The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2000 ボーヌ・マルコネ ルモワスネ

2014-09-29 22:44:52 | ワイン
『ルモワスネ』・・・懐かしくも、ワタクシにとっては優しく染み入る名前です!
狂乱のワイン・バブルの第2世代、どれだけの『ルモワスネ』を飲んだことか♪

その際たる物は『ル・モンラッシェ』『リッシュブール』『シャンベルタン』などなど。
名だたるグランクリュを惜しげもなくエイジングをして、納得の値段で世に送り出す!

そんなネゴスは、まあ『ルモワスネ』くらいだったでしょうか?
ワタクシは今でもソウ思っています。



今回はT商店経由のボーヌ・セットに入っていたもので、
なにしろ2000年という、微妙なヴィンテージにソソラレタ♪

実はブルゴーニュにとっての2000年は、実にハザマを埋めてくれる、
早熟のヴィンテージでして、さりむりブルゴーニュに熟成感を求めるワイン・ヒートなら、
ここのあたりが狙い目だと思う!

その日は、仙台出張帰りの長女が家に立ち寄り、明日には帰るというので、
『伯』さんで、このワインを持ち込んで一席を設けた。

料理はいつもながらの見事な流れ↓





そこへ登場した『2000 ボーヌ・マルコネ』はムッシュムラムラの熟成感、
酸度もホドホドに、優しく練れた果実は、ユルユルの癒し系♪

コレがラスマエの『鴨、大原女揚げ』に素晴らしい相性を見せてくれた!
僅かに香る、カレー風味がマルコネのスパイス感と実に良く合うのだ・・・

さりむり、と言えば、さりむり赤を出さなくても、と思うけれど、
生理的に欲することも、あるよはなあ・・・

だから、いっそう美味しく感じるのだと思う!
『ルモワスネ』いや懐かしい・・・