手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

演歌の歌詞で勉強することもある

2011-05-07 17:37:03 | 身辺雑記
以前に「備前瀬戸内下津井港」という貸しに出合い、備前だから岡山県だということはわかったけれど、下津井が判らなくて調べたことがある。

 この間「郡上八幡・・・」という曲に出会って。郡上八幡が岐阜県の長良川の流れているところで、徹夜の盆踊りがやられるところくらいの知識?はあった。それが歌詞の中に「私かわさき、春駒あなた」と出てきた。まったく判らない。たかが演歌です。判らなくてもどうということもないのですが、「かわさき」というと何か地名みたいに聞こえる。「春駒」というと、馬を連想する。判らないと気になる。

 また「吉田川」とか「宗祇水」という言葉も有る。肝心の長良川が出てこない。

 それで検索して見ました。今のPCは便利です。とても詳しく書いてあります。

郡上踊りは7月から9月まで酸化つきに渡って繰り広げられるロングランの簿踊りで、盂蘭盆会の四日間は徹夜踊りになるといいます。

 先に書いた「かわさき」というのは、盆踊り唄の一つで、一番先に踊られる踊りの歌で「郡上八幡出てゆくときにゃ雨も降らぬに袖ぬらす」という文句で始まるようだ。「春駒」というのは二番目に歌われるものらしい。この踊りはテンポの速い男性的な踊りらしい。

 「吉田川」は、長良川の支流で、郡上八幡を流れる川のようだ。「宗祇水」は宗祇のゆかりの有る湧き水のあるところみたいだ。

 郡上踊りの特徴は、男性の踊り手が多いことと、下駄で地面を蹴るその音が心地よいらしい。狭い道路一杯に踊りの列が出来ていて、踊らぬ阿呆はいないみたいだ。

 昔、盆踊りで真夜中まで踊り、踊り上手といわれたかったりしたことが懐かしく、今でもこんな伝統が残っていることがとてもうらやましく思われる。所詮、北海道は新開の地で、伝統などとは無縁の地です。北海盆踊りが消滅していくのも当然のことだけれど、同時に伝統芸能が次々に衰退してゆくのを見ながらやりきれない思いをしている。
コメント
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