「採取種の目安と見極め」
日本ムラサキの生育が進んで、沢山の種子の確認ができたら翌年度用の種を取り集めなくてはならない。
これは、紫根収穫の直前に当たるのだが生育状態がマチマチである場合の対処法である。

分枝の長さは30〜40cm、互生の葉は10数枚、その脇に種が1〜4粒着いている。
葉は緑を保ち、種子の熟成を待っている状態と思われる。

先端部には花も蕾も無い。しかし茎はまだ緑を保っているのでもう少し様子を見る事にする。

茎の葉は黄変して、葉の先端部が傷み始めている。種は薄茶色であるが複数の種が反り返っている。
この状態では種子の完熟を期待せざるを得ない。こうした茎の分枝を切り集める。

5弁の萼片の中に2粒の完熟種子。乾燥後は淡灰色で硬い琺瑯質となる。選別過程で最後まで残る種となる。

取り集めは大きなビニール袋が都合が良い。畑で落とした種は、行方不明となるので要注意です。
どちらかと言えば枯れたり、傷んだ枝が多い。紫根は余り期待出来ないので、種を少しでも得たい故である。

ビニール袋に入れて1〜2日間置いて、1枝毎種を押さえてバットに種を落とす。
枝をしごいて落とすと早いが、枯葉の中に種が入ったり分別が厄介である。

萼はゴミとして種と共に入るので萼片を寄せ集めて、種子のみを残す。
この段階で、種子の選別もする。小さな種、割れたり虫害の種、音もしないで転がる種は萼片と一緒に捨てる。
残された種は紙コップ等に入れて、後日採取の種もそこへ一緒にして乾燥保管する。
少しずつですが纏まったら、水を入れて浮種検査をする。乾燥期間は2週間以上です。
昨年は、このお盆の終わりには、秋苗用に苗床に播種をしている。
「ころころと ころがるおとに みいりあり」
「おともなく ころがるたねに くびかしげ」
日本ムラサキの生育が進んで、沢山の種子の確認ができたら翌年度用の種を取り集めなくてはならない。
これは、紫根収穫の直前に当たるのだが生育状態がマチマチである場合の対処法である。

分枝の長さは30〜40cm、互生の葉は10数枚、その脇に種が1〜4粒着いている。
葉は緑を保ち、種子の熟成を待っている状態と思われる。

先端部には花も蕾も無い。しかし茎はまだ緑を保っているのでもう少し様子を見る事にする。

茎の葉は黄変して、葉の先端部が傷み始めている。種は薄茶色であるが複数の種が反り返っている。
この状態では種子の完熟を期待せざるを得ない。こうした茎の分枝を切り集める。

5弁の萼片の中に2粒の完熟種子。乾燥後は淡灰色で硬い琺瑯質となる。選別過程で最後まで残る種となる。

取り集めは大きなビニール袋が都合が良い。畑で落とした種は、行方不明となるので要注意です。
どちらかと言えば枯れたり、傷んだ枝が多い。紫根は余り期待出来ないので、種を少しでも得たい故である。

ビニール袋に入れて1〜2日間置いて、1枝毎種を押さえてバットに種を落とす。
枝をしごいて落とすと早いが、枯葉の中に種が入ったり分別が厄介である。

萼はゴミとして種と共に入るので萼片を寄せ集めて、種子のみを残す。
この段階で、種子の選別もする。小さな種、割れたり虫害の種、音もしないで転がる種は萼片と一緒に捨てる。
残された種は紙コップ等に入れて、後日採取の種もそこへ一緒にして乾燥保管する。
少しずつですが纏まったら、水を入れて浮種検査をする。乾燥期間は2週間以上です。
昨年は、このお盆の終わりには、秋苗用に苗床に播種をしている。
「ころころと ころがるおとに みいりあり」
「おともなく ころがるたねに くびかしげ」