山口二区の補選、自民党が大敗。今日の道新、一面も社説も大きく取り上げていた。
後期高齢者、年金、道路、三点セットでそっぽを向かれた。内閣支持率も30%を割るところまで来ている。
ガソリンの特定税率を30日には復活させるらしい。さらに、道路特定財源も来年度からの一般財源化を認めながら再議決するみたい。
後期高齢者医療制度は、そのまま押し通すらしい。
ガソリンは、まもなく160円を越えるようになるらしい。また25円の税金が掛けられる。しかも、その使い道が道路作りとなる。高齢者医療で、保険料が年金からの天引き、単に天引きではない、今まで国民健康保険で支払っていた金額より高くなるのだ。道路に使わないで、この医療費にでも充当して、高齢者が安心して老後を送れる手当てにでもしてくれるのなら、まだいい。
高齢者にこれだけの負担を強いながら、道路をさらに作る必要があるのだろうか。多分そのうちに、消費税の増税も福祉を名目に進められるのでしょう。
ガソリン特別税を来年度から一般財源化するという言葉を鵜呑みには出来ない。抜け道を作って、名目だけの一般財源にする可能性を否定できない。
あの年金の使われ方、そして道路財源のあの使われ方、これは政府の責任なのだ、有能な官僚を天下りさせて、このような仕事をさせていたのだ。
年金問題も、膨大な時間とお金を掛けて後始末をしているけれど、何と言うことをしていたのだ。道路特定財源の使われ方だって、同じようなボロが見え隠れしている。そんなところを隠して、高齢者へのしわ寄せだけはしっかり天引きでやるのだから、高齢者が怒るのも当たり前なのだ。
道路より高齢者の安心のほうがずっとずっと大切だと思う。