塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

苦手意識という気持ち

2011-07-29 01:13:12 | 日記
 人間誰にでも
 
 「苦手意識」

 を持っていると思います。その対象は「物」の場合もあるでしょうし、「対人」の
場合もあるでしょう。

 僕の場合は「後者」の時が多い気がします。

 サッカーの世界でも、この苦手意識が強まると非常に大変な目に遭います。

 言い換えれば

 「蛇に睨まれたカエル」

 であり、自分が本来持っている実力を全く出せない、縮こまった状態に陥ってしまうの
でしょう。

 実際僕がそうですし、苦手意識の仕事が翌日に控えていると、頭の中で何度も何度も
シミュレーションをするので、返って全く眠れません。

 パルセイロが山雅に勝てないのも、同じような試合展開で勝てた試合が黒星になり、引き
分けになったきたことが、大きく関与していると思います。

 つまり同じ試合内容が続くことで、今戦っている試合も

 「きっと同じ展開になるに違いない」

 と錯覚し、パルセイロの選手達に余計な心理的負担がかかってしまうのだと思います。

 逆に山雅の選手達、ファンは

 「前半リードされても、いつもと同様後半に逆転して勝ち点3を頂くよ。」

 と考えているのかもしれません。

 苦手意識を消すことは本当に苦労ですし、僕も有効な手立てが頭に浮かびません。

 サッカーの世界ではやはり「勝つこと」が最良の薬ですから、勝つ歴史を積み上げてゆく
事で、パルセイロの意識も変わると思うのですが。
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掘り出し物に出会うには

2011-07-28 20:36:26 | 日記
 サッカークラブのスカウトは

 「ダイヤの原石」

 を求めて世界中に散らばっていますが、都市を追うごとにその競争が高まっていますから、
本当に大変だと思います。

 しかしその原石を見つけ、一人前に成長し、クラブの財産になった際の嬉しさは、本当に
格別でしょうね。

 また選手の売却額はクラブ運営の根幹ですから、スカウトはその際一抹の寂しさも味わう、
辛さも抑えなくてはいけません。

 「安値で物を買う」
 
 という行為は僕たちの日常の中でも見られますが、

 「ポイントサービスを利用する」
 「古着の中から、自分に必要な品を見つける」

 という行為は、サッカースカウトが選手を掘り当てる作業に似ていると思います。

 例えば今日僕はあるリサイクルショップで

 「夏用の白地に青の縞柄のストライプのボタンダウン・シャツ」
 
 を見つけて

 「61円」

 で購入しました。

 試着もしましたし、日本製であることも確認した上での購入です。

 これは中古価格735円だったのですが、手許のポイント・サービスを全て使ったので
現金で払う金額を61円に抑えることが出来たんです。

 僕のスーパーでは男性は自前の衣料で仕事をしていまして、来月の給料ではどうしても別
の買い物をする必要があったので、アウトレットを軸にシャツを探していたところ、良い

 「出会い」

 があったのです。

 サッカーに限らず「掘り出し物」と出会うには、やはり地道な努力と偵察が必要ですね。

 どんなに通信機器が進化しても、スカウトの役割は今後も変わらないと思います。
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実力があるのに安値で売られる選手達

2011-07-28 20:26:11 | 日記
 今日リサイクルストアで衣類を数点売却し、幾らかの現金収入を得ました。

 売却した衣類の中には、今まで引き取り手のなかった

 「サマー・スーツ」

 も含まれていて、店側の提示金額は全く納得がいきませんでしたが、最重要課題はこの
スーツを手放すことだったので、その買値でサインしました。

 サッカーの世界でも、選手が途方も無い安い値段で売却されるケースがありますが、その
場合はクラブがどうしてもその選手との

 「契約」

 を終えたいという意志表示ですから、貧乏クラブからすれば案外

 「お買い得」

 の取引ができるかもしれません。

 でも安値で売却される選手の背景には

 「監督、同僚との仲違い」
 「交通事故、不倫、離婚など個人、クラブ両方の印象を悪くした。」

 など、考慮すべき問題が横たわっていることも確かです。もしその点をクリアできると
踏んだなら、オファーを検討しても良いと思います。

 例えばウォルクブルク退団が決定しているジエゴがそうですね。

 実力だけならブラジル代表クラス。

 しかしその扱いは非常にデリケートで、ひと悶着起きた場合、解決するには多大な時間が
必要です。

 優等生ばかりでないのは、サッカーの世界だけでなくどの世界でもそうですが、

 「お金」
 「試合の出場時間」

 など、一般社会では揉めることのない事がその背景にありますから、クラブの力量も問わ
れる形になります。
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クラブの会長に求められる資質

2011-07-28 20:17:26 | 日記
 前回、前々回では

 「マンチェスターシティ」
 「アトレティコ・マドリード」
 「FCポルト」

 の3クラブの移籍情報を僕なりに検討してみましたが、サッカークラブの会長は、時に

 「やせ我慢」

 が必要な気がしてなりません。

 ポルトを一例に考えてみます。

 例えば今後どんなにフッキが活躍しても、90億円近い移籍金が見込めることは無い
と思います。

 それは彼が故障するかもしれませんし

 「リーマン・ショック」
 「サブプライム・ローン」

 のような経済問題が欧州を覆うかもしれないからです。

 実際ギリシャの経済状態は最悪ですし、その波はスペイン、ポルトガルにも波及しつつ
あります。

 でも今お金を得たとしても、代役がフッキと同様の活躍ができるかはわかりませんし、
ファルカオとの連携を構築するにも時間が必要です。

 「お金は確かに魅力だが、戦力の維持と名誉は更に大事。」

 ポルトかイチョウのピント・ダ・コスタはそう思っているのかもしれません。

 仮に今後フッキが

 「不良債権」

 と化しても、あの時やはり売却しておけば良かった。という態度を貫き通す必要があり
ますし、例えその点を記者やファンに疲れても、表情ひとつ変えてはなりません。

 クラブの会長職に就く人間は、よほど心臓が強くない限り、務まらない仕事だと言えます。
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ポルト、フッキへのオファーを拒む

2011-07-28 12:19:41 | 日記
 アグエロが移籍を選択する中で、こちらもポルトからの移籍が囁かれるフッキと
ファルカオですが、僕はこのまま残留すると考えます。

 ゴール・コムには

 「フッキの獲得に90億円のオファーがあったが、ポルトは動かず」

 という記事がありましたが、この背景には

 「フッキとファルカオなしに2011-12シーズンの成功は考えられない」
 「お金がどれだけ入っても、代理の戦力を獲得できなければ意味がない。」

 というクラブの方針が見え隠れします。

 ベンフィカに変わり、ポルトガルの

 「盟主」

 としてポルトが君臨する理由は、こうした明確な方針が選手とファンに伝わっている点
にあると言えます。

 もし僕が会長なら、売却額を見込める選手は手放して、現金を得てから有利に選手と
の交渉を始めるでしょう。

 しかしポルトは

 「選手が獲得できるかどうかはわからない。」

 と一種のリスク・マネージメントの観点から、選手の売却を定めています。

 ポルトが赤字で苦しんでいるという話は聞いたことがありませんから、焦って選手を売る
必要もないのでしょう。

 2002-03、2003-04シーズンのような

 「2階級制覇」

 はさすがに困難だと思いますが、フッキとファルカオは、チャンピオンズ・リーグの舞台
でも大暴れするでしょうし、対戦相手はふたりへの対策を即座に考える必要がありますね。
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