今日は朝飯を食って、かみさんが趣味の会合に行っている間に「畑」に水をやりたいと考えていました。
そして、かみさんが9時に出かけましたので、ポリタンクに水を入れたり、じょうろや鍬の準備をし始めました。
準備ができましたので、畑へ出かけようと思ったのですが、いつもの癖で朝飯後に歯を磨きたいと思い、洗面所で歯ブラシを動かしていました。
その時、「今日は確か土曜日だけど、何日だったかな?」と考えたのです。
そうしたら、「月末の土曜日は歯医者」を予約していることを思い出したのです。
まったく、人間というのは不思議な動物です。
「一般論で言うな!計画性がないお前だけに当てはまることだ!」といわれそうですね。
ところで、その時の時間が10時15分くらいでしたが、予約の時間は10時30分でしたので、滑り込みセーフで間に合いました。
歯医者さんが好きな方はいないと思うのですが、小生は、もう2年ほど通っていて、それほど苦痛に感じたことはありません。
今は治療と言うより、歯石の掃除という感じで「なんだかチョッピリ気持ちよい」のです。
治療を始めたときは、歯を抜かれたり、ブリッジ治療をしたりしましたので、痛い麻酔薬を注射されて、確かに早く終わってくれないかと思ったものでした。
それと、歯茎の中にある歯垢を取り除く作業も決して良い気持ではありませんでした。
何しろ、歯茎を「べろっ」と剥がして、あの「キイキイ」という音がする機械で掃除をするのですから堪ったものではありません。
何だ!お前も嫌いなのか?と思うでしょう?本音を言えば、もちろん、大嫌いです。
でも、この年齢になりますと歯の大事さが身にしみて分かってきます。
特に、小生のように「親から素晴らしく良い歯を貰った」と自信過剰で、歯の手入れを怠っている人間は、その大事さがなかなか分からないようです。
何しろ、2年くらい前、つまり、50代後半まで歯医者の行ったことがないのですから、始末に負えない話なのです。
正直な話ですが、歯医者に行かないことを「俺の歯は、こんなに丈夫なんだ!」と自慢していたのです。
でも、「虫歯にも歯槽膿漏にもならない歯なんて」あり得ない話です。
いくら虫歯がなくても必ず、歯石がたまって歯槽膿漏になってしまいます。小生のように虫歯になりにくい人間は、歯医者さんに行かないことから歯がなくなってしまう可能性が高いと言えます。
そういう意味では、虫歯にならない人ほど歯医者さんに行くべきだと思うようになりました。
ところで、歯がなくなれば、どうなるか?皆さんお分かりですよね。
そうです、人生、最大の楽しみである「食」が楽しくなくなってしまいます。
「食」など人生最大の楽しみではない!まぁ、そういう方もいらっしゃると思いますが、でも、生きている限り食事をするのですから、入れ歯のことを考えれば、答は一目瞭然です。
今日は、旅行のことをレポートしようと考えていましたが、「歯の治療」の話になってしまいました。
最後に、、歯医者さんは、知識もさることながら「できるだけ抜かない、という治療方針」と、それを裏打ちする「技術」を持っている方にお願いしたいものです。