共産主義国家でだめになり自由主義的な開放政策を展開して大きく前進した中国、ソビエットの例を見ながら、依然として旧体制を、続けて、人民を飢え死にさせたりしながら武力の増大を図り、今回は人工衛星の打ち上げという、ミサイルの発射を試みた。
今までに世界から人道支援という無償支援を受けながら、こんな危険なものを作るのに金を使う。これだけの金があれば、国民の飢えを救うことだって出来るはずだ。
どうしてこんなことになるのだろう。
東ドイツが、壁をなくして、民族統一を成し遂げたけれど、当然東ドイツ
時代の政権担当者は、その権力を失うことになった。朝鮮で南北統一をすれば当然キムジョンイルの独裁政権は崩壊するはずだ。まさか、南が北のこの政治の中に組み込まれることを認めるはずは無い。
北が今の体制を維持しながら、世界に伍して行くためには、強力な軍事力、特に核武装をしてどこからも手出しの出来ない国にすることが求められているのかもしれない。
南は多分、北の自壊をまっていると思う。しかし、一旦これだけの権力と軍備を備えていれば、その座を明け渡すことは出来ないし、守り続けるあらゆる手段を使うだろう。6カ国協議もただ重油を提供し、テロ国家の指定解除をしてあげて、揚句はこんなミサイルを見せ付けられている。
まずいい手立ては見つからないかもしれない。援助はただこんな危険なものを作る資金提供でしかないのなら、一切の援助をやめるべきだ。
