テレビはええね。NHK俳句はええね。入院してても姉と甥に会える日曜の朝。アンタッチャブル柴田さん、中西アルノちゃんもがんばってる。
かぼちゃんとフェイスタイム。
いい時代になった。1940〜50年代はやSF作家のアイザック•アシモフは、ファウンデーションシリーズやロボットシリーズで、インターネットやフェイスタイム(携帯テレビ電話)の未来を書いていた。SFやホラーに描かれた未来は実現する。コロナ感染も起きた。ゾンビも誕生するだらう。
「句集野路菊より」
千の風に乗りきし人あり秋祭 信野
秋祭り五鹿男の子は二人なり 同
灯籠を送り淋しと書いて見た 同
母は、♪私のお墓の前で泣かないで下さい、という歌『千の風になって』が好きだった、と思う。母のような人は沢山いて、「千の風」の入った投句が沢山寄せられた、と思う。月並俳句を作らぬ為には、流行を知らねばならない。忙しい事だ。
二句目、鹿の頭を被って、ガニ股で踊る故郷の五鹿の舞。元々男子しか踊れぬ物だったが、少子化により女子も参加するようになった。今時のジェンダー問題的には考えられない事案だが、伝統も大切だと思う。
三句目。灯籠流し。私達が生まれる前、父母はお盆の月の夜に小舟で沖へ漕ぎ出したそうな。子供心にそれはロマンチックだなと思った。ヴェニスへニックと行った時、早春の月の運河へゴンドラで漕ぎ出す経験が出来た。やはりロマンチックだった。