The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2010 ブルゴーニュ・ルージュ オー・ペルソン デイヴィッド・クラーク

2013-08-04 13:18:35 | ワイン
もう既に何度も紹介しているので、またか!の感もあるとは思いますが、
数日前に開けてみて、ヤハリ、イイ!と、再確認いたしましたので、再びご紹介いたします。



『デイヴィッド・クラーク』は元F1ウィリアムズのエンジニアであり、若い頃からの夢を棄てきれず、
2004年からモレ・サン・ドニでワイン造りをスタートさせたとのこと・・・

好きこそ、ものの上手なれ・・・とよく言いますが、
正にこの人のワイン造りは、その諺を地で行ったようなもの・・・

凡そ、ブルゴーニュ・ルージュというものを飲んでみて、これほどテロワを美しく表現をし、
エレガンスを魅せてくれるものを、ワタクシは他に知りません!

特にも2010年は冬の霜害と結実不良によって、葡萄の全体量の45%の収穫で、
10月になってからの収穫となったとのことですが、
出来てみれば、実にダイナミズムを内包した、
滋味の豊富な奥行きのある、見事なブルピノなったわけ。

ソレは『デイヴィッド・クラーク』その人の、ワイン造りへの愛情そのものであり、
たかだかACブルゴーニュでも、グラン・クリュ並みの手間をかければ、
そのワインは、チマチマとしたヘナチョコ・グラン・クリュを遥かにクロス・オーヴァーする、
ということを、白日の下に晒してくれたということなんですね。

まあ、他の人はどう思うかは、分からないけれど、
一回飲んでみる価値は十分にあると思う・・・

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