKSON
7 15 OPEN YOUR HEART / MADONNA
8 11 LAND OF CONFUSION / GENESIS
9 10 IS THIS LOVE / SURVIVOR
10 4 EVERYBODY HAVE FUN TONIGHT / WANG CHUNG
11 13 VICTORY / KOOL & THE GANG
12 17 SOMEDAY / GLASS TIGER
13 21 CHANGE OF HEART / CYNDI LAUPER
14 8 WAR / BRUCE SPRINGSTEEN & THE E STREET BAND
15 7 THE WAY IT IS / BRUCE HORNSBY & THE RANGE
16 23 TOUCH ME / SAMANTHA FOX
17 16 LOVE IS FOREVER / BILLY OCEAN
18 12 STAND BY ME / BEN E. KING
19 22 ALL I WANTED / KANSAS
20 27 KEEP YOUR HANDS TO YOURSELF / GEORGIA SATELLITES
21 24 COMING AROUND AGAIN / CARLY SIMON
22 39 LIVIN' ON A PRAYER / BON JOVI
23 31 WE'RE READY / BOSTON
24 14 DON'T GET ME WRONG / PRETENDERS
25 28 FALLING IN LOVE / MIAMI SOUND MACHINE
26 34 WILL YOU STILL LOVE ME? / CHICAGO
27 40 BALLERINA GIRL / LIONEL RICHIE
28 33 THIS IS THE TIME / BILLY JOEL
29 38 LOVE YOU DOWN / READY FOR THE WORLD
30 30 TWO PEOPLE / TINA TURNER
31 36 STOP TO LOVE / LUTHER VANDROSS
32 41 YOU GOT IT ALL / JETS
33 42 NOBODY'S FOOL / CINDERELLA
34 37 TALK TO ME / CHICO DEBARGE
35 18 TO BE A LOVER / BILLY IDOL
36 20 THE FUTURE'S SO BRIGHT / TIMBUK 3
37 43 STAY THE NIGHT / BENJAMIN ORR
38 32 FOR TONIGHT / NANCY MARTINEZ
39 25 THE NEXT TIME I FALL / PETER CETERA WITH AMY GRANT
40 - JACOB'S LADDER / HUEY LEWIS & THE NEWS
2位は5位からアップ、Robbie Nevilの"C'est La Vie"。Robbie Nevilですが、アメリカのシンガー・ソングライター。この曲がデビューアルバムからのファーストシングル。デビューシングルで2位まで上がってきました。この週は珍しく新人二人のワン・ツーフィニッシュとなりました。
3位は1週のみの2位からダウン、Duran Duranの"Notorious"。アメリカでの初めてのヒット"Hungry Like the Wolf"がいきなり最高位3位を記録、その後は大ヒットを連発し、"The Reflex"と"A View to a Kill"の2曲のNo.1ヒットを含め、この曲で通算10曲目のTop40ヒットでうち8曲がTop10ヒット、この曲で6曲目のTop3ヒットです。
4位は4週間の1位からダウン、87年を代表する大ヒット、The Banglesの"Walk Like an Egyptian"。The Banglesの初のヒット"Manic Monday"が最高位2位を記録、続く"If She Knew What She Wants"は29位止まりでしたが、この曲が3曲目のTop40ヒットで、ついにNo.1獲得です。
5位は9位からジャンプアップ、Billy Vera & The Beatersの"At this moment"。Billy Veraですが、60年代後半から活動を開始した大ベテラン。これまでのTop40ヒットは60年代に30位台が1曲、70年代後半からバックバンドThe Beatersとともに活動し、81年にはBilly Vera & The Beatersとして"I Can Take Care of Myself"が最高位39位の2曲目のTop40ヒット。この曲が3曲目のTop40ヒットで、もちろん初めてのTop5ヒットです。
この週初めてのNo.1は、Gregory Abbottの"Shake You Down"。1位はこの1週のみでしたが、最終的にはTop40に16週間滞在するロングヒットで、年間チャートはなんと第3位、年度を代表する大ヒットになりました。
この曲の"Shake You Down"のNo.1ヒットには驚きました。Gregory Abbottって誰?という新人です。
Gregory Abbottですが、アメリカニューヨーク出身のシンガーソングライター。WikiPediaによると歌手になる前は、大学で教鞭をとっていたそうです。
ファーストアルバムは『Shake You Down』、1986年にリリースされ、このアルバムからのシングル"Shake You Down"が、チャートをゆっくりと上昇して大ヒットシングルとなり、アルバムも、シングルとともにヒットアルバムとなりました。
"Shake You Down"ですが、曲の作者はGregory Abbott自身。プロデュースもGregory Abbottです。
この"Shake You Down"、良質なソウルバラードです。もちろん文句なく素晴らしいボーカルですね。時々、こういったソウルバラードが突然大ヒットすることがあります。
