庭作りのポリシーは、なるべく、樹を切らずに、共存することを、長い間、守ってきた。ニセアカシアとは、元々、友人の奥様の言によれば、明治の初めころに、蜜を採取するために、北米原産の豆科の落葉高木樹を持ち込んだもので、痩せた土地などでも、繁殖力が旺盛で、従い、要注意危険外来生物リストに挙げられているそうで、日本固有種の樹木を、駆逐してしまうらしい。確かに、そう言われてみれば、手入れのされていない区画の土地などは、ほとんど、占有され放題である。棘があり、根から、不定芽が、おびただしく、出てくると、、、、。我が庭の西側にも、ひっそりと、息づいていたのが、ここ数年で、アッという間に、5m程に、成長して、初めて、6月初めころに、綺麗な白い花房をつけたのを見た。樹の幹も、太くなると、伐採が難しく、10cmを超えようものなら、切り倒すのも、経験上、大変難しいことは、分かっている。友人の奥様の助言もあり、伐採してみることにした。尚、根も、根絶やしにする必要があると、その後には、山紅葉と楓の苗を、植えることにした。