1989年ビルボード Billboard All American Top40、1989年1月14日付、2位から上がって初の1位はBobby Brownの"My Prerogative"。Bobby Brownですが、アメリカ・マサチューセッツ州出身のポップ、R&B歌手。1983年ニュー・エディションの一員としてデビュー、1986年にグループを脱退してソロ歌手に、ソロ2枚目のアルバムでブレイクし、初のシングルヒット"Don't Be Cruel" が最高位8位、この曲が2曲目のヒットで、初のNo.1獲得です。
2位は3位からアップ、Phil Collinsの"Two Hearts"。Phil Collinsですが、ご存じ、Genesisのドラマー兼ボーカルであり、ソロでも大ヒットを連発、ソロではまず、1981年に"I Missed Again"が最高位19位を記録、このシングルを皮切りに、この曲でTop40ヒットは計13曲、5曲のNo.1ヒットを含め、Top5ヒットは8曲目となりました。
3位は3週間の1位からダウン、Poisonの"Every Rose Has Its Thorn"。Poisonですが、アメリカペンシルベニア州出身のグラムメタルバンド。グラムメタルバンドとしては異例の大人気バンドで、初のTop40ヒット"Talk Dirty to Me" が最高位9位、この曲が5曲目のTop40ヒットで、3曲目のTop10ヒット、ついに初のNo1獲得です。
4位は6位からアップ、Taylor Dayneの"Don't Rush Me"。Taylor Dayneですが、アメリカ・ニューヨーク出身のシンガー・ソングライター。デビューアルバムから、ファーストシングルの"Tell It to My Heart"が最高位7位、この曲が4曲目のシングルで、4曲すべてがTop10入り、2曲目のTop5ヒットになりました。
5位は9位からアップ、Def Leppardの"Armageddon It"。Def Leppardですが、イギリス出身のハードロック・ヘヴィメタルグループ。1983年には"Photograph"が最高位12位を記録、この曲で7曲目のTop40ヒットで、4曲目のTop10ヒット、惜しくも1位を逃した"Pour Some Sugar On Me"、初のNo.1となった"Love Bites" に続き、3曲目のTop5ヒットです。
この週初の1位はBobby Brownの"My Prerogative"。1位はこの1週間ですが、Hot100には通算24週間滞在するロングヒットで年間チャートは2位の特大のヒットとなりました。
この週初の1位はBobby Brownの"My Prerogative"。1位はこの1週間ですが、Hot100には通算24週間滞在するロングヒットで年間チャートは2位の特大のヒットとなりました。
Bobby Brownですが、10代の少年5人組のR&BグループNew Edition に参加、1983年にファーストアルバム『Candy Girl』をリリースします。Bobby Brownは1969年生まれですので、この時まだ14歳です。
このアルバムからは3曲のシングルカットがありましたが、全米ではHot100にはエントリーするもののTop40ヒットにはなりませんでした。続いてリリースされたのがセカンドアルバムの『New Edition』、このアルバムからのファーストシングルが"Cool It Now"で、母国イギリスに続きアメリカでもブレイク、1985年に最高位4位を記録します。こちらをご覧ください→→→
New Editionの次のアルバム『All for Love』は、Top40ヒットは1曲と、いまいちのヒットに終わり、Bobby Brownはグループを脱退、ソロ活動を始めます。脱退ということですが、実態は解雇に近い状況だったようです。
New Editionの次のアルバム『All for Love』は、Top40ヒットは1曲と、いまいちのヒットに終わり、Bobby Brownはグループを脱退、ソロ活動を始めます。脱退ということですが、実態は解雇に近い状況だったようです。
グループを脱退した年の1986年に、早速ソロ第一弾アルバム『King of Stage』をリリースしますが、このアルバムは大ヒットには至りませんで、シングルもTop40には入りませんでした。
続くソロ2枚目のアルバム『Don't Be Cruel』が大ヒット、ファーストシングルのアルバムタイトル曲"Don't Be Cruel"が最高位8位のソロで初めてのヒットとなります。
そして、2枚目のシングルがこの曲"My Prerogative"で、初のNo.1、特大のヒット曲となりました。曲の作者はBobby BrownとプロデューサーのTeddy Riley、同じくプロデューサーのGene Griffinの3人の共作。
この曲の大ヒットには、Teddy RileyとGene Griffinの二人のプロデューサーの影響が大きかったです。この二人は、、R&Bとヒップホップを融合した新しいジャンル「ニュージャックスウィング」の創始者として知られています。この"My Prerogative"は、「ニュージャックスウィング」の初めての大ヒットとなりました。
"My Prerogative"ですが、「スウィング」っぽいところもあるのでしょう、カッコいいダンスミュージックですね。スティービー・ワンダーからマイケル・ジャクソン、ボビー・ブラウンへ。R&Bの新しい時代が始まります。
