手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

福祉センター詩吟  18名参加楽しかった

2011-08-23 19:06:45 | 詩吟関係
お盆休みを挟んでの教室。朝からポツポツ雨が降るというよりこぼれるような天気だった。

 ほどほど涼しいし、何時もどおりに来てくれると思って出かけた。結局18名の参加、まずまずです。

 今日は最初に歌謡吟「まず一献」を、一回楽しんでもらいました。

 その後「汪倫に贈る」をやる。10分の休憩。休憩中にNさんが来てちょっと話をした。そのとき、私に話そうとしたことが突然思い出せなくなって、最近はこんなことが多いと嘆いた。それで、私なんか何時もだよ、といって笑った。

 それがあったので、後半の初めにちょっとこんな話をした。

  「老いることにはいろいろ有る。まず歳が老いる。肉体が老いる。皆も歳だけはかなり老いの歳ですよね。肉体的にも、かなり不自由を感じ、老いを感じていると思います。いろいろもの忘れも多くなって、老いを嘆く人がいますが、それは頭脳の老いではないのです。だって忘れたことは思い出す事が出来ますよね。さらに新しいことを覚えることだって出来ますよね。頭脳だけは進化出来るのです。今、来週までにこの詩文暗記していらっしゃいといったらほとんどの方が暗記してきてくれると思います。ただ、その気が無ければ駄目ですね。頭脳も使うことで進化するので、使わないでいたら退化しますよ。皆さん、こうやって詩吟に来ていることは素晴らしいことなのです。体が不自由でも、詩吟はちゃんと出来る。ここにも来ないで家で何もしないでいたら、どんどん頭脳も老化するのですよ。」と話した。皆様、納得顔だった。

 後半は「洞庭湖に遊ぶ」をやって終わりました。

 今日センターの玄関を入ったら、今年になって二人で来はじめた二人のうちのお一人が、待っていて、私に「今日、のどの調子がよくないので、休もうかと思ったけれど先生の講義を聴きたいから来ました。独吟は休ませてください」という。話だけでも聞きたいから来たといってくれる。うれしいことです。

 始める前、準備をしていたら、私のかばんの下のほうに何か入れて、私に何か言って戻っていった方がいた。あっ!!と思った。一年に一度干し貝柱を封筒に入れてくださるのです。きっとそれだと思ったらやっぱりそうでした。多分、実家から送られたものをそっと私におすそ分けをしてくださるのだと思います。私は講師手当てをいただいているのですから、こんな気を使っていただくと申し訳なく思うのですが、折角なのでありがたくいただいています。結構皆様気を使ってくださるのです。ずっと昔から、私の使うコンダクターの台の下に必ずドリンクが一本置かれているのです。何か順番で、置くようになっているみたいです。休憩時間に飲ませていただいています。休み時間には誰かが、必ず喉飴を二つほど持ってきます。何かとてもほのぼのとした雰囲気があり、教室と違った楽しさがあります。

 いろいろな教室で勉強してきた方も多いのですが、皆様楽しんでくれているように思います。福祉センター、もう20年になりますが、変わらずの雰囲気で現在に至っています。
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