The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2006 ジュブレイ・シャンベルタン VV セラファン ペール・エ・フィス

2013-08-21 04:56:30 | ワイン
お盆中のことでしたが、プティ精進を食べながら、
どうしても骨のあるブルゴーニュを飲みたくなった事があって、
坂から転げ落ちるかのように、堪らずこのワインを開けたんですね・・・





凡そ『村名 ジュブレイ・シャンベルタン』で、今まで飲み比べて見て、
最良の造り手を揚げよといわれれば、おそらく『アラン・ビュルゲ』と、
この『セラファン』を揚げるでしょう。

2006年物はソロソロ熟成も佳境に入って、鉄分とアニマルの香気が立ち上がり、
いかにも色気が出てきたな・・・とブルピノ好きのセンサーを刺激し始めた模様♪

ソコヘ持ってきて、果実は骨組み堅固ではあるものの、
タンニンは甘く、ほどよい親和性を見せてきているところ・・・

一つ注文をつければ、わずかに酸度が低く、甘いがために、
食事との相性云々というよりは、それだけで楽しむワインといえそうだ。

加えて、底に潜む複雑なエキスが半端じゃなく、
それこそ成熟した大人のワインヒートの痒い所にも手が届く代物なんだわさ♪

このワインを飲んで、ブルゴーニュ魂に火がついて、その後の一連の流れになったわけ!
このワインにはそれだけの底力があるということです。

美味しゅうございました。

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