車で大月から帰る途中、道の真ん中に大鹿が立って居て、車が近寄っても動かない。ヘッドライトに照らされてすくんでいるのか、振り返った顔は無表情。闇に浮かぶ怪物のように見える。
怪物と言えば、韓国ゾンビ映画の新たな傑作登場。久々の若いゾンビをインプット。
と言うわけで、今年一月一日から書き始めたホラーのタイトルが、『世にも静かなゾンビの物語』に決まった。そろそろアグレッシブなゾンビ物に飽きてきた頃。小野不由美先生の『残穢』のような静かで禍々しいホラー物、ゾンビ物が求められてる。て言うか、私が求めてる。仮題が(残穢の影響で)『ほとんど事故物件』だったが、韓国ゾンビを見ているうちに変わった。色々とインプットしてると自然とアイデアは湧いて来る。ありがたや韓国ホラーブーム。