小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

信州生まれの「あずさ」のひよこに思う

2011年11月12日 | 社会戯評
昔、食肉用の鶏肉の輸入をタイから、やっていたときに、その元となる親鶏は、北米産の鶏で、米国の知的財産権の及ぶところであった。白色レグホンくらいは、名前だけは、知っているが、、、、。採卵鶏も、こうした傾向が、依然として、日本でも、根強く、なかなか、国産化が、前進しなかったのが、現実であったらしい。何と、わずかに、6%程度しか、国産化されてなく、親鶏は、外国からの空輸が、ほとんどであると、確かに、鳥インフルエンザのリスクは、侮れず、採卵用、食肉用を問わず、このリスク・ヘッジが、急がれるわけである。その意味では、国産化の推進は、外国産と能力が変わらなければ、積極的に、進めるべきであろう。宮崎の和牛のBSEの問題でも明らかなように、何世代もの開発は、時間がかかることは、否定できない。鶏も牛肉も、元になる種を開発するのは、知的財産権の観点からも、一地方企業だけでなく、国策として、野菜・果物なども含めて、喫緊の課題であると思う。TPPの議論が、連日、喧しい昨今であるが、、、、。