義兄 ９８歳で逝く

　北広島に住まっている義兄が亡くなり、葬儀に行ってきました。
　１００歳まで生きると意気込んでいたのですが、遂に亡くなりました。

　月形で仕事をしていて、仕事を終えて北広島に居を構えたのですが、北広島に移ってからは、家の周りを花や木で飾ることに熱心にやっていた。

　とても気さくな方で、遊びに行くと必ずといっていいほど、ジンギスカンを、自分で準備して食べさせてくれたものでした。月形在住の頃は、山菜取りが好きで、随分一緒させていただき、今でも懐かしく思い出されます。年は私より１５歳くらい上なのに、アイヌネギなどを取りに行くと、険しい崖をすいすい上って、私の倍以上の収穫をしていたものでした。

　私の家内には、札幌に二人姉がいたのです。その上の姉ご夫婦が二人とも他界し、下の姉のご主人は数年前に亡くなり、今その姉も入院中で、今回の葬儀にも出て来れませんでした。
　私達夫婦は年が若いことも有りますがまだ結構元気な部類に入るようです。義姉二組が元気な時は、しょっちゅう遊びに行く楽しみが有ったのですが、もういまや遊びに行くことも出来なくなりました。

　私は詩吟の指導者として現役で活動しているから、まだ多くの方とのお付き合いがあるのですが、家内は姉二人がこんな状況、更に近所でお付き合いできていた方は皆様他界され、高校時代からの親友が一人いるのですが、その方がまたご主人をなくしてから体調を悪くして、付き合うことが難しくなったようです。

　長生きも良いけれど、こんな風に周りから親しい方が次々といなくなるのは寂しいことです。