mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ローマ・フォロ・ロマーノ

2009年10月01日 | 旅行記

 皆さん、こんにちは!今日から早いもので10月ですが、昨日、9月30日を日記風にしますと、誠に慌ただしい一日でした。

 かみさんは、友達と一緒に東京ドームへ「ヨン様」を見に行きました。

 豆粒のような「ヨン様」を見たそうですが、鳩山首相の奥様が見えたそうですから「どこが良いのか?」などと批判めいたことを言いますと、女性軍から叩きのめされそうですから自重しておきます。

 小生は、午前中は、HPの更新作業(雲南省大満喫の旅行記など)をして、お昼ご飯を「夢庵」さんの「焼き魚定食」でいただいて、その足で、「豚ぷん」などを農家専用の販売店に買いに行きました。

 そして、それを畑に置いてきて、その後、入浴剤とここ数日分のおかず(魚、豆腐など)を買って帰宅しました。

 その間、ホームセンターで「タマネギ」などの苗を見たりしていましたら、「あっ」という間に夕方になってしまいました。

 その後は「お風呂に入って、ご飯を炊いて、夕飯を食べて」などで、昨日は終了です。

 こんなつまらないことを言ってますと、ローマの話から遠ざかってしまいそうです。

 今日は、ローマの観光スタンダードコースになっているフォロ・ロマーノについてお伝えしたいと思います。

 ここは、「古代ローマを支え続けた国家の中枢が集まる場所」でしたが、その栄華も帝政ローマの時代までだったそうです。

 フォロ・ロマーノの敷地面積がどのくらいあるのか分かりませんが、ローマの地図で勝手に推測しますと、縦、横とも600㍍以上ありそうですから、40万㎡以上ありそうです。

 発見が19世紀の初頭で、それまでには、一時、牧草地として使われたこともあるそうですから、なんと表現したらよいのでしょうか。

 このフォロ・ロマーノの全体を見る場所としては、南西にある「パラティーノの丘(上部に葉がある高い木が何本かあり、また、アウブストゥス帝の住居リベラの家などの遺構が残っている。)」が良いようで、ここから首を360度廻すと、古代ローマの建造物が次々と見えるそうです。

 またまた「見えるそうです。」となりましたが、私達の旅では、ここを訪問した記憶がないのです。(でも、緑が多い、牧草地のようなところを見たのは、はっきり覚えています。また、近くで結婚式が終わり、ハネムーンに出かけるカップルとこれを祝福する人々がいました。)

 さて、その360度で見える建造物としては、「クーリア」といわれる元老院(4世紀の改築、議会みたいなもの)、ティトゥスの凱旋門(ティトゥス帝の戦勝記念として81年に建築)、マクセンティウス帝のパジリカ(集会や裁判に利用された大広間)、ヴェスタの神殿(火の神、2世紀の建築)と巫女の家、セヴェルス帝の凱旋門(203年の建築、戦勝記念として建設)などです。

 いずれにしても、どれも1800年以上前の建造物で、写真で見ると迫力満点なのですから驚いてしまいます。

 特に、円柱神殿の柱などを見ますと、古代ローマ時代にタイムスリップした気分になるかも知れません。

 「ローマは、どこを掘っても遺跡が出てくる」というような話を添乗員さんから聞きましたが、今度は「ゆっくり、じっくり」古代ローマ時代ににタイムスリップしたいものだと思いました。