来月の4日、私の詩吟の教室の交歓吟詠会を開催します。お客さん7名ほど入れて56人ほどの会なのです。
そこで、会主として挨拶をしなければ成りません。このような場面には何回も立たされているのですが、何時までたっても慣れないし、早くからプレッシャーになやまされるのです。もっと簡単な乾杯の挨拶でもしどろもどろに成りかねないのです。
よく、「先生で話しなれているでしょう」といわれるけれど、どうもこのての挨拶は、まったく駄目なのです。現職で管理職試験(教頭試験)を受けるように言われて、受けたことがありますが、受かったらどうしょうと思ったものでした。それは、管理職になるとこの挨拶の機会が多くなるのです。仕事のことより、そんなことが辛く思われていました。幸い、試験に受からなかったので、その辛さを経験しないで済んだのですから、よかったと思いますし、管理職にならなかったから、今、こうして詩吟の先生で楽しませていただいていけるのです。
手稲に住み、町内会の副会長は6年くらいやりました。会長になって欲しいと要請されたことも、何度も有ったのですが全部断りました。断る理由は詩吟に影響があるということでしたが、実は挨拶が嫌だったのです。特に町内会で不幸があると、葬儀委員長などをやらなければならず、その挨拶に自信がなかったからなのです。
このたびの、交歓吟詠会も途中記念大会も含めて11回目と成ります。いつも挨拶はしてきているのですが、自分でよかったと評価できるものは全くありません。
詩吟について、思うことは沢山あります。それを挨拶としてまとめることは出来ないのです。せめて30分とか1時間とかで思いを語るのであれば、今すぐにでも話せるのです。ても、挨拶となると、駄目に成ります。
これで、人に原稿でも作ってやるということなら、そんなに苦労しないで作ると思うのです。それが自分となると駄目になる、変な話です。
とにかく、もうすぐです。原稿を書いてみるのが一番かもしれません。</font>