久しぶりにプレバト!を見ました。梅沢富美男さんのガムの句が没になる回です。永世名人ともなるとハードル上がりますね。フジモンさんの句への組長の選評、「当たり前の風景でも、小さなオリジナリティーが一つあればいいんですよ。」みたいなのを聞いて、反省しました。私もつい当たり前の事を日記のように詠みがちです。
先日杏子先生が、「俳句は日記ではありません。」と日経か藍生にキッパリと書いておられた。ハッとして、背筋が引き締まりました。「俳句は日記のように」という俳人も居られますが、そこに小さなオリジナリティーを忘れてしまったら、俳句の上達はストップする。先生方は心を鬼にして生徒たちに愛の鞭を打っているのですね。
というような事を、ニックに話したら、「いや違う!」と即座に言い、そして、
「いつきとモモコは自分が読んだ俳句の嫌な部分を容赦なく一掃しているのだ。私も、生徒の演奏を聞いて嫌な音や弾き方を容赦無く一掃する。そうして生徒は上手くなるのだ。それが良い師だと私は信ずる。」と言った。ううむ、なあるほど!