手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

第56回 手稲文化祭  今年は減免になったが、来年は助成対象外

2005-08-31 22:24:34 | 手稲文化協会関係
 手稲で56年間、開催してきた「文化協会の文化祭」、今年は手稲区と共催で、区民センター使用料減免での開催を認めていただいた。頂けた、と言うべきなのかもしれない。行政にとっては、地域で、地道に努力し、ささやかな地域文化活動をしている、文化協会などは、目の上のたんこぶみたいなものなのかも知れない。
 56年の歴史と伝統、と言われれば、一概に無視することも出来ないし、かといって、両手を挙げて支える程のものでもないと思うのでしょう。
 生涯学習を叫ぶ、行政が、行政の枠の外で、活動する文化団体の活動の芽を摘み取ろうとすることに、言いようの無い寂しさを感じる。
 来年からの、指定管理者制度の施行でも、市、区主催、共催の行事は、助成の対象となるのです。今年、共催にしてくれた、手稲文化協会文化祭が、来年は共催に出来ないという。
 選挙が始まっている。地域の選出議員は、このような現状をどう判断するのだろう。田舎の郵便局をなくしたら駄目だと、大声で叫ぶ人が、地域に根付いて56年も、地域の文化の草の根を支えている、活動を、これも行政改革の一環だとして葬り去ることに痛みも感じないのだろうか。
 つい、愚痴が出る。地域振興課では、いろいろと今までに無い親切さで、今年は援助をしてくれている。  それだけに、今は言いたいこともいえない。
 来年から、手稲文化協会の瓦解が始まる。半世紀にわたった地域の文化活動を、指定管理者制度で押しつぶすのだ。春に、このページで、この問題を取り上げた時、今良い方法を考えてあげているのに、何でこんなに叩くのだといつて、私のブログをコピーして、詰め寄った方が、結局出来たのは、今年一年の共催による減免という道だったのです。
 10万そこそこの予算で、手弁当の、将にボランテイアによつて支えてきた、この地域の文化活動を、文化祭という、発表の場を、もぎ取り、もお、面倒を見れません、潰れるのなら、潰れてくださいと言うのでしょう。
 今日、臨時総会で、今年の文化祭のプログラムを決めて、来年からは、どうやって実施するか、皆で考えて見ましょうといいながら、先が見えるような思いをかみしめていました。
 手稲という、片田舎の、取るに足りない、問題なのかもしれません。
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