小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

銀杏の実を食す=季節を食す

2011年11月09日 | 自然・植物・昆虫
いつも通っているスポーツ・温泉施設の産直コーナーに、大粒の銀杏が、売られていた。横には、胡桃の実も、ネットにくるまれて、置かれていた。私は、ナッツ類が、食物アレルギーなので、やや、精の強い銀杏の実も、反応してしまうのであるが、キノコ類程の酷いものではない。もっとも、残念ながら、胡桃の実は、極めて、鋭敏に、反応してしまう。内部に、ナッツや胡桃が練り込まれているケーキなどは、私は、「掟破りの反則ケーキ」と呼んでいる。(外に、ふりかけられているのは、容易に、識別可能だが、、、、) 食べられるのに、食べられないことは、大変、悩ましいものである。舌は、満足するのに、体質・皮膚の方が、拒絶してしまうのである。秋の季節を感じるこうした生の胡桃や銀杏は、その季節でないと、食べられないのも、事実である。居酒屋などで、銀杏が、殻ごと、黒く焼かれて、半分、口があいて、手で剥きながら、熱っつつと言いながら、食べるのも、乙なものである。酒は、日本酒の地酒とくれば、たまらない。品物に凝ると、今度は、一人用の網焼き火鉢セットが、欲しくなるが、、、、御台所様の許可は、下りそうもないのは確かだ。ふぐの一夜干しやスルメを炙りながら、酒を飲むのも良いとは思うが、、、、。現時点で、「購買意欲」を、そそられる私の唯一の商品である。遠赤の網焼きを試みたところ、殻が、破裂してしまったので、やむなく、翌日、殻を割った後で、焼くことにした。ついでに、胡桃も、殻を割ってみることにした。結構、時間は、掛かるものの、存外、それ程、重労働ではない。うまく、割れるものである。要領を得ると、殻の割り方も、上達するものである。5分もやれば、生産性が向上してくる。秋の夜長は、こうして、更けて行く。