Gregory Abbottですが、残念ながらこの曲のみの一発屋で終わってしまいましたが、今でも活動を続けているようです。
今週 先週 song / artist
1 3 SHAKE YOU DOWN / GREGORY ABBOTT
2 5 C'EST LA VIE / ROBBIE NEVIL
3 2 NOTORIOUS / DURAN DURAN
4 1 WALK LIKE AN EGYPTIAN / BANGLES
5 9 AT THIS MOMENT / BILLY VERA & THE BEATERS
6 6 CONTROL / JANET JACKSON
7 15 OPEN YOUR HEART / MADONNA
8 11 LAND OF CONFUSION / GENESIS
9 10 IS THIS LOVE / SURVIVOR
10 4 EVERYBODY HAVE FUN TONIGHT / WANG CHUNG
11 13 VICTORY / KOOL & THE GANG
12 17 SOMEDAY / GLASS TIGER
13 21 CHANGE OF HEART / CYNDI LAUPER
14 8 WAR / BRUCE SPRINGSTEEN & THE E STREET BAND
15 7 THE WAY IT IS / BRUCE HORNSBY & THE RANGE
16 23 TOUCH ME / SAMANTHA FOX
17 16 LOVE IS FOREVER / BILLY OCEAN
18 12 STAND BY ME / BEN E. KING
19 22 ALL I WANTED / KANSAS
20 27 KEEP YOUR HANDS TO YOURSELF / GEORGIA SATELLITES
21 24 COMING AROUND AGAIN / CARLY SIMON
22 39 LIVIN' ON A PRAYER / BON JOVI
23 31 WE'RE READY / BOSTON
24 14 DON'T GET ME WRONG / PRETENDERS
25 28 FALLING IN LOVE / MIAMI SOUND MACHINE
26 34 WILL YOU STILL LOVE ME? / CHICAGO
27 40 BALLERINA GIRL / LIONEL RICHIE
28 33 THIS IS THE TIME / BILLY JOEL
29 38 LOVE YOU DOWN / READY FOR THE WORLD
30 30 TWO PEOPLE / TINA TURNER
31 36 STOP TO LOVE / LUTHER VANDROSS
32 41 YOU GOT IT ALL / JETS
33 42 NOBODY'S FOOL / CINDERELLA
34 37 TALK TO ME / CHICO DEBARGE
35 18 TO BE A LOVER / BILLY IDOL
36 20 THE FUTURE'S SO BRIGHT / TIMBUK 3
37 43 STAY THE NIGHT / BENJAMIN ORR
38 32 FOR TONIGHT / NANCY MARTINEZ
39 25 THE NEXT TIME I FALL / PETER CETERA WITH AMY GRANT
40 - JACOB'S LADDER / HUEY LEWIS & THE NEWS
と言いますか、テレンスとチャプマン、これは88年秋に毎日FENで「サインヨーネーム」と「シンゲレファーストカー」がかかっていましたねー、ヘタすりゃ1日に3回聴いたように思いますよ。どちらも運転速度を戒めるにはちょうど良いユル目の曲でしたな。
農繁期ですから1日に5~6件の修理と試運転に駆けずり回っておりました。
ただそれ以上によく聴いたのがオイットニーの「愛がすべてを」と男闘呼組の「デーブレーク」!
こちらはともに愛しておりましたが…たぶん⭐⛴️さんは愛がすべてを、をスルー、そしてオリンピックのテーマ、というシナリオが見えてしまいそうでイヤーん。
( ω-、)シクシク…
Tracy Chapmanと、TTDというのは、Terence Trent D'Arbyのことでしょうか。
二人とも、ファーストアルバムからの大ブレイクでした。Tracy Chapmanの方は、ブラック・ミュージックというよりも、フォーク?といった味のある曲でした。Terence Trent D'Arbyは、まあ、プリンス風でしょうか。
両者ともにですが、ファーストアルバムで急に売れましたが、長続きはしなかったですね。Top40ヒットも、3曲から4曲程度だったでしょうか。Gregory Abbottと合わせて、大ヒットはあるものの、ヒット曲が少なかったですね。
この後もブラック系の新人アーティストでは、TTDとかT.Chapmanが88年に話題になりました。
G.Abottがあまり話題にならなかったのに比べて、両者とも才能あるアーティストとしてかなり話題になりました。
Top10ヒットにはなったものの、G.Abottほどの大ヒットではなかったですね。
その代わりでもないですが、ヴォーカルグループのNKOTBが№1ヒット連発でした。
おっと、大物がバックアップしたR.Marksも忘れてはいけなかった。
「ストーカーソング」ですか、まあ、ラブソングとの違いはよくわかりませんが。「ロリコンソング」はいけませんな。
Jim Abbottさん、いましたね。メジャーリーガーでも、オリンピックにも出たんじゃあなかったでしょうか。隻腕の凄い投手でした。
歌手のGregory Abbottと、綴りは同じですので、読みも同じでしょうけれども、ほんとは「エイボット」って、呼んでいたんじゃあないでしょうか。
にはストーカーソングの認定はされず、ベニー・マードーネスのイウトゥザナイトほどのロリコンではない、ということなのですかね?
