大相撲11月場所。本来は福岡場所になるのです。それがコロナのために両国開催となった。それはそれで正解だったと思う。でも、かつてない不調和場所になってしまった。両横綱が初日から休場。三大関の中、期待の二人が怪我をして休場となってしまった。大関横綱のいないような大相撲、こんなことかつてあったのでしょうか。とても寂しい感じです。
嘗て大関まで昇進したのに怪我で三段目まで落ちた照の富士が小結で活躍している。サホーターで覆われたような体だけど強い。あの全盛期の強さには及ばないと思うけれど、今場所ではずば抜けている。きっと優勝するのでしょう。
それにしてもけが人の多いこと・・・サポーターをつけていない人は珍しい。昔の相撲と全く変わったのですね。投げ合いでなく、ぶっかりあい、押し合うのが主流で、四つ相撲はほとんど見られない。突き飛ばす、かちあげる。あの土俵の上から下まで吹っ飛ぶのだ。けがをしないのが不思議なくらいだ。でも、体格の小さな力士が大男を倒すのはまた相撲ならではの面白さでもある。
コロナに負けないで次の初場所には、みんなそろって出てほしい。期待しておこう。