何らかの責任のある地位に在れば、それなりにやることはあり、そこそこやれる自信はある。しかし、既に組織の役職につく年齢をはるかに超えていて、望んでも与えられないのが現実だ。
詩吟の教師として、三年前は週五日詩吟を教えたりして多忙だったけれど、詩吟の会員も減少し、教室も統合したりして碌峭会という直轄の教室は一つになった。ほかに老人福祉センターの詩吟講師を今年も継続させてもらっている。しかし、昨年まで町内会の老人クラブ(健幸くらぶ)のサークルして活動してきた、健幸くらぶ詩吟が今年はサークルとして認められなくなり、会名も返上することになった。それでも5月から月二回のクラブ活動を続ける手はずができたようだ。それにしても、とても手持無沙汰な毎日になってる。
残された詩吟の活動は当然きっちりやって行きますが、時間を持て余す状況です。週一日は午後カラオケに出かけますが、ほかは暇なのです。肺気腫がかなり進んでいますから、歩くこと、力仕事はだめです。少し前からもう疲れてだめだと思いながら小説を読みだしました。二冊ほど読み上げて今三冊目に懸っています。結構楽しんでいます。書棚には購入したけれど読んでいない書物がたくさんあります。今まで暇なときはソフアに横になってテレビを見ているだけだったのですが、読書の楽しみに時間を割くことにしてみようかと思い返しています。どこまで続くか判らないのですが、88歳読書を楽しむ余裕があることに気付きました。