手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

平和教場  市橋さん教室を立ち上げた

2014-09-13 18:58:03 | 詩吟関係
  先に加藤君があたらしい教室「碌峭谺」を立ち上げたが、今度は市橋さんが教室を立ち上げた。二名の新しい生徒を見つけることができたといいます。教室立ち上げの条件をクリアしました。登録手続きが分からないといいますので明後日会いますからそこで詳しく話してあげます。

 二人には頑張ってもらはなくてはなりません。私の後継者になってもらいたい。そのためには指導者としての資質を向上させる必要があります。  
 当分二人とも平和教場での稽古は続けてもらいます。その中で私の指導法をしっかり理解していただくことにします。

  まず、詩吟を構造的に理解する必要があります。詩吟の音階とアクセントの関係の理解。主音、副主音について。母音返しについて、さらに吟譜の作り方、素読の仕方。発声の指導。余韻の引き方、止めの方法。きりがないくらいいろいろの問題に突き当たります。それに対処するためにはまず自分の勉強から変えなくてはなりません。

 当分は自分が習った通りに教えるところから進んでほしいものです。変に節をつけたり、必要以上のアクセントの強調などはやめるべきです。

 ほかの先生方の吟調に迷わされてもいけません。指導者として育っていく中で、おのずと独自の境地が確立されます。その時点で新しいものを取り入れても遅くはありません。初めから先走ってよいことは何もありません。

 詩吟の詩吟らしさは気迫です。気力に満ちた吟をまず第一に求めましょう。

 いろいろあるけれど、指導者としての勉強を少し念を入れてやって上げなくちゃならない。とかく背伸びして失敗する方が多いのです。

 今誕生した二人の指導者を、指導者として成功させることが今私に課せられた使命でしょう。
コメント
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