手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

中国の漁業監視船団が尖閣列島周辺で示威行動を続けている

2012-09-19 18:40:45 | 無題
  報道だと10数隻の船団が連結水域に入り、時折日本の領域を掠めながら航行をつづけているという。

 狙いは何なのだろう。中国国内のデモと呼応しての示威行動なのでしょうか。

 日本の海上保安庁の監視船では太刀打ちできない。領海侵犯をして挑発をしないでいる、それだけでも十分の威圧になると読んでいるのだと思。ここで実力行使すれば容易に国交の回復が難しくなるので、いつでも実力行使ができると言う圧力だけを掛けているのかもしれない。

 不思議なのは、1000隻からの漁船が押し寄せるという話が在り、本当に大船団が動き出した映像も有った。だがそれがやってこない。ひょっとすると1000隻も来るとまず大変なことになるの分かりきっている。血も流れるかもしれない。そうなると是は大使館の窓を割ったのとは訳が違ってくる。

 それを未然に防ぐいわば自己防衛に近い船団貼り付けなのかもしれない。そうあって欲しいものだ。

 国内デモをあおって、それはひとまず抑えたけれど、今度船となると容易なことではない。日本も日本の領海内で侵略行為があるとすれば、自衛隊の出動が要請されるかもしれない。そうなれば中国は当然軍を動かざるを得なくなる。アメリカは尖閣は日米安保の範囲だと明言している。戦となれば、日中でなく日米・中の戦いになるかもしれない。是は中国も避けなければならないはずだ。

 そうならない手立てを考えてのことかもしれない。しかし危ない綱渡りだ。あおっておいて抑える。押さえがうまく機能すればいいけれど、下手をすれば矛先が中国の政権に向かう危険性をはらんでいる。

 数日前アメリカの高官が日中両国を訪問したけれど、是はいいタイミングだったと思う。

 国有化の本当の狙いが中国に伝われば、東京が購入するより穏便な形に落ち着くことになる。そこが理解されずにいるのだ。だが、船だまりとか灯台建設などに動くと危険が一杯だ。
コメント
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