ワクチンの一回目を打ちに、一人で運転して、村役場の健康センターへ行きました。会場に入るなり問診、接種、待ち時間なし、完璧な回しです。十五分待機、ワクチン証明を貰ったら、肉屋へ行き、ビーフシチューの材料を買って帰ろうとiPhoneを見始めたのですが、五分くらい経って手足がじんじん痺れ、正座した後くらい感覚が無くなり、動悸と目眩、視界が渦巻き状に狭まって来ました。やばい。ここで私がぶっ倒れたら待合場の人々はビビルだろう。で、ナースに合図して気分が悪い旨伝え、隣室のベッドで休ませて貰いました。熱は七度八分に上がり、脇冷や汗、血圧が下がりました。ドクターに診察して貰い、ショックでは無い、軽い熱中症かもしれないと点滴、股間と脇を冷やして頂くと、嘘のように直ってきました。結局二時間ベッドで寝て、自分で運転して帰り、買い物はパスしました。家にある残り野菜とパクチーラーメンを食べて寝ました。夜中に寝返りが打てない腕の痛みと微熱でしたが、今朝は平熱。オートミールを食べ、犬と散歩しました。嘘のように元気です。
聞いた話ですが、山中は涼しいという思い込みで冷房をかけずに暮らし、村に下りて駐車場でクーラーをかけず十数分家族を待っていた間に、軽い熱中症になった方があったそうです。会場に早く着き過ぎ、駐車場でクーラーをかけずに時間調整をしてた私と全く同じ行動です。車の中はもしかしたら四十度超えていたかもしれません。
これから接種受ける方に役立てばと思い、レポートしました。軽い熱中症などの体調不良とワクチン接種が重なると妙な症状が起きて不安になりますが、接種会場の医師やナースは完璧な神対応。緊急の対応マニュアルが整然と貼られ、準備万端、一糸乱れぬ職員も素晴らしい。二回目に何の心配もありません。まだまだ暑い日が続きます。自分で暑さに気づかぬ事もありますので、水分をたくさん取り、万全の体調で、次回接種に臨もうと思います。
「クヴェッチ」
“Kvetch”とはユダヤ語で、始終不満たらたらな人です。ニックはワクチン接種の後、俺はクヴェッチすると宣言し、全く副反応が無かったにも関わらず、不満たらたら、召使のように私をこき使いました。今度は私がクヴェッチする番です。ちなみに、私が一人で接種行ってた間、ニックはサイクリングしてました。帰ってきて、「あれ、ビーフシチュー無いの?」と言いました。その悪魔対応に報いを受けさします。ふっふっふ。まずは「スタバのポテチ食べたい買って来て。」と言うつもりです。
写真は車用傘。ハングライダーみたい。