手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

老人クラブ 雑考

2018-04-05 19:52:03 | 随想

 以前の老人クラブと現状のクラブとは全く変わっていることを意識した運営になっているのだろうかと疑問を感じている。

 嘗ては町内会での老人の数がとても少なかった。しかし、今は老人の方が多いくらいの会員構成になっている。

 老人の少ない時は、長年活動してきた長老にご苦労様という意識で、労をねぎらうことが主眼だったように思う。従って慰安を主とした行事が組まれていた。町内会の活動を担う人も既に老人クラブに所属している方になったりしている。若い人が老人慰安するといった構図ではなくなっている。一方高齢化が進み、老人の中には慰安会のような会合に出ることがむつかしい方も多くなっている。独居老人も増えている。私の町内会の老人クラブは市の助成を受けるクラブで、そのために年間3回の研修会を設定しなければならなくなっている。中身は特別のこともなく、主眼はそのあとに用意されている懇親会となっている。研修会という言葉自体を重たく感じる人も多いし、懇親会でお酒をいただき楽しむことももう興味の外になっている方も多くなっている。サークル的な活動の助成もしているけれど、その活動は助成をするにふさわしいとは言えないような活動だ。こんな現実に向き合って、なすすべを失っている感じがする。現実を良く見つめ、より多くの方が喜んで参加できる活動を作り出すべきだと思う。今一番会員の参加するのは町内会の公園清掃だといいます。これをまず一つ取り上げ、より集まれて、なおかつ楽しかったといえるものにする方策を考えてはいかがかと思う。たとえば、二つの公園を手分けして清掃する。更に町内会を半分に分け、ゴミを拾いながら歩く班も作る。その中にあらかじめ育てたリーダーを配置して、活動の後話し合える用意をし、みんなが何か一言話すように設定する。お茶を飲みながら、自己紹介だけでもいいのです。更に話の輪を広げる対策を考える。何かそんなことをきっかけとしてのコミニュケーションが深まる活動へと広げることが大切だと思ったりします。

コメント
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