手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

第二次安倍内閣発足

2014-09-03 19:30:27 | 政治
  政治問題にあまり興味を持たないのですが、一寸書きたくなりました。政権交代を成し遂げ、安倍内閣ができて以来もう600日になるという。その間一人も閣僚が脱落しなかったという。金の問題、不適切発言などで職を去る大臣を随分見てきたけれど、それがなかったことを私は知らなかったが、これは立派だった。

 今回の組閣で心がひかれたのは、幹事長に谷垣氏の起用と、新しい地方創生相の新設その大臣に石破氏を起用したことだ。谷垣氏はいわば元代表なのだから降格人事となる。それをあえて実行した安倍さん、それを受けた谷垣氏ともに褒められる人事だったと思う。これで次の総裁に石波氏の対抗馬ができたことになる。石垣氏はここで党をまとめる仕事をこなすことが、肩書の重みにつながると思うし、安倍さんの後継者としての展望が開けたことになると思う。

 地方創生という新しい省庁が作られるという情報を知らなかったけれど、これはとても大事なことだ。バブルの時代に都会へ都会へと流れた激しい人口移動があり、その結果地方の衰退へとつながっている。そんな中で地方創生は、TPP問題とも絡む重要な課題だと思う。この構想は当然閣内で議論されてきたことで、その中心に石破氏はきっといたのだと思う。地方経済の振興そして過疎化の中で疲弊している農山村問題など今後の日本創生の大問題なのだ。石破氏のような強い指導力が必要なのだと思う。

 安倍内閣はよくやっていると思う。まだ景気がよくなったというには遠いかもしれないけれど、一定の安定感があり、株価も1万5千円台をキープしている。また、安倍総理の対外外交は今までの総理がやらなかった積極的なもので、これは必ず大きな成果につながるものと言えるはずだ。

 世界の情勢は極めて流動的です。イスラム圏での内戦は終息の気配すらない。ソ連のウクライナ問題はこれは体の良い侵略戦争みたいだ。そんなソ連を相手に北方領土問題を片づけることはきわめて付きに難しいのでしょう。このソ連の行動は、中国の尖閣問題、南方海域での動きと共通しないでしょうか。それだけに集団的自衛腱問題は重要なのだと思う。
コメント
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