こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

アフター・エイト

2005-04-29 06:45:39 | 時間
日の暮れるのが、どんどんと遅くなってきている。天気予報では、日の出6時22分、日没20時59分となっていた。こちらに来てしばらしてから見た天気予報では、確か日の出6時30分、日没20時45分だったと思う。20時過ぎても明るいので、一日が長く感じて得した気分だ。

昨晩はアーレンベルグにCastle concertを聴きに行き、今晩はベゲーノフの教会で合唱を聴いてきた。どちらもルーヴァン大学の学生オーケストラと合唱団だ。ルーヴァン大学にはレメンズ音楽学校があるので、その学生かもしれない。アットホームな感じで、とてもよかった。教会の音響はとても素晴らしく、ビバルディのグローリアが印象的だった。歌声が、人の心に残るような設計になっているのだと思う。

昨晩は20時に始まり、終わりが22時。そして、今晩は20時半に始まり、終わりが23時だった。アフター・ファイブならぬアフター・エイトを十分に楽しむことができる。街の広場では、木曜日の夜を学生たちが夜遅くまで語り明かしているのだろ。明日の昼から、学生たちは自宅へ帰るからだ。

今晩の演奏会でも、途中で弦楽四重奏があり、
Jan Van der Roostの曲が演奏された。それが昨晩のオーケストラでも演奏されたIsraelische dansen。という同じ曲だった。東洋風なところがある独特の作品だったので、インターネットで調べてみると、現代ベルギーの有名な作曲家であることがわかった。レメンズ音楽学校で教えているようだ。