訳詞とビデオ見てそれを突っ込まれないような作りになっている気がしまして、ここら辺も教授の頭脳が駆使されていたとか…。
そのような「売れる曲をリサーチして実際に売れた」というのはボストンのファーストだと読んだことがありますが、トム手術さんもマサチューセッツ工科大学でしたっけ?
うーーん、感情まで弄ばれちゃって、庶民としては、実は幸せであります。良いのを拵えてもらって、喜んで、のちにはこうやって論じられる。
グレッグせんせい、改めておめでとうございました。
そうですね、1曲だけのヒットで終わるような感じの歌手ではなかったですが、何故他の曲がヒットしなかったのでしょうか、不思議ではあります。
そういえば、46人もいると配分は少ないでしょうねー、可哀想ではあります。曲を作っている人やプロデューサーは儲かるんでしょうけれど。
この曲、曲の感じから、コテコテのラブソングですが、"shake you down"は、なかなかセクシーな新語だったですね。この曲にぴったりな歌詞であり、曲名だったですね。
そうですか、「マーヴィン・ゲイの再来」ですか。歌い方は似ているかもしれませんね。両方とも歌はうまいです。
レッド・ツェッペリンは、アルバムが売れていますから、それは収入は巨額だったでしょう。アルバムは、シングルに比べ長い期間のセールスがありますでしょう。
マライア・キャリーのクリスマスソングの収入は、毎年いくらくらいあるのでしょうか?気になりますね。
そうですね、作詞作曲プロデュースまで自分でこなしてるのですから、1曲だけのヒットでも印税はかなり入ってきますね。
こんな才能あるアーティストにはもっとヒットしてほしかったですね。
取り越し苦労ですが、我が国のアイドル連中たちは、曲創れない、楽器弾けない、歌えない、ましてやプロデュースなんてとんでもない、オマケに無駄に人数が多い、某組織にピンハネされる、で、いったいどれだけの稼ぎがあるのでしょう。
音時さんの見て、シェイキューダウンとはグレッグさんによる新語であったとは!!確かにヨソで聞かない連語でありますな。レデホのラビューダウンも然り。
にしてもさすがは大学教授でありますね。
リチ夫がキャントスローダウンアルバムでたくさん賞をもらったとき、ステージに上がるたびに「アウトレイジャス!」と発していましたが、あんなの流行ったんでしょうか?「もーいーから…」と脱力しそうでもありますなこれだと。
一方で日本でも流行り始めたのが「マジ」でありまして、すぐに廃れるだろうと思っていたら今じゃ立派に子供から大人まで遣っておりますな、いいのかな?
でもこの87年の春から関東に行ったときにやたらと聞いた「マブ」、かなり「オエー」な気分でしたがこちらは早々に廃れたのでホッとしたものです。
シェイキューダウン、AC⚡DC(バックインBLACKの曲)やZep(ファーストの3曲目)からしたらどんな感想をお持ちなのか…関係ないかな?
その独特な歌声と節回しから、「マーヴィン・ゲイの再来」って一部では言われていたみたいです。
そういえば1990年に発売された『レッド・ツェッペリン・リマスターズ』のライナーノーツによると(渋谷陽一著)、その当時の時点で、各アルバムがアメリカだけで毎年20万回から30万枚売れていたそうです。
「どうりで、何も仕事をしていない風のジミー・ペイジが優雅に暮らしていけるわけだ」と記しておられました。
グレゴリー・エイボットですらソレですから、ジミー・ペイジやポール・マッカートニーあたりになると、凄いんでしょうね。
ボストンのトム・ショルツが、なかなかアルバムを出さなかったのも、なんだかわかります。
この曲"Shake You Down"については、Gregory Abbottさんが作詞作曲、プロデュースまで全部一人でやっています。それで年間3位の大ヒットですので、1曲のみのヒットでも、それはそれはものすごい収入はあったでしょう。その後もソングライターとしても別の人に曲も提供しているようですね。
グレゴリーさんは一位に一回でもなったことで満足というか十分だったのでは…全米一位に一回なれば、プール付きの高級住宅買えるし、一生遊んで暮らせるし…知らんけど…但し自身の作品であること。
やっぱりこの曲、セクシーな歌なのですね。
曲調が、ディープなラブソング風でしたので、どんな歌詞か、興味がありました。予想どおりというか、予想以上のセクシーソングでしたね。
イヤー、そうでしたね。地味な曲だったので、まさか1位になるとは。でも、地味な曲だからこそのロングヒットでもありました。
この1曲で消えてしまったのは何とも残念でした。
そうですか、フレダ・ペインさんと夫婦だったとは。と言っても、フレダ・ペインのことは、"Band of Gold"1曲しか知りませんので、何とも言えないところですが^^;
