チベツトの・・・・あれは、紛れも無い・・・だ。民衆の不法暴動を抑えたといったものではない。民主主義運動への抑圧だ。
北京オリムピックが、接点になっているのは確かだと思う。チベツトの民衆にしても、オリム゜ックを控えた今は最高のアッピールの場面だっただろうし、中国にしては、まかり間違えばオリムピックボイコットにまで発展する可能性のある問題だし、少数民族の独立は単にチベツトだけの問題でもない。だとすれば、何としても押さえ込む必要があった。
民主化の運動を、独立の運動を世論ではなく武力で封じ込めるのは、独裁社会だけだと思う。そして、民主化の面をしながら独裁的権力をしっかり持っている国は未だ有るようです。
姿は違うのかもしれないけれど、日本が朝鮮で犯した過ちみたいなものが、まかり通っていたりするのです。
イラクだつて独裁国家になっていました。それを戦いでつぶしたけれど、その権力の中にいた人の抵抗が、中心にあって今も収まらないでいると見るのは間違いだろうか。これからも、ある問題に関しては、絶対に譲らない、強い強い国がいくつかあるのです。
オリムピック、ひょっとすると、何ケ国は開会式に出ないという事態が出るかもしれない。聖火リレーも、これからも、ものものしい警護の中で進むところが何箇所も出るのでしょう。しかし、オリムピックは成功します。