春寒の座れば居なくなる老婆
久々にKindleじゃなくて雑誌の角川俳句を買う。中原道夫さんのインド寒中吟36句が素晴らしい...
ぶらんこの音消え子らの声の消え
俳都松山らしく、俳句を書道作品として発表する試みも今年で12回目だという。今回私の俳句を...
松山に城山のあり笑ひけり
切れた白金の鎖を直しに道後へ。カラクリ時計は今日も賑やか。山中湖は60センチの積雪という...
川を越へ野を越へ春の雪どこへ
四月十六日(日)午後二時から、愛媛県男女共同参画センターにて、ナサニエル・ローゼンチェロ...
春の雪チャックベリーを聴きながら
MAGAは、Make America Great Again。では、SATCは? 勿論Sex and the Cityの略である。四人の...
身の内に獣ゐるらし涅槃雪
雪が溶けて、乾き切った全山の木々が雨を求め手を伸ばすように根を伸ばしていると思ったら、...
雪解の後の渇きや人も木も
ニックのオムレツ。マッシュルームオムレツはオムレツの女王だ、と思う。 〜と思う、という...
七匹の猫集まりて春の虹
白鳥のボートが本物の白鳥に見える。 英語に耳が慣れてテレビドラマが字幕なしで見れるよ...
サングラスして山を焼く女かな
峠の山羊のようなかぼちゃん。 何事も本気で取り組むと生活はそれ一色となりがちだ。俳句は...
出立の慌ただしきに淡雪来
我輩は犬である。うちの先生が春スキーに又行くと大騒ぎして出る。やれやれ。細君はちょっと...