小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

(続) カーネギー・ホールでの辻井伸行の涙:

2011年11月18日 | 社会戯評
時として、無用なジャンク・コメントが、不躾にも入るので、アクセス制限で、英文コメントを拒否すると、設定したところ、辻井伸行のファン・サイトを主宰している中国系アメリカ人のMs. LIUから、コメントを、メールで、貰ったので、原文とともに、翻訳掲載します。

11月16日付けのブログ、「カーネギー・ホールでの辻井伸行の涙」と私のウェッブ・サイトのご紹介を戴き、有り難う御座います。
NYCでのコンサートに於ける辻井さんは、とても、荘厳な感じがしました。彼の演奏するピアノは、カーネギー・ホールでの著名な音響効果の中で、揺らめき輝くスタインウェイ社のピアノの上で、これ以上に、活気に満ちた音を刻むことは決してありませんでした。彼の最初のアンコール演奏曲は、アメリカ人作曲家、ステファン・フォスターとアメリカ音楽への賛辞として、同氏の作曲である美しい演奏曲目の"Jeanie with the light brown hair"(薄茶色の髪のジェニー)でありました。最後のアンコール曲目は、あなたが、書いた通り、感動的な東日本大震災の被害者に宛てた「それでも、生きて行く」という演目でした。
このコンサートには、わざわざ、NYCにまで、世界の隅々から、色々な人々が、演奏を聴きに来ていました。その晩は、とても多くの日本人の観客もいました。自分は、日本人ではありませんが、その演奏者である辻井さんとその母国、日本への賞賛と感動に圧倒されてしまいました。
又、来年の5月に行われるロンドン公演を見たいと期待しています。この国で、金賞を受賞して以来、かなり、演奏に円熟味が増したように感じられました。:彼の才能にとっては、空すら、限りあるものかも知れません。
敬具 Mei-Ling Liu

https://sites.google.com/site/nobufans/

Tsujii-san was magnificent in New York City. His piano never sounded more vibrant than on that shimmering Steinway in the renowned acoustics of the Carnegie Hall. His first encore, a tribute to American composer Stephen Foster and American music, was a beautiful rendition of Foster's song "Jeanie with the light brown hair". The last encore, as you wrote, is a moving tribute to the victims of the Eastern Japan earthquake.

There were those from different corners of the world that came to New York City for the recital. Very many Japanese were at the Carnegie Hall that night. Although I am not Japanese, I was overcome with emotion and admiration for Tsujii-san and his homeland.

I look forward to seeing Mr. Tsujii in concert again, next time in May in London. He has matured considerably since he won a gold medal in this country; the sky is the limit for him.

Respectfully,
Mei-Ling Liu