1988年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart41は、Glenn Freyの"True Love"。最高位は10月15日付の1週間の第13位。年間チャートは圏外でした。
Glenn Freyですが、もちろん皆さんご存じ、イーグルスの創設メンバーであり、ドン・ヘンリーと並ぶ中心メンバー。イーグルスのデビュー曲の"Take It Easy"のリードボーカルがグレン・フライですね。ハスキーヴォイスのドン・ヘンリーと、甘い歌声のグレン・フライ、この二人のボーカルが、イーグルスの素晴らしいところのひとつですね。
そしてグレン・フライ、「ホテル・カリフォルニア」をはじめとするイーグルスの名曲の数々を、ドン・ヘンリーとともに生み出した、希代のソングライターでもあります。
そのイーグルスが1980年に活動を停止、グレン・フライはソロ活動を開始します。1982年に初のTop40ヒット"I Found Somebody" が31位を記録、2枚のアルバムから、計3曲のTop40ヒットが出ますが、イーグルスの時のヒットに比べると、物足りないものがありました。
1984年、ついにソロでの大ヒットが生まれます。それがエディ・マーフィ主演の映画「Beverly Hills Cop」のサウンドトラックからのシングルカット曲 "The Heat Is On"、最高位2位の大ヒット、さらには、85年にテレビドラマ『特捜刑事マイアミ・バイス』サントラ収録曲"You Belong To The City" も同じく最高位2位の大ヒットとなりました。こちらをご覧ください→→→
この曲"True Love" ですが、久しぶりの映画・ドラマのサントラ以外からの、オリジナルアルバムからのシングルヒット、ソロのサードアルバム『Soul Searchin'』からのファーストシングルが、最高位13位を記録するヒット曲となりました。
"True Love"の曲の作者はGlenn FreyとJack Tempchin。Jack Tempchinですが、イーグルスのファーストアルバムのシングルヒット"Peaceful Easy Feeling"が彼の作品、イーグルス時代からグレン・フライと一緒に活動してきたソングライターです。前述の"You Belong to the City"も、この二人のコンビによる作品です。
ソロになってからの曲は、ロック系の曲やブルース系の曲などが多くありましたが、この曲のような穏やかなポップスが、グレン・フライには合っているのではないでしょうか。3年ぶりのシングルヒットになりました。
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G.Freyの久しぶりのヒットは、Eagles初期からのコンビのJ.Tempchinとの共作でしたか。
彼が曲作りに参加した♪Peaceful Easy Feeling♪はEaglesらしい曲でした。
ソロになってからのG.Freyはソウル、ブルース系の曲が多くて、これが彼がやりたい曲だったのか、と思っていました。
もちろんポップな曲も彼には似合います。
グレンはこう言っています。"僕の以前のアルバムを持っているみなさん、僕は謝ります。アル・グリーンのメンフィスっぽさや、ウィルソン・ピケットの歌った「Don't Fight It」の妄想を振り払うことはできなかったよ…"
去年のマックは時代に合わせた感じもあり、私ゃ4枚目のエブリウェアもご紹介あるかと思いましたよ。だってアレ、ほのぼのしていて好きなんですよね😃
でグレンさん、こちらもほのぼの……、といっても前のセクシーガールのときに、グレンほのぼのし過ぎ、俺の欲しいグレンはこれじゃねえ！とか書いたら叱られましたっけね🤣
そーいや丼ヘンリーもこの頃？イノセンスやってましたっけ？あれもほのぼの？でもあちらはグラミー賞とかなんとか？
ポールサイモンのグレースランドもそうでしたが、ほのぼのや、のほほんとしたのが正解だったんですかねえ？
ぁすみません、グレースランドは「アル」しか聴いてないクセに知ったかしました、ごめんなさい😫
そうなんですよね、この曲は、Jack Tempchinとの共作、イーグルスの初期から一緒に曲を作ってきた方ですね。だからでしょうか、この曲は、グレンがソロになってからのシングルヒットとは、ちょっと違う感じの曲になっていますね。すごくいい曲だと思っていたのですが、意外にヒットしませんでした。残念だったなぁ。
この曲、気負いのようなものもなく、自然体で自分の好きな曲を作った、って感じがします。メンフィス・ソウルには詳しくないのですが、凄くグレン・フライらしくってよかったと思います。あんまりヒットはしなかったですが、グレン・フライの代表曲ですね。
グレン・フライ、ソロになって一番やりたかったのは、こんなほのぼのとした曲じゃあないでしょうか。
イーグルスとマックの皆さんのTop40ヒット曲は全部紹介しちゃおうとは思っていましたが、まあ、週に２曲ですので、全部とまではいきませんでした。"Everywhere"ですが、大好きなクリスティのボーカルですので、紹介していなかったでしたか。袖はいつかまた載せなきゃならんですね。
そういえば、こちらでもチョイチョイ話題になっている同名異曲ですが、実は洋楽邦楽間でもそういうのがあったりします。
いちばん有名なところでは、ビートルズと柏原芳恵さんの『ハロー・グッバイ』。
エアロスミスと相川七瀬さんの『スイート・エモーション』などがそれですね。
なお相川さんのそのタイトルは、もともとエアロのファンだった相川さんが、それにあやかってつけたタイトルだったそうです。
あとは、原題は違うけど邦題と邦楽のタイトルが同じというのが、シカゴと松山千春さんの『長い夜』。
渋いところだと、オフコースとフーターズの『眠れぬ夜』、ディオンヌ&フレンズとアグネス・チャンの『愛のハーモニー』などがあります。
ちなみにフーターズの『眠れぬ夜』は、彼らのデビューアルバムのタイトルでもあり、その中にはタイトルチューンとしてこの曲が収録されています。
さらには(もうしばらくお付き合いを)、洋楽の原題と邦楽のタイトルが同じ曲なのが、シャネルズとデル・シャノンもしくはボン・ジョヴィの『ランナウェイ(Runaway)』。
シャネルズの『ランナウェイ』は、デル・シャノンの『Runaway』から転用したそうです。
私ゃみなさんより遅れた男👨、やっと「ロングラン」に間に合った訳ですので、グレンへの思いがちょと違いましたね。
ロングランはあのジャケがシックで惚れたのですが、やはり2,800円なりは中3には無理でしたあ😖
そういえば80年、ナメリカでは子供が
「ママ～ロングラン買ってきて～、黒ジャケがイカすからすぐ分かるよー😃」
でママが安易に買ってきたのがAC⚡DC、てのが頻発したそうですよ。
だからあのメタルアルバムが史上4位の売り上げなんですってね☺️(ぼんぺディアより)
♪True Love♪とは関係ないのですが、G.Freyのこの時期のヒットで思い出すのが82年のソロアルバムからの♪The One You Love♪ですね。
彼のちょっと鼻にかかったようなヴォーカルと、イントロとエンディングのサックスが印象にこのっています。
最高位15位ぐらいだったと思います。
同名異曲、洋楽邦楽入り乱れていろいろありますね。
ほかにもないかなぁ、と考えましたが、なかなか思いつかないですね。「ハートブレイカー」は洋楽にはいくつかありました。邦楽にもあったような。あと、シカゴの「愛ある別れ」邦楽にもあったような。この２曲追加で。