塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

練習中、同僚に怪我を負わせてしまったら

2012-05-30 19:49:51 | 日記
 若き日のアレッサンドロ・ネスタが、イングランド代表の中軸であるポール・ガスコイン
に練習中怪我を負わせ、茫然自失となった話を聞いた事があると思います。

 「気にするな。
  自分を責めるなよ。」

 そう言ってガッザは病院を訪れたネスタを逆に励ましたそうですが、ここで感じることが
あります。

 練習中に厳しいタックルを見舞う事は、果たして奨励される事なのでしょうか?

 欧州や南米では練習中からきわどいタックルとチャージが行われているそうですが、実際
はどうなのでしょうか?

 僕はサッカーを遊びでしかしていません。

 ですから、僕の意見は甘いと見る方もいるでしょう。

 でも練習中、同僚に反則まがいの厳しいタックルをして、相手に怪我を負わせたとします。

 その怪我が理由で彼が

 1・現役を退く形になった
 2・そのため新しい仕事に就くしかないが、働き口が全く見つからない

 もし僕が怪我を負わせた立場なら、悔やんでも悔やみきれません。

 練習中のことですから、これは極端な例でもあるでしょう。

 しかし負った選手が路頭に迷う、妻と子供を養いなえないとしたら、負わせた側はどんな
責任をとれというのでしょうか?

 日本でも評論家や選手が

 「もっと激しくやれ!」

 と言いますが、それはどこか無責任に聞こえます。

 自分が個人練習の最中怪我をしたならば、それは自分で責めを負えますが、退陣練習は
あくまで集団の中での形です。

 厳しいことだけを考慮しても、意味が無いようにも思えるんですね。
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屈辱の場所で味わう栄冠、2006年と2012年

2012-05-30 19:40:32 | 日記
 6年前の夏、日本代表はヴェストファーレーン・シュタディオンでブラジル代表の前に
成す術なく完敗し、ワールドカップから立ち去ります。

 そして2012年。

 まさかこの地、つまりボルシア・ドルトムントで香川真司がファンからその名を連呼
され、残留を促されるようになるとは。

 この明暗のコントラストは何なのでしょうか?

 ドイツのドルトムントファンは優勝に酔いしれるだけで構いません。
 
 でも僕たち日本人は香川が活躍できた背景と、2006年の日本代表が瓦解した理由、
それらを個人で考察する必要があると思います。

 「香川は凄い!」

 と言っていても飽きてしまいますからね。

 幻冬舎から刊行されている小松成美氏による「誇り」は、2006年の代表に近づく最適
の方法だと思いますし、この時の代表の姿を2012年の代表とダブらせることも必要で
しょう。

 「一体感と疎外感」

 は表裏一体。

 だからそこ指導者は代表に漂う空気に対し、あれほどまでに敏感になるのだと理解できま
す。

 「2006年の日本代表は史上最強」

 この文句、冒頭の数字を2012に入れ替えればそのままメディアが使いそうですね。

 タレント揃い、名監督という単語が勝利の保証書ではありません。

 僕は日本代表が予選落ちしても不思議では無いと思いますし、ヨルダン、オマーン、イラク
の実力は日本と拮抗していると考えるべきですね。
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シームレスという発想

2012-05-30 16:19:16 | 日記
 不用品を売却したお金で僕は、カルバン・クラインのシームレス・パンツを一枚購入
しました。

 最近はシームレス、つまり無縫製の衣類が増えてきました。

 例えばエドウィンも、「503」でシームレスを謳ったジーンズは開発し、売り出して
いますね。

 サッカーでも選手用ジャージはシームレスが多いようです。

 恐らく契機となったのは、2006年プーマがアズーリのジャージを縫製ではなく、接着
の形で提供したあたりからでしょう。

 この形ですと

 1・より軽い製品の提供
 2・縫い目が無いため、着心地が快適

 というメリットが生まれ、とにかく軽さが重点となるサッカー・ジャージには、大変優れた
技術となったんです。

 実際このパンツも、大変履き心地が良いですね。

 糸を使わなければコスト・ダウンにも繋がるのでしょうし、もしかしますと環境に優しい面
があるかもしれません。

 サッカーはボールにしてもジャージにしても、技術革新が出揃った面がありますが、今後
も新しいデザイン、技術が僕たちを楽しませてくれるはずです。
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日本の移籍の風景は甘いのか

2012-05-30 16:11:54 | 日記
 今日は休日で、午前中また不用品を売却しました。

 売却と続けていますと、

 「ああ、この品はあの店ではなくて、こっちの店で売れば良かった。」
 「このお店は感じが良いな。今度はここで買い物もしよう。」

 など、多くの反省点が見えてきます。

 空間を生むこととは言いつつ、やはりお金になる、ならないはどうしても気になりますし、
ちょっとやましいですね。

 でも欧州クラブは、選手をとにかく高く売却しようと躍起になります。

 従って選手の意思よりも、一番高値を付けたクラブと取引をしようとしますから、常に
緊張が生じます。

 新聞やインターネットで

 「誤報」

 つまり飛ばしが見られるのも、ひとりの選手に取引が多数存在することも、大きく関わっ
ています。

 日本はまだ海外への移籍黎明期の為、

 1・ファンが空港まで見送りに行く
 2・選手が最後の試合でファンに別れの挨拶をする

 など、送迎の場面が度々見られますが、より移籍が日常となればこの風景は消えてなくな
るかもしれません。

 その一方Jでプレイした外国人たちは

 「ファンが空港まで挨拶に来てくれた。
  こんなに感激したことは無かったよ。」

 と、その行動を労い感謝しています。

 日本の風景が甘いと見るか、それとも美徳と見るかは個人の見解もあるでしょうが、良い
風景なのかもしれません。
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レアル、ドログバに食指

2012-05-30 16:03:59 | 日記
 前回、僕はリケルメと彼が慕う指揮官3人のお話をしました。

 レアル・マドリーがチェルシーとの契約が切れるドログバの獲得に動き始めていると
いう報道を聞くと、改めて

 「恩師と愛弟子」

 の深さが感じ取れます。

 ドログバの代理人は34歳という彼の年齢を考慮し、最低でも2年の契約を結ぶ予定
です。

 ドログバからすれば、友人であるアネルカと中国で再会するよりも、自分に対して
一流とは何かを教えてくれた指揮官と再び戦う方が似合っていると思います。

 モウリーニョもドログバを迎え入れることは、やぶさかではないでしょう。

 ベンゼマはともかく、イグアインの去就はどこか不透明な点がありますし、昨年レンタル
でアデバヨールを獲得したのは、最前線に

 「高さとポストプレイ」

 が不足していた為でした。

 ドログバはこのニーズに合致します。

 カカはイグアイン同様レアル残留を希望していますが、彼もまたパリでアンチェロッティ
と再会するかもしれません。

 パリ・サンジェルマンは来季のリーグ優勝が半ば義務の形ですし、マルセイユ、リヨンが
不調の今は最大のチャンスでもあるからです。
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