今週 先週 song / artist
1 2 MY PREROGATIVE / BOBBY BROWN
2 3 TWO HEARTS / PHIL COLLINS
3 1 EVERY ROSE HAS ITS THORN / POISON
4 6 DON'T RUSH ME / TAYLOR DAYNE
5 9 ARMAGEDDON IT / DEF LEPPARD
6 5 IN YOUR ROOM / BANGLES
7 10 SMOOTH CRIMINAL / MICHAEL JACKSON
8 11 I REMEMBER HOLDING YOU / BOYS CLUB
9 12 PUT A LITTLE LOVE IN YOUR HEART / ANNIE LENNOX & AL GREEN
10 15 THE WAY YOU LOVE ME / KARYN WHITE
11 7 WAITING FOR A STAR TO FALL / BOY MEETS GIRL
12 16 WHEN I'M WITH YOU / SHERIFF
13 17 BORN TO BE MY BABY / BON JOVI
14 19 WHEN THE CHILDREN CRY / WHITE LION
15 13 SILHOUETTE / KENNY G
16 4 GIVING YOU THE BEST THAT I GOT / ANITA BAKER
17 18 ALL THIS TIME / TIFFANY
18 8 LOOK AWAY / CHICAGO
19 23 HOLDING ON / STEVE WINWOOD
20 22 LITTLE LIAR / JOAN JETT & THE BLACKHEARTS
21 28 STRAIGHT UP / PAULA ABDUL
22 31 WILD THING / TONE LOC
23 26 I WANNA HAVE SOME FUN / SAMANTHA FOX
24 30 THE LOVER IN ME / SHEENA EASTON
25 14 WELCOME TO THE JUNGLE / GUNS N' ROSES
26 25 WILD WORLD / MAXI PRIEST
27 20 WALK ON WATER / EDDIE MONEY
28 34 WALKING AWAY / INFORMATION SOCIETY
29 21 BABY, I LOVE YOUR WAY/FREEBIRD MEDLEY / WILL TO POWER
30 40 SHE WANTS TO DANCE WITH ME / RICK ASTLEY
31 38 KISS / THE ART OF NOISE FEATURING TOM JONES
32 41 WHAT I AM / EDIE BRICKELL & NEW BOHEMIANS
33 42 ANGEL OF HARLEM / U2
34 24 HOW CAN I FALL? / BREATHE
35 43 DIAL MY HEART / THE BOYS
36 29 THE PROMISE / WHEN IN ROME
37 45 YOU GOT IT (THE RIGHT STUFF) / NEW KIDS ON THE BLOCK
38 39 BACK ON HOLIDAY / ROBBIE NEVIL
39 33 GHOST TOWN / CHEAP TRICK
40 27 I DON'T WANT YOUR LOVE / DURAN DURAN
1 2 MY PREROGATIVE / BOBBY BROWN
2 3 TWO HEARTS / PHIL COLLINS
3 1 EVERY ROSE HAS ITS THORN / POISON
4 6 DON'T RUSH ME / TAYLOR DAYNE
5 9 ARMAGEDDON IT / DEF LEPPARD
6 5 IN YOUR ROOM / BANGLES
7 10 SMOOTH CRIMINAL / MICHAEL JACKSON
8 11 I REMEMBER HOLDING YOU / BOYS CLUB
9 12 PUT A LITTLE LOVE IN YOUR HEART / ANNIE LENNOX & AL GREEN
10 15 THE WAY YOU LOVE ME / KARYN WHITE
11 7 WAITING FOR A STAR TO FALL / BOY MEETS GIRL
12 16 WHEN I'M WITH YOU / SHERIFF
13 17 BORN TO BE MY BABY / BON JOVI
14 19 WHEN THE CHILDREN CRY / WHITE LION
15 13 SILHOUETTE / KENNY G
16 4 GIVING YOU THE BEST THAT I GOT / ANITA BAKER
17 18 ALL THIS TIME / TIFFANY
18 8 LOOK AWAY / CHICAGO
19 23 HOLDING ON / STEVE WINWOOD
20 22 LITTLE LIAR / JOAN JETT & THE BLACKHEARTS
