ミセスローゼンの上人坂日記

秋雨に濡らすな迷ひ猫の貼紙



TVドラマ「ホワイトカラー」の主役三人の男達。どの男性が好きか、好みは分かれると思う。私が選ぶのはもちろん、ウィリー・ガーソン。向かって左端の小さいおじさん。SATC の主役キャリーの親友スタンフォードを演じた俳優。私の頭の中に棲みついている三人のキャラクターの一人でもある。ニックと結婚以来、口の中で独り言を言う癖が付いた。英語でうまくComeback(口答え)出来なかった時、後からブツブツ言い返す、そのキャラクターが三人居るのだ。

一人目は、常に私の理想の女性像を演じるフランシス・マクドーマンド。ニコリともせず、歯に絹を着せず辛辣な事を言いたい時のキャラ。



二人目は、私が生まれ変わったらなりたい男性像のウィリー・ガーソン。ガミガミとnag(小言)したい時やくどくど言い訳をしたい時のキャラ。



三人目は、和牛の賢志郎君が漫才『束縛のキツい彼氏』の中で演じる女の子。何を言っても優しくて、可愛い女でいたい時のキャラ。



本当はもう一人居るのだが、滅多に出て来ない。このキャラが最後に出たのは、長女ミコがエルガー・コンチェルトのコンサート直前に熱を出し、しかもチェロが割れた時。絶体絶命、絶望の淵に沈まぬ為に必死で自分自身を励ます時のキャラ。大阪のおかん。

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