小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

ジョー・フレーザー氏の死に想う=あの頃、アメリカのボクシングは強かった

2011年11月11日 | 社会戯評
今、ヘビー級のチャンピオンが、誰かと問われても、残念ながら、答えられない。物心ついた頃は、ヘビー級のボクサーと言えば、ロッキー・マルシアノ、次に、フロイド・パターソン、そして、カシアス・クレー(後のモハメド・アリ)、そして、ジョー・フレーザー(止まらない機関車と称された)、更に、イベンダー・ホリフィールド、そして、ジョージ・フォアマン(後に牧師になり、戦う宣教師と呼ばれた)、マイク・タイソン(後に、婦女暴行罪で、逮捕される)この辺までであろうか?一斉を風靡した「蝶のように舞い、蜂のように刺す」と言われたアリを、倒した無敵と言われたフレーザーも、後に、ホリフィールド、フォアマンと、チャンピオンが、変わって行く。奢るもの久しからず、盛者必滅の理であろうか?あの頃のアメリカのヘビー級は、面白かった!これ以上に強いチャンピオンは、出ないだろうと言われていたのに、呆気なく、新チャンピオンが、次々と生まれた。あの頃のアメリカのヘビー級は、面白かった。先日、カシアス内藤の子息が、ボクサーとして、デビューするドキュメンタリーを見たが、久しぶりに見たカシアス内藤の風貌には、深い人生が、滲んでいた。ジョー・フレーザーの死の記事に、色々と、想い出された。