21 28 STRAIGHT UP / PAULA ABDUL
22 31 WILD THING / TONE LOC
23 26 I WANNA HAVE SOME FUN / SAMANTHA FOX
24 30 THE LOVER IN ME / SHEENA EASTON
25 14 WELCOME TO THE JUNGLE / GUNS N' ROSES
26 25 WILD WORLD / MAXI PRIEST
27 20 WALK ON WATER / EDDIE MONEY
28 34 WALKING AWAY / INFORMATION SOCIETY
29 21 BABY, I LOVE YOUR WAY/FREEBIRD MEDLEY / WILL TO POWER
30 40 SHE WANTS TO DANCE WITH ME / RICK ASTLEY
31 38 KISS / THE ART OF NOISE FEATURING TOM JONES
32 41 WHAT I AM / EDIE BRICKELL & NEW BOHEMIANS
33 42 ANGEL OF HARLEM / U2
34 24 HOW CAN I FALL? / BREATHE
35 43 DIAL MY HEART / THE BOYS
36 29 THE PROMISE / WHEN IN ROME
37 45 YOU GOT IT (THE RIGHT STUFF) / NEW KIDS ON THE BLOCK
38 39 BACK ON HOLIDAY / ROBBIE NEVIL
39 33 GHOST TOWN / CHEAP TRICK
40 27 I DON'T WANT YOUR LOVE / DURAN DURAN
ボビ男時代の始まりを告げる№1ですね。
この後の♪Every Little Step♪も大ヒットし、時代の寵児でした。
単なるヒップポップではなくて「ニュージャックスウィング」というR&Bとの融合だったんですね。
ちょうど日本はバブル絶頂期でボビ男ファッションの人もいましたね。
Bobby Brownですが、新しいR&Bの世界を生んだ人、といっても良いでしょう。1位はこの1曲のみ、活躍期間も5年ほどと、長い活躍ではなかったですが、すごい活躍だったです。
ただ前にも言いました通り、私はこの曲は1位になっても認識できておりませんで、さらに言えばこの時点で最初のシングルのドンビークーも分かっていなかったのであります。
おまけにボビーブラウンなんて名前もタカハシコージみたいなありきたりだったためか、チャートでも調べようと思わなかったんですかねえ。
ボビ夫はしかし、買ったばかりのビデオ録画の深夜MTVの初回に次のシングル「●●」がありまして、これは即シングル買いました。とてもエッチそうなリズムと曲調でした☺️
あの……32位のお方…名前がハショられ過ぎてませんかね?なんかフォンクバンドみたいになってますけど😫
ボビー・ブラウンですが、この年にはヒット曲たくさんありましたね。あんまり聞いてはいないのですが、映画の『ゴーストバスターズ2』の主題歌もこの年でしたっけ?映画もあって、その曲はよく聞きましたが。
実はボビ夫に関しましてはたくさん買いましたよ。おっしゃる映画音楽ももちろん買いました。曲が良かったんですよね~😃
⭐⛴️さんがよく言われてる「こんなにシングル出るんならアルバム買っときゃイーじゃん」もこの時に経験してしまいました。
でもね、シングルバージョンがあまりにもイカしていて違い過ぎってのもあったのです、ヒキョー商法もいいところですよホントに☺️
おまけに⭐⛴️さん言われる映画音楽のあとには、ダンスコンピレーションもののアルバムまで出てきてまた買うという。
確かビデオまで買ったかな?とにかく踊れなくても、あのときのボビ夫にはこんな田舎モンでも憧れてしまうカッコよさがありましたです。
さぁ、こっから何枚が出てきますかね?春と梅雨時と真夏にまたよろしくお願いいたします😃
楠みちはる先生の「シャコタンブギ」こちらのディスコの副支配人でダンスもうまいスカウターがボビーブラウンそっくりに描いてありました。「ボビ夫クン」と呼ばれていました。情けにもアツい人でした。
もうひとつはエグい「殺し屋1」でお馴染みの山本英夫せんせいの「オカマ白書」。こちらは二人でてきて「ボビ男とボビ郎」とされてました。こちらも警戒なエッチ&イノセントなコメディで良かったです。
ホントにある程度は日本でも社会現象でありました。そうなると「クールイットナウ」は黒歴史かも知れませんね☺️
彼とWhitneyの結婚には驚きましたね。
まさに王者と女王のカップル感がありました。
5年という短期間でしたが、彼女の生涯に良くも悪くも影響があった人物でしたね。
New Editionのメンバーだったことは、ソロに大ヒットで知りました。
ボビー・ブラウンというと、やっぱりこの曲"My Prerogative"でしょうか。そういえば、このアルバムからは、『ゴーストバスターズ2』の主題歌を挟んで、全部で5枚のシングル、それも全部Top10入りでしたね。すごい人気ではありました。
ボビー・ブラウンとホイットニー・ヒューストンとの結婚については、本当はどうだったのでしょうか。映画は見ていませんが、映画がどこまでが真実かどうかはわっからないとしても、ホイットニーとボビー・ブラウンは出会わなかかった方が良かったのかもしれませんね。