ジェニファー・ウォーンズは、この87年に、ビル・メドレーとのデュエット"The Time of My Life"で、5年ぶりのTop40ヒットで、それが2曲目のNo.1ヒットとなりましたね。
「空気を読まないヒット」っていうよりも、「誰それ?」状態でいきなりの1位曲ですね。
80年代に入ってからは、それなりに有名な方が1位にはなっていたような覚えがありますが、この80年代半ばから、映画音楽でもないのに新人いきなりのNo.1が増えましたね。Ready for the Worldに、Mr. Mister、Falco、Bananaramaといったところでしょうか。もっと古いのだと、Toni Basilっていう人がいましたね。(キャプテン&テニールは、その前から大ヒットを何曲も持っていましたよ)
“Shake you Down”って言葉はこの1987年くらいにはまだ一般的ではなくて、新しい言葉で、グレゴリーは次のように言っていました。
“新しい言い回しを作ったみたいだね。この頃女の人がこう言っているのを耳にするんだ。『そうよ。彼は昨夜私をshake down(震えさせて)くれたの』とか、『彼をshake downさせたいわ』ってね。あの歌は、好きな女性に会うと男がどういう感じになるか表現したんだ。僕にとって"shake you down"という言い方は感情的にも意味がある。ガールフレンドにこの言葉を何度も繰り返して、僕の気持ちをわかってもらったことがあるんだ。それが歌を作ったきっかけさ。
「ビルボード・ナンバー1・ヒット1985-1988Ⅲ(音楽之友社)」より
◆"shake"…揺れて、震えて…"down"…倒れる、屈服してしまう感じ。最初は"心を震わせる"としたのですが、心だけじゃないよな、身体も…と思って意訳しました。セクシーな歌ですよね。
この曲の1位はふたつのまさかでした。
ひとつめはデビューシングルでいきなりの1位、しかもどちらかというと、地味目の曲で。
3週ぐらい1位を守ったかと思っていましたが1週のみだったんですね。
そして、ふたつめのまさかは、ソングライティング、プロデュースとマルチにこなし、この勢いでヒット連発かと思いきや、まさかの一発屋でした。
個人的には私が一番好きな女性歌手のジェニファー・ウォーンズの92年のアルバムの中の曲rock you gently(90年代最高の曲のひとつ)の作者としても忘れられない人です。
マイシャローナを六週で止めたロバートジョンさん
後者は詳しくは知らんのですが、ともに一週のみですが、ホワーンとした曲で首位!でしたっけか?
ロックウィズユーを止めたのもホワホワのキャプテニでしたっけ?ちょと毛色が違うかな?
まあそういう空気を読まないヒットなのが唐突のNo.1に似合っていますのですかね?
そういえば、この時のチャートには、Gregory Abbottに、The Jets、Ready For The Worldと、男女ソウルボーカルのバラードがエントリーしていますね。いずれもTop10ヒットになりました。どれが好みか、まあ、人によりますか。
この"Shake You Down"ですが、今までもどこかで聞いたことがあるような。コメントで上げていただいた方々のバラードの中には似ている曲もありますね。素晴らしいソウルバラードであります。
そうですか、この週初登場のThe Jetsの"You've Got It All"ですね。女性と男性の違いはあるけど曲の傾向は似ていますね。この時代というよりも、松家氏差も感じられる、伝統のソウルバラードですね。
グレッグ教授のシェイキューダウン
レデホのラビューダウン
大人♂️vs大人♀️、若手♂と若手♀、それぞれ愛のやり方は違うとはいえ、オエオエ~♪とか言わないでしょ普通。余裕なんですかね?
私はレデホのヴぅぅ~♪の方に一票でありますな。
ある意味一発屋で全盛期は売れてものすごかったですね。ジャンルを横断する成功をおさめた、グルービーなバラードを得意としていました。
過去のソウルのビッグネームを基本とした歌い込みはかなりのものですね。次のようなブラコンが好きならオススメかも(笑)
キーススエット
ブライアンマックナイト
ジェフリーオズボーン
ジョージベンソン
ベビーフェイス
ルーサーバンドロス
アレキサンダーオニール
ライオネルリッチー
この曲、大好きでした。
あの当時のアーバン・ソウル、雰囲気も懐かしいです。
でもよく考えたらGregory Abbottのこと、何も知らなかったです。曲だけはよく覚えていたのですが。このチャートにもランクインしているジェッツの曲調と似ていなくもないですね。
やっぱり一発屋だったんですね。