手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

五月晴れの日があっただろうか? 五月の台風被災地に行かないでほしい

2011-05-29 17:01:12 | 無題
皐月の空、すがすがしい青空、今年は、そんな日のあった記憶が無い。一日のわずかな時間あったとは思うが一日を通して、ああ、いい日だ、春だ、と思ったことが無かったように思う。季節の推移だけは庭の花が教えてくれた。でも肌寒い日ばかりで、暖房の使わない日が無かったみたいだ。

 とんでもない時期にとんでもない台風が襲って沖縄から九州、四国を襲ったようだ。余波が関東地区にも来ていたようだけれど、今回の被災地が普通の雨程度で終わってくれるといいのだが、どうだったのだろう。天気予報を見ていないのでわからない。

 それにしても、あの原発、大変だ。菅総理、来年の一月までに冷温安定化が出来ると世界に宣言してきたけれど、本当に大丈夫なのだろうか。

 水素ガス爆発というのは、凄いものなのですね。水素ガスの発生のメカニズムは原発維持では、絶対起こしてならないだけに、厳密な対応のマニユアルがあつたとおもう。それにもかかわらず、次々と同じ爆発をさせた。あの爆発で、原子炉本体も破損したのだと思う。

 本体の破損箇所をふさがない限り、水は果てしなく流し込まなければならなくなる。水の処理が出来なくて海に漏れ出しとたら大変なことになる。

 あの工程表は、期待の工程で、信じがたいのが現実かもしれない。原発の被災者の身になると、本当にやりきれない。天災は諦められても、人災は諦めきれないところが出てくる。保障ですまない問題が出てくると思う。

 廃炉の決定は簡単だ。しかし、あの燃料棒などを取り出し完全に廃炉できるまでに、はとてつもない時間がかかるように思う。正常に作動している原発を止めて、廃炉に持っていくのと全く違うのだ。素人の私たちが心配しても仕方が無いのだけれど、被災者の方の思いが痛いほど感じられるだけに、心配せずに居られない。
コメント
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