NHKの“ 超多様性トークショー!なれそめ“の夏井いつきの回を見た。田村淳さんは浜ちゃんの次に好きなMCだ。ロンハーやアメトークいつも見てる。三人とも自然体なんで、話が自然に弾んで心地よかった。組長の可愛い妻の顔と、兼光さんの名言「全ての事はなるようになる」を全世界にシェアできてよかった。私もこれに何度救われたことか。
久しぶりにサワードウブレッドをFBでシェアしたら、ヴァイオリニストのエンドレ・グラナトに、「そこのチェリスト甘やかされすぎ」とからかわれた。エンドレの家でご飯を食べることになっている。緊張するわ。ニックのLAコンサート。度々里帰りする訳でもないので、家族や友人達もノリノリで、東海岸からも、NYシティバレエのコンマスのアーティや、ピアティゴルスキークラスの兄弟子達も会いに来てくれる事になった。中でもびっくりしたのが、自家用機を自ら操縦して来る友人ピーター・ラート。ニックが生まれて初めてオケと弾いたコンチェルトの指揮者ドクター・ラートの息子。ドクター・ラートの母は、あの映画にもなった『グランドホテル』を書いた作家ヴィッキイ・バウムなのよね。全てのミステリー作家に影響を与えた“グランドホテルテーマ(形式)”の生みの親である。
そんなこんなで小耳に挟んだ話。
世界で初めて自家用機でコンサートに駆けつけた演奏家はヤッシャ・ハイフェッツ。彼が二十歳の時、ロサンジェルスからサンディエゴまで友人の操縦する天井の開いた複葉機で、衣装を身に付けたまま飛行帽かぶって、バイオリンを膝に載せて飛んで行ったそうだ。飛行機の中で煙草が吸える古き良き